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声優さんに聞いてみた『境界のRINNE』六道鯖人役 山口勝平さんに聞いてみた! 前編

インタビュー

2017年3月10日

4月8日(土)から第3シリーズの放送が始まる『境界のRINNE』
高橋留美子作品に数多く出演されてきた山口勝平さんに『境界のRINNE』について聞いてみた!
「境界のRINNE」ホームページはこちら

山口勝平(やまぐちかっぺい)
1965年、福岡県生まれ。『らんま1/2』で初主演を務め、以降も『名探偵コナン』工藤新一役や『ONE PIECE』ウソップ役、『犬夜叉』犬夜叉役など、高橋留美子作品に限らず、数々の作品で活躍を続けている。
INDEX
  1. どうしようもないお父さんなんだけど…
  2. 〇〇なところは…(笑)
  3. 個人的なこだわりは「がぴょーん」
  1. 新鮮な体験だったんです
  2. 変わらぬ“るーみっくわーるど”と今の時代
  3. たぶん負けちゃうだろうな(笑)

どうしようもないお父さんなんだけど…

―ご自身が演じる六道人はどのようなキャラクターか教えてください。

(笑)見た目のとおりというか、どうしようもないぐうたらなお父さんなんですけれども、どこか憎みきれない
留美子先生の作品全部に共通するところかもしれないですが、そこはもう先生の優しさなんですかね。全部のキャラクターに優しさがあって、本当に悪い人が出てこない。そんな感じはしますよね。
だから人も、作品中でどつかれたり殴られたりしていますけど、みんなどこか本気で怒ってないんじゃないかなと思います。不思議な魅力を持ったキャラクターですね。

〇〇なところは…(笑)

―ご自身と似ている部分はありますか?

いい加減なところ、似ていると思いますよ(笑)
わりと楽観主義的なところというか、そういうところは似ていると思います。
これまで留美子先生のキャラクターを、メインのキャラクターとしては3つ演じさせていただいているんですけど、その時々の自分が反映されているなと思います。
乱馬はデビューしてすぐだったので、右も左も分からずただただ一生懸命
犬夜叉をやるくらいになって、少しずつキャラクターを自分の中でこういうふうにしよう、という狙いを持ちながら演じられるようになった。
人というキャラクターと出会った時に、どっちかというとスタジオの雰囲気で出方を変えるというか、家でリハーサルしている時と全然違う人になったりすることもあります。
でも、それはそれでいいんだろうなみたいな(笑)

個人的なこだわりは「がぴょーん」

人を演じる上で一番大切にしていることは何ですか?

アニメーションって、決して自分の生理の間(ま)ではないんですね。そういう中でやりながらも、留美子先生のマンガの中にある独特な間というか、そういう部分は大事に演じていきたいなと思います。
人は(物語の)本筋に関わることも少ないので、自由に遊べる部分もあります。“るーみっくわーるど”の枝葉の部分、ギャグとかみんなが見ていて楽しめる部分なのかなと思えば、そこでは留美子先生が大切にしている間みたいなものは大事にしたいなと。
個人的なこだわりとしては、乱馬を演じていた時から、お父さん役の緒方賢一さんが、「がぴょーん」って飛んでいくのをアドリブでずーっと入れてらっしゃって、それはなんとなく受け継いでいこうかなと(笑)
それなので僕も作品中にどんどん入れていきますし、最近は界人くんもやっているんで「受け継がれてるな」っていうのを個人的に楽しんだりしています。

新鮮な体験だったんです

―これまで印象に残っているエピソードは何でしょうか?

やっぱり、人の登場シーン(第10話)ですね。
クールにいくことで、ひょうひょうとした感じが出ればいいなと思っていたんですけど、いざスタジオに入って界人くんとか良平くんとか、(先に)登場しているキャラクターの人たちとかぶらないように間をぬって演じていったら、あの人になっちゃったっていう(笑)
でも、その作業が自分では新鮮で楽しかったですね。なんか気負いが抜けたというか。久しぶりの留美子先生の作品だったので、プレッシャーを感じてはいたんですけど、意外とそれで作品世界の中にいられるようになったのかなと感じましたね。

変わらぬ“るーみっくわーるど”と今の時代

―高橋留美子先生の作品に数多く出演されている山口さんから見た「境界のRINNE」ならではの魅力は何でしょうか?

どの作品でも共通して言えるのは“キャラクターの魅力”なんですけど、留美子先生の作品は、カップルがその時代を反映していると思うんです。
『うる星やつら』の時は、口が裂けても好きとは言わん、って言うような昭和の男に対して、「ダーリンダーリン」って追っかけてくラムちゃん。
『境界のRINNE』では草食系の男の子と、一見何を考えているか分からない女の子という、「恋愛が進むのか?」というじれったさが描かれていて、今の時代を楽しむことができるところ。
あとは、日常という世界にひとつふたつ面白いエッセンスを投げ込んでみたらどういう物語が出来るだろう、というのが留美子先生の真骨頂だと思うのですが、今回は学園生活の中に<霊が見える>とか<死神>だとか<あっちの世界>とか、そういったものをポイポイと放り込んでみたらこんなに面白い物語ができましたという部分ですよね。
でも、完全なファンタジーというよりは、実際に生活していても「もしかしたら、そんな世界ホントにあるんじゃないか」みたいな部分が共感できるというか、面白いところなんじゃないかな。『RINNE』ならではじゃないけど、変わらぬ“るーみっくわーるど”が今の時代で展開するとこんな物語になりました、というところが『境界のRINNE』の魅力なのかもしれません。

たぶん負けちゃうだろうな(笑)

―まもなく第3シリーズがスタートしますが、意気込みはいかがですか?

人の出番も増えてくるということで楽しみなんですが、一番は“乙女”が出てくることですね。ちょっと今までとは違うスタンスで作品に挑むんだろうな、自分の中ではポイント高い話数になるんじゃないかなと思っています。
『境界のRINNE』では、『犬夜叉』で相手役を演じていたゆきのさつきちゃんと親子役になって、さらに第3シリーズでは『らんま』で1人のキャラクターを一緒に演じていた林原めぐみさんと、今度は夫婦役でという。なんていうんですかね、ワクワクする部分はありますよ。林原さん本人もとても喜んでいたので、相当気合入れてくるだろうなって思うから、負けないようにしなきゃな……っていうかたぶん負けちゃうだろうな(笑)

高橋留美子作品常連の山口勝平さんならではの、愛とユーモアにあふれたインタビュー。後編では、声優としてのパーソナルな部分に迫ります!
「『境界のRINNE』六道人役 山口勝平さんに聞いてみた! 後編」は、3月24日(金)に公開の予定です。

※「」の字は、さかなへんに「青」です。お使いの環境によっては正しく表示されないことがあります。

関連サイト

境界のRINNE

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放送は終了しました

同じ高校に通う死神少年・六道りんねと、幽霊が見える少女・真宮桜。2人は、学校中から寄せられる霊の悩みを解決する毎日を送るが、とある事情でとても貧乏なりんねは、死神道具を買うのにも桜に借金する始末…。お互い気になるのに進展しない2人だったが、新たな契約黒猫に、美少女だまし神、さらには、りんねとワケあり(?)な人物まで現れ、事態は混迷! りんねと桜の霊界をも巻き込んだ奇想天外な放課後はまだまだ続く!!

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