NHKコンクール受賞番組

2011.12.9

アジアテレビ賞でNHKの2番組が部門最優秀賞を受賞したほか、6番組が奨励賞を受賞しました。

NHKの2番組が部門最優秀賞を受賞したほか、6番組が奨励賞を受賞しました。
また、NHKの総合テレビには、受賞作品が最も多かったチャンネルに贈られる「今年の地上波チャンネル賞」が贈られました。

コンクール概要

アジアテレビ賞

シンガポール (2011年12月8日)

ドラマスペシャル「心の糸」
2010年11月27日放送 73分

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単発ドラマ・テレビ映画番組部門

最優秀賞

高校3年の永倉明人(神木隆之介)は、母と2人暮らし。
石川県の水産加工会社で働いている母親の玲子(松雪泰子)は生まれついての“ろう者”で、明人は幼い頃から通訳などをして母を助けてきた。玲子は過去の経験から、息子を一流のピアニストにすることで、周囲を見返したいと思っていた。しかし、明人は母の期待が重荷であった。 そんな中、明人は路上ライブをする一人の女性・大貫いずみ(谷村美月)に出会う。 楽しそうにキーボードを演奏する彼女もまたろう者だった。いずみとの出会いを経て、明人はしだいに自分や母の生き方に疑問を感じていく。そんな明人の前に玲子が強く立ちふさがる。やがて明人は今まで語られなかった母の過去を知ることになり――。
耳の聞こえない母とその息子の純粋で激しくも深い親子の絆と愛情を描く。

制作者から

NHKスペシャル ホットスポット 最後の楽園 第1回
「マダガスカル 太古の生命が宿る島」
2011年1月30日放送 58分

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自然・野生生物番組部門

最優秀賞

世界で絶滅の恐れのある珍しい生物が集中している場所6カ所をとりあげ、最後の楽園で繰り広げられる大自然の営みと進化の不思議、尊い生命のきらめきを最先端の特撮技術を駆使して壮大なスケールで描きだすシリーズ。 第1回の舞台はマダガスカル。他では決して見ることのできない独特な生きものたちの宝庫である。今から約6550万年前に地球を襲った恐竜大絶滅の災害で島は哺乳類はじめ大型生物がいない空白地帯となった。その後、アフリカ大陸から渡ってきた動物たちは新天地で爆発的な進化をとげる。いったい祖先は、どうやってマダガスカルにたどり着いたのか?そこには、常識を超えた驚くべき能力が隠されていた。
(NHK、NHNZ、フランステレビジョン、サイエンスチャンネル、アニマルプラネットとの国際共同制作)

制作者から

BS世界のドキュメンタリー シリーズ
世界に生きる子どもたち
「ディリアニーズ~ハイチ 囚われの子どもたち~」
2010年11月1日放送 49分

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ドキュメンタリー番組部門(単発・特集)

奨励賞

カリブ海に浮かぶ島国、ハイチ共和国は、世界で最も貧しい国の一つである。今年1月、首都のポルトープランスをマグニチュード7の直下型地震が襲った。あれから半年以上。復興が進まず、いまだ瓦礫の残る街で、ひときわ過酷な境遇に生きる子どもたちがいる。彼らは「レスタベック」と呼ばれている。本来、レスタベックとは「一緒にいる人」という意味だが、奴隷のような扱いを受けるケースも少なくない。13歳の少女・ディリアニーズは、ハイチ北部の農村の生まれ。6歳の時、母親と別れてポルトープランスの里親の家に引き取られた。それから6年以上、母親とは会っていない。厳しい現実と向き合って生きる少女ディリアニーズの日々を見つめる。

