NHKアナウンス室

アナウンサーになりたい

先輩アナからのメッセージ

  • 廣瀬智美
    ひろせ・ともみ
    [所属]アナウンス室
    [入局]2004年
    [生育地]大分県
  • 入局から現在の経歴

    2004年~鹿児島局、2007年~大阪局、2009年~アナウンス室

    学生時代に打ち込んだこと、NHKの志望動機

    友人と国内外、いろんなところへ旅行に出かけました。お金は少しだけれども、自由になる時間はたっぷり。社会人になった今、なんとぜいたくだったのだろうと振り返ります。アナウンサーという仕事には子供の頃から憧れていて、中でもNHKは地方出身の私にとってなじみ深い放送局でした。大学時代は、半年ほどアナウンススクールに通って就職活動に臨みましたが、当時、民放のアナウンス職はほかに先駆けて試験が行われていたので、暗中模索の中、自分自身と向き合いました。

    初任地での思い出

    初任地はふるさと大分と同じ、九州・鹿児島。ニュース・リポーター・ステージ司会など、分野を問わず様々な仕事を担当して、自分の可能性を探ることができた3年半でした。野球実況では「打球はファーストの頭上を越えてレフトへ...」など数々の迷言を生み出しましたが、アマチュアスポーツが盛んな土地で、選手の技術や情熱を伝える魅力を感じ、その後の進む道を決めました。それまで生活したことのない場所で一からのスタートは戸惑いや苦労も多かったのですが、同僚や先輩、温かく見守って下さる地元の方々が何よりの支え。鹿児島で覚えた芋焼酎のお湯割りは、今でもお酒の場に欠かせません!

    現在の仕事、そのやりがい

    今年4月に始まった新番組「4時も!シブ5時」(平日夕方4時~4時50分)に出演しています。生放送の醍醐味を感じる刺激的な毎日です。ジョン・カビラさんを始めとするレギュラー出演者と、ゲストの皆さんとのスタジオトークが見せどころなのですが、アナウンサーとして進行役を務めると同時に「35歳・大分県出身・女…」という自分を形作ってきた個性で勝負しなければならない場面も。日々の生活の中で、自分は何に悩み、何に憤り、何に喜び、何を思うのか。カメラを前にして、飾らず本音で語ることの難しさとやりがいを感じています。

    ワークライフバランス

    2015年秋に出産、1年半ほど、産休・育休を取得しました。今は1時間の時短勤務で「4時も!シブ5時」の生放送がある日は、出勤→放送準備→リハーサル→生放送→反省会・翌日の打ち合わせ→退勤→子供のお迎え…と、昼食も番組台本に目を通しながらのあっという間の一日です。一番追い込まれるのは、子供の緊急時。私も夫も地方出身ですぐには親に頼れないので、保育園・ベビーシッター・近所の友人等々、いろんな方にサポートしてもらっています。先日、子供の薬を処方してもらうために薬局に行ったら、仕事との兼ね合いで営業時間内には受け取れず、途方に暮れているところ、親身になってくれる薬剤師の方がいて、家まで薬を届けてくれました。感謝感激、人の温かさが身に沁みました。同時に、直前に番組で「薬局」について特集でお伝えしていたので「次にこのテーマを放送するときには、自分の経験談が生きる!」と、欲張りな考えも生まれていました。自分で選んだ道でありながら、制約のある働き方に復職前は不安もありましたが、周囲の理解と協力のもと、自分の考え方次第で今の状況をプラスに変えられる!と今は感じています。もっと効率の良い時間の使い方など、課題はまだまだたくさん…目下模索中です。

    自分にとって、NHKの魅力、仕事の魅力とは

    おそらく日本で"NHK"のことを知らない人はほとんどいないのではないでしょうか?取材などで直接視聴者の声に触れますが、そのたびに感じるのは「NHKへの期待」です。多くの人に放送を届けることは、責任の大きな仕事ですが、その思いが通じた時には同じくらいの喜びを感じることができます。私はスポーツに携わっているので、選手たちや勝負を通じて、視聴者の皆さんが人生と重ね合わせられるメッセージを伝えたいと思っています。そんな大きな志も実現できるのがNHKです。

    みなさんへのメッセージ~こんな人にこの仕事を目指して欲しい~

    高い理想よりも、一歩を踏み出す実行力が大事だと思います。取り繕わず、自分らしく勝負して下さい!正直なところ、私も何度も取り繕っては化けの皮がはげ...。結局は生身の自分で挑むしかないと、様々な局面で感じています。自分の良さを最大限に伝えて下さい。


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