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インタビュー
2018年3月21日
Eテレで、毎週月曜~金曜の午前8時45分~と午後3時40分~放送している「プチプチ・アニメ」。その中の「ユニコーンのキュピ」で原案と声を担当している豊崎愛生さん。今回は声優としての豊崎さんにいろいろ聞いてみた!
プチプチ・アニメ「ユニコーンのキュピ」ホームページはこちら
この作品にはセリフらしいものはないので、監督と話し合いながらイメージを共有しつつ、自分がもともと持っていたキュピのイメージになるべく近い音を出したい…
喜怒哀楽を「キュ」と「ピ」でしっかり表現できるようにしたいと思っています。
小さい子が見てくれることも多いと思うので、優しい音だったり、キャッチーな音だったり、キュピの気持ちが伝わるように…と思いながら演じています。
監督や原作者の意図や、作品のテーマをしっかりと伝えられる、自分はそんなツールであること意識しています。
そうあるために、自分の演じるキャラクターの一番のファンであることが、そのキャラクターを掘り下げていく上で大事な部分ではないかと思っています。
そう思うようになったきっかけは、歌のお仕事もやらせていただいているんですけど、自分を褒めていただいたときよりも、演じたキャラクターを好きですと言ってもらえるほうに喜びを感じるな、ということに気づいた頃からかもしれません。
そうですねぇ…アニメを見るようになりました。とか私の名前を知りました。と言ってもらえるようになったのが「けいおん!」です。“アニメをきっかけに楽器をはじめました。“という人とかもいて、なんかすごく人の人生にかかわっているのかな?と感じた作品で、プレッシャーというのとはまた別の責任感が生まれました。
私が演じるキャラクターの先にいろんな人の‘おもい’がつながっているんだなぁというのを知って、それまでのキャラクターを演じるということにいっぱいいっぱいになっていた自分から少し変わりました。
自分が演じる意味というものを大切にしていきたいなと思うようになりましたね。
「みんなのうた」に出たいです!母が保育園の先生だったこともあり、よく見ていました。
子供のための歌とか歌ってみたいですね。
趣味と仕事が両立できているということです。
私はもともと、声を使って仕事をしたいっていうことが最初にあって、アニメのお仕事をやらせていただいたことをきっかけにアフレコ現場が一番楽しくなったというパターンの人間です。
好きなことがお仕事になって幸せだなと感じています。
この作品には、重たいメッセージがないところが魅力の一つなんです。
ちいさなお子さんから大人の方までみなさんに見ていただけるとうれしいです。
スポンジから生まれた「ユニコーンのキュピ」ということで、1作目はキッチンを舞台にしていたんですけど、2作目はキッチンを飛び出して子供部屋を掃除します。スポンジが何で子供部屋にあるんだって、思われそうですけど(笑)
キュピはどこにでもいるんだよ、みんなの近くにもいるかもね!?という2作目になっているので、子供部屋でキュピが何を掃除して何が出てくるのか、お楽しみに!ぜひ、ご覧ください!
豊崎愛生さん、ありがとうございました。「プチプチ・アニメ」は毎週月曜~金曜の午前8時45分~と午後3時40分~Eテレで放送中です!
どうぞお楽しみに!