アニトク!

最新動画や声優インタビューなどスペシャルコンテンツ

一覧へ

「声優さんに聞いてみた」

インタビュー

2017年11月2日

世界中で人気のアニメ「ピングー」の新シリーズが、いまEテレで放送中。
声の出演は、ピングーを演じる岩崎諒太さん、それ以外のキャラクター全部を演じている田中文哉さんのお2人!
イワタナオミ監督、吉田直矢音響監督とともに、作品の舞台裏をたっぷり語っていただきました。
「ピングー in ザ・シティ」ホームページはこちら

岩崎諒太
7月1日生まれ、大阪府出身。劇場版「SING/シング」(日本語吹き替え版)やアニメ「僕のヒーローアカデミア」「ソードアートオンライン」などに出演。声優以外にも劇団ヘロヘロQカムパニーの一員として舞台活動にも精力的に活動中。今作「ピングー in ザ・シティ」にて、自身初のメインに抜擢される。
田中文哉
8月13日生まれ、神奈川県出身。2013年よりアトミックモンキー所属。出演作品に劇場版「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」、劇場版「イナズマイレブン最強軍団オーガ襲来」や、SNSゲーム「サウザンドメモリーズ」等がある。今作「ピングー in ザ・シティ」にて、自身初のメインに抜擢される。
イワタナオミ
映像ディレクタ-、イラストレーター、キャラクターデザイナー。「グレゴリーホラーショー」「ペコラ」などCGアニメーション作品を多数手がける。その個性的な作風は、海外でも高い評価を受けている。
吉田直矢
NHKデザインセンター音響デザイン部に所属。主にドラマ番組を担当し、大河ドラマ「真田丸」「八重の桜」、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」「ちりとてちん」などに携わる。
INDEX
  1. 奇跡のオーディション!
  2. クレイの質感と生音、そして…

奇跡のオーディション!

ピングー in ザ・シティ番組画像
ピングーの制作現場で印象的な出来事は何ですか?

イワタ

声優オーディションは印象深いですよね。

吉田

確かに!
満場一致でお二人に決まりましたからね。

イワタ

そういうのって珍しいんですよ。スタッフそれぞれ好みっていうものがあるから。

吉田

審査基準として、ピングー語がどういうものか、理解しているか、何語かわからないけれど、言葉になっているかどうか?っていうのが大事だったんですけど、二人は、ピングー語っていうのをどう理解して作ってきたの?

田中

僕は、いろんな外国語を聞くのが好きで、いろんな外国語の中間を探って作っていったんです。

岩崎

僕はモノマネが得意なんで、とにかく(旧シリーズを見て、そのピングー語を)聞いて、言語としてインストールする感覚で作っていきました。

* 1980年代にスイスで生まれた「ピングー」。現在、Eテレで放送中の新シリーズは、日本のスタッフ・キャストで制作。旧シリーズはクレイ(粘土)アニメだったが、今回はフルCGアニメーション。

ピングー in ザ・シティ番組画像

イワタ

台本を読むという感覚ではなくて、言語として理解する、これが良かったんですね。
そうそう、二人に聞いてみたかったんだけれど、たまたま二人は同じ事務所じゃないですか、もともと仲は良かったの?

ピングー in ザ・シティ番組画像

岩崎

劇団で先輩後輩だったりもしたので、よくしゃべっていましたね。

イワタ

だから、会話のコミュニケーションもスムーズに出来てるんだね。

吉田

そういう二人がオーディションで選ばれたっていうのも奇跡的だよね。

田中

この二人で決まったって事務所から聞いた時にものすごい安心しました(笑)。岩崎さんと一緒だ良かったって。

吉田

その関係性の良さが出てるのか、掛け合いがすごく自然ですよね。

クレイの質感生音、そして…

ピングーを作る上で大切にしていることは?

イワタ

映像を作ることで言うと、いかに(旧シリーズの)クレイの質感を残しつつ、今回CGの良さを活かして作るか、そういう意味でのバランスを大切にしているし、一番難しい部分でもありますよね
だから、出来上がったの見て、「あれ?これクレイじゃないの?」とか言われると嬉しかったですよね。

吉田

僕はこの作品で音の意味として一番大切にしているのは、感情をどうつなぐか、ということかな。
視聴者にこのシーンはどういうシーンなのか、温かいのか怖いのか、普通だったらセリフや微妙な表情でそういった微妙なニュアンスを伝えられるんだけど、この作品はそれができないからその足りない要素を音が感情をつないでいく

イワタ

僕が一番感動したのは生音をふんだんに使っていること。

* 生音:登場人物の感情や、ストーリーの状況を説明するためにつける「効果音」のうち、実際にモノを叩く、ひっかく、混ぜる・・などして収録する音をいう。通常のテレビアニメでは、シンセサイザーなど機械で作った音を使用する場合が多い。

吉田

生音を録ろうと思った理由も、肉体がないCGの絵が生きているように見えないといけないと思ったから。
普段日常で人が聞いている音を生々しく入れていこうというのが今回の方針なんです。

イワタ

成功ですよ。

田中

温かくなりますよね。ありえないキャラクターがありえない言語を喋ってるんだけど、身近な音がつくことで一気に親近感が湧きますよね。

ピングー in ザ・シティ番組画像

吉田

7分間なんだけど45分サイズのドラマの4倍ぐらいの音をつけてます。

一同

すごい!…一同驚愕

田中

僕は演じるキャラクターの数が多いので、基本的にはまっすぐ芝居をするようにしていて、見てこういうことを言っているんだろうな、って誰もがわかるように芝居をするんですけど、どこかにひとりひとりのキャラクターの個性をつけたいなと思って、喋り方の癖はキャラクターごとに変えています。

吉田

現段階で14種類のキャラクターやってますからね(笑)

イワタ

大変だよね(笑)どうやって作ってるの?

ピングー in ザ・シティ番組画像

田中

最初に声から作らないで、映像を見て、ぱっと自分から出た第一声を大事に作るようにしています。

岩崎

僕は、みんなが持っているピングーの声のイメージをいかに壊さずにというか、みんなの中にあるピングーの最大公約数的なものを守りつつ、そこに新しいピングーの要素をどう盛り込んでいくか、模索しているところですね。

ピングーという作品に愛情たっぷり、試行錯誤しながら制作している4人の話は尽きません。後半戦は、作品の見所に迫ります。

関連サイト

ピングー in ザ・シティ

ピングー in ザ・シティ

Eテレ 毎週土曜 午前9時20分から
[再] 毎週土曜 午後5時25分

小さな集落から、大都会へと家族と一緒に引っ越してきたピングー。街には大勢のペンギンが住んでいて、シェフ、フローリスト、カーペンターなど魅力的な仕事もたくさん!いたずらっ子で好奇心のかたまりのピングーは、毎回彼らを手伝おうと大張り切りするが、やんちゃが過ぎて失敗することもしばしば。様々な仕事に挑戦するピングーが、持ち前の機転と明るさで周りをハッピーにさせてしまうコメディ・アニメーション!

「ピングー in ザ・シティ」ホームページはこちら

関連情報

アニトク!
注目!情報

新着 アニトク!

ページトップへ