制作者から

NHKスペシャル ホットスポット 最後の楽園
2011年1月30日~6月26日放送
第1・2回 58分、第3回~6回 49分

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ドキュメンタリーシリーズ部門

奨励賞

2010年、日本でCOP10(生物多様性条約締約国会議)が開かれ、改めて「生物多様性の維持」や「絶滅の危機にある生物の保護」が注目を集めた。NHKではそれに先駆け、世界で絶滅の恐れのある珍しい生物が集中している場所「ホットスポット」6か所をとりあげ、貴重な生きものたちの姿を記録してきた。番組では、最先端の特撮技術を駆使し、最後の楽園で繰り広げられる大自然の営みと進化の不思議、尊い生命のきらめきを壮大なスケールで描きだした。(NHK、NHNZ、フランステレビジョン、サイエンスチャンネル、アニマルプラネットとの国際共同制作)

制作者から

NHKスペシャル
日本列島 奇跡の大自然 第2集「海 豊な命の物語」
2010年10月10日放送 58分

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自然・野生生物番組部門

奨励賞

地球規模の視点で日本の自然を見つめ直す2回シリーズの2回目。
最近の調査で、日本の海には、世界一多くの種類の生きものが暮していることが明らかになってきた。その数、なんと3万4千種類。これほど多くの生きものが暮らすのはなぜなのか? それは、日本の海には、地球上の海の環境がすべて揃っているからだという。 サンゴの海から、氷に覆われる海。列島を包みこむように流れる巨大海流。深さ1万mにもなる深海。多彩な環境が無数の生きものの拠り所になっているのだ。
海面を覆うイルカや海鳥の大群など、3年がかりで撮影した海のスペクタクル映像と地球規模の謎解きの物語。

制作者から

ニュースウォッチ9 「被災者を弔う納棺師」
2011年5月5日放送 4分35秒

単発ニュース・レポート部門

奨励賞

放送当時、被災地では地震発生から1か月以上過ぎても毎日のようにがれきの下から遺体が見つかっていた。亡骸に対面した遺族は、さらに深い悲しみの淵に落され絶望の中に取り残される。その被災地で遺体の復元をボランティアで行っている納棺師の女性がいる。毎日、仲間とともに避難所や遺体安置所を回り遺族からの要望があれば、葬儀までの間に遺体を復元する。今までに復元した遺体は生後10日の赤ちゃんから90歳を超えるおばあちゃんまですでに300体を超える。レポートでは9歳から1歳まで4人の子供に母親の亡骸を見せられずにいた男性のもとへ納棺作業に行く女性を取材した。

制作者から

NHKスペシャル「巨大津波いのちをどう守るのか」
2011年5月7日放送 73分
(出品は58分の国際版)

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社会番組部門

奨励賞

日本の観測史上最大のマグニチュード9.0を記録した3月11日の東日本大震災。この地震により巨大津波が発生し、東日本の沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。津波は三陸の海岸では最大39メートルの高さにまで達し、仙台平野では内陸6キロメートルの町や集落にまで襲いかかっていた。
今回の巨大津波は、NHKや地域の人々によって膨大な映像が撮影されていた。番組では、あの日の映像と専門家による分析から、各地を襲った巨大津波の実像に迫った。そして、あの日撮影された映像に映っていた人々を探し出し、地震発生から津波襲来までの間、彼ら何を考えどう行動していたのか証言を集めた。巨大津波から大切な命を守るために私たちに何が必要なのか、その教訓を得る。

制作者から

発掘アジアドキュメンタリー
「森の出会い~日本”聞き書き甲子園”~」
2010年9月29日放送 50分

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撮影技術部門 

奨励賞

国土の7割を森林が占める「森の国」ニッポン。日本各地で暮らす森の番人たちは、数世代先の子孫のことを考えながら、環境と調和して暮らす知恵を培ってきた。しかし今、そのような知恵は失われようとしている。こうした森の達人たちを高校生たちが訪ね、その知恵や技を1対1で「聞き書き」する試みが、日本で行われている。番組では、“森の名人”と“高校生”4組の出会いと交流に密着。消費社会、競争社会の申し子である高校生たちは、森の名人たちの言葉をどう聞くのか?世代を超えた出会いは何を生むのか?ある試みを追う。

制作者から

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