NHKコンクール受賞番組

2009.6.19

アメリカ・フィルム・ビデオ祭でNHKの国際共同制作作品がグランプリを受賞しました。

コンクール概要

アメリカ・フィルム・ビデオ祭

アメリカ (2009年6月19日)

発掘アジアドキュメンタリー
「インド・マレガオンのスーパーマン」
2008年7月29日放送 50分

ドキュメンタリー部門

グランプリ
ゴールドカメラ賞(社会問題部門)

マレガオンは、インド西部のマハラシュトラ州にあるイスラム教徒が暮らす町。若者たちが、ハリウッドとボリウッドを強烈に意識しながら、人気映画「スーパーマン」のパロディ映画を制作した。そこには、現代の世界やインド社会への痛烈な皮肉が込められている。
最近、マレガオンで生み出される低予算映画は「モリウッド」映画と呼ばれ、インドで人気を博すようになってきた。
十分なお金も、撮影機材も、経験もない。それでも映画を作りたい…。映画「スーパーマン」の制作風景の一部始終を追いながら、夢を追い、奮闘する若者たちの情熱を描く。
(この作品はNHKが2007年からシンガポールの公共放送メディアコープと共同で実施している「アジアンピッチ(アジア国際共同制作プロジェクト)の初回制作番組です)

制作者から

NHKスペシャル
「言論を支配せよ~“プーチン帝国”とメディア~」
2008年5月12日放送 49分

ドキュメンタリー部門(政治・政府・国際関係)

ゴールドカメラ賞(部門1位)

ロシア史上初の二頭体制の下、実権を握り続けるプーチン前大統領。その権力基盤を支えるのが巧み且つ徹底的な“メディア支配”だ。三大テレビ局は国の管理下となり、国民はテレビに映し出される強い権力を熱狂的に支持するようになった。一方、報道の自由を模索する独立メディアは“圧力”に苦しみながら、ジャーナリストとしての信念か生存かという葛藤を強いられている。大統領交代をめぐる報道の最前線からロシアの権力構造に迫る

制作者から

NHKスペシャル
「北極大変動 第1集 氷が消え悲劇が始まった」
2008年5月25日放送 49分

環境問題部門

シルバースクリーン賞(部門2位)

北極を襲う大変動。750万km2の面積を誇った海氷は、2007年には観測史上最小を記録した。その影響を強く受けているのが生き物たちである。生態系の頂点に立つホッキョクグマは絶滅の危機に瀕している。科学者は、氷が消えることでさらに氷の消失が加速する悪循環が始まることを危惧している。北極の大変動を、グリーンランド、北極点、スバルバル諸島で描く。

制作者から

ETV特集
「アンジェイ・ワイダ 祖国ポーランドを撮り続けた男」
2008年6月15日放送 89分

歴史・伝記部門

クリエイティブ・エクセレンス賞(部門3位)

ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ。第二次世界大戦中のソ連によるポーランド将校虐殺事件を描いた新作「カティン」。この映画の完成を機に、半世紀にわたる検閲との闘いを赤裸々に語った。「灰とダイヤモンド」では社会主義政権への抵抗を、「大理石の男」「鉄の男」ではスターリニズムに立ち向かう労働者を描いた。そして今、父を虐殺された1940年のカティンの森事件に取り組んだ。「検閲議事録」や「絵コンテ」など初公開資料をもとに、検閲と闘いながら、祖国ポーランドの現代史を表現し続けた映画監督・アンジェイ・ワイダの姿を描く。

制作者から

課外授業ようこそ先輩
「みんな生きていればいい」
2008年6月22日放送 28分30秒

教育(一般)部門

クリエイティブ・エクセレンス賞(部門3位)

各分野で活躍している人々が毎回母校の小学校で仕事や人生について語る番組。9歳で失明、18歳で聴力を失った福島智さんは盲ろう者として日本で初めて大学受験を突破し、現在は東京大学でバリアフリーを研究している。福島さんは神戸市立舞子小学校の6年生に授業を行った。テーマは、どんな苦悩の中にあっても生き続けるために、本当に大切な事は何か。「見えない・聞こえない世界は、宇宙空間に一人ぼっちと同じ。だからこそ人とつながりたい。大切なのはコミュニケーション」だと福島さんは言う。

制作者から

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