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インタビュー
2016年5月6日
4月から新シリーズがスタートした『忍たま乱太郎』。
アニメさながら息もぴったり、もはや家族以上の関係!?
高山みなみさん、田中真弓さん、一龍斎貞友さんに『忍たま乱太郎』について聞いてみた!
「忍たま乱太郎」ホームページはこちら
高山
24年…。特に年数という意味では、24年目か!と感じるところはあんまりないというのが実感です。
毎年、みんな一緒に歳を重ねてきていて、これは平等なことなので(笑)
田中
最初のうちはこんなに続くとは思ってなかったから、「またあるんだ!」みたいな感じだったのが、いつの頃からかもうあるものとして、(アフレコを)半年やっては、また半年やってという感じで…。
高山
「来年はありません!」なんて言われたら、相当ビックリするね。
貞友
ライフワークの一つ。
普通のことになっていて、お芝居をしているっていう感覚でもなくなっている。
田中
この人(一龍斎貞友)なんかもう、まんま“しんべヱ”ですから(笑)
高山
ひとり“実写版”ですからね(笑)
みんな普通に会話するのが、そのまま成立している感じですね。
貞友
日常の中のお互いのかけ合いというのか…(笑)
田中
最初のオーディションの時は、大変だったんですよ。
実は、私もしんべヱで受けた!しんベヱ役で呼ばれてたんです!
高山
私はもう二人が決まった後だったのかな?たぶん第三次のオーディションでした。
貞友
乱太郎、きり丸、しんべヱは、最初の頃と全然しゃべり方が違うんだよね。
だんだん、自分にやりやすいようにしていっちゃうんだなと。
田中
自分に置き換えちゃってね。
高山
最初の頃は、3人のキャラクターがもっと近かったと思います。視力検査みたいなテストの点数は…あんまり変わらないかもしれないけど(笑)、もうちょっとネジをゆるめたところで揃っていたところがあると思います。でも、今はそれぞれの特徴がはっきりしている。
貞友
自然な感じっていうのかな、子どもだとか忍者だとか意識せずに、演技を超えた部分でやれているのがいいのかもしれないね。
高山
特に何かを意識してとかじゃなくて、しゃべり始めたら、ぱっとその世界に入れちゃうっていう…。
田中
私たちのおかげ?(笑)
高山
(笑)いやいやいや…。継続が力になっているのは明らかだと思います。
ずーっと欠かさずに毎日見られるわけじゃないですか、同じ時間帯でずっとやっているというのは大きいと思います。
貞友
それとやっぱり、キャラクターの魅力だよね。
高山
たくさんいるから、誰か好きな人ができるじゃない。上級生を好きな人もいるし、先生を好きな人もいるし。尼子先生のキャラ付けがスゴイ。
あとね、目線が上からでも下からでもなく、真正面から安心して見られるアニメに作られているのが大きいと思う。
田中
乱、きり、しん、3人の家庭環境がはっきりしているのも、おもしろいよね。
すっごく平和な貧しいけれど愛のある、田舎ののんびりした家庭に育った子と、堺の豪商の大事にされている子と、戦災孤児と、仲良しなんだけれど家庭環境が三者三様っていう設定がおもしろいなと思う。
貞友
それぞれの子が自分の状況を受けとめて、「生きているそのまま」を受けとめているところがいいと思う。
高山
きり丸のアルバイトを、クラスメイトや担任の土井先生までもが手伝ってあげるとか。
本来ならストイックでハードな忍者の世界なのに、忍術学園自体がとてもハートフルなところがいい。
お互い助け合っているのがステキ。
アフレコ現場でも助け合っているところは同じだね。
田中
私たちは、みなみちゃんに助けてもらってばっかりだけど(笑)
貞友
いつも、ありがとうございます!(笑)
高山
いえいえ、こちらこそ!(笑)
田中
大黄奈栗野木下穴太(おおきなくりのきのしたあなた)!
一同爆笑
貞友
大黄奈栗野木下穴太、歌がね…。
ミュージカル仕立てで一緒に歌うシーンが時々あると、もちろん、私は歌が苦手なんだけど、佐藤正治(さとうまさはる)さんと一緒に歌っているとなぜか引っ張られちゃう(笑)
田中
最高だよね!
高山
私は、万寿烏(ますからす)と土寿烏(どすからす)。しんべヱがすごい忍者にされちゃうお話。
田中
みえちゃん(一龍斎貞友)、ずっと笑ってしゃべれなくなっちゃったっていう…。
貞友
そうだっけ、私自分の都合の悪いことはすぐ忘れちゃう。
一同爆笑
高山
笑い出すと止まらないのは、みえちゃん(笑)
貞友
私、某NHKの朝の生放送の番組でも笑ってしゃべれなくなって、「笑いながらでも声は変えられるんだね」ってイノッチに言われて。
高山
イノッチに言われたってことは最近ってこと?(笑)
田中
“あさイチ”じゃないの、それ(笑)
田中
あと、キャラクターじゃないけど、裏々山の茸協同組合のお話は思い出深いな。
4人しか出てないんだよね、乱・きり・しんの3人がキノコを採りに行って、失敗して、ただただその繰り返し。だけど、おもしろいんだよね。
貞友
やっぱり3人がいろんな失敗をするところがおもしろいよね。
リアル『忍たま』さながら、絶妙の掛け合いのインタビューは後半へ続く…。
次回は、『忍たま』から離れた質問で3人のパーソナリティに迫りつつ、今後の『忍たま』の展開を予想させる深~い話も飛び出します。
後編は5月20日(金)公開予定です。どうぞお楽しみに!
毎週月曜~金曜
午後6時10分から
NHKアニメワールド「忍たま乱太郎」の公式サイト。ときは戦国時代。忍術学園 の『忍たま』(忍者のたまご)乱太郎、しんべヱ、きり丸は、授業も試験もドジばかり。だけど忍たまの毎日は、あかるく・たのしく・ゆかい、なのだ!