NHKコンクール受賞番組

2012.6.4

ギャラクシー賞で大賞や特別賞を受賞しました。

コンクール概要

ギャラクシー賞

日本(東京) (2012年6月4日)

連続テレビ小説「カーネーション」
2011年10月3日~2012年3月31日放送 各15分

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テレビ部門

大賞

日本のファッションデザイナーの草分けとして活躍、やがて女手ひとつで3人の娘を世界的デザイナーに育て上げたヒロイン、小原糸子の波乱万丈の物語。大正2年に生まれた糸子は、大阪・岸和田の呉服商の娘としてすくすくと成長。生まれながらにおてんばの糸子はだんじり祭りが大好き。しかし、だんじりを曳く事ができるのは男だけ。「女より男やったら人生どんなに楽しいんやろ・・・」そう思った糸子は「女にしかできんことを見つけて自由に生きたい」と裁縫の道を選んだ。あらゆる困難に耐え、戦火をくぐり抜けて逞しく生きるヒロインの姿を描く。

制作者から

ハイビジョン特集「しあわせのカタチ
~脚本家・木皿泉 創作の“世界”~」
2011年11月12日放送 89分

テレビ部門

優秀賞

「野ブタ。をプロデュース」など、若者の間で大ヒットしたドラマを手がけた脚本家・木皿泉。実は、和泉務と妻鹿年季子という50代の夫婦だ。神戸に住む2人は、常に会話を交わし、時にぼやきながら、人の心の琴線に触れる台詞(せりふ)を紡ぎ出す。夫婦の日常と制作の現場をのぞくとともに、ふたりの姿を投影した書き下ろしドラマを交え、人気脚本家の創作の秘密に迫る。

制作者から

ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図
~福島原発事故から2か月~」
2011年5月15日放送 89分

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テレビ部門

選奨

福島第一原発事故はどのような放射能災害を引き起こすのか。事故発生の4日後から現地に入り、独自に大気中と土壌の放射線量の測定を始めた。調査の協力を得たのは放射線観測の第一人者である元理化学研究所の岡野眞治博士と元放射線医学研究所の研究官・木村真三博士。
さらに京都大学、広島大学、長崎大学の科学者達のネットワークと連係し、放射能汚染地図を作成した。放射線測定機を自動車に搭載して、福島県内3000キロを走破。その結果、放射能は原発から同心円に広がるのではなく、地形や風向きに影響されてまだら状に分布していることや、原発から距離が離れていても局地的に高濃度の放射能に汚染されたホットスポットを発見していった。浪江町、飯舘村、福島市・・・調査の過程で故郷を離れられずに汚染地にとどまる人々や、農業の全滅に絶望する人々と出会う。
番組では政府から汚染情報が的確に流されない中、混乱と苦悩の極みにあった福島の人々の状況も克明に伝えた。

制作者から

NHKスペシャル「果てなき苦闘 巨大津波
医師たちの記録」
2011年7月2日放送 50分

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テレビ部門

選奨

東日本大震災による巨大津波で、市街地が壊滅的被害を受けた宮城県石巻市。140を超す医療機関すべてが機能停止するなか、唯一残った石巻赤十字病院は地域20万人の“いのち”を支え続けてきた。NHKは3か月にわたり、被災地の医療の最前線を取材。現場の医師が直面していたのは、日本の災害医療が、かつて経験したことのない事態だった。 地震直後の病院内の様子を映した初公開の映像なども併せて、歴史的な記録をつづる。

制作者から

世界が私を待っている 前衛芸術家
草間彌生の疾走
2011年7月16日放送 119分

テレビ部門

選奨

ハデな水玉の服にピンクのカツラを冠った“水玉の女王”草間彌生。草間は強迫神経症による幻覚の恐怖から逃れるために絵を描き始め、独特の水玉で埋め尽くされた絵画やオブジェで名声を確立した。近年のオークションでは、現役の女性アーティストとして世界最高の5億7千万円の値がついた。その人気は美術界にとどまらず、世界の様々な企業からのオファーが相次ぎ、水玉で覆われた車、ケータイ、化粧品、衣料品などが猛烈な勢いで増殖を続けている。
その草間が「生涯最大の大勝負」と意気込むイベントが2011年から世界中で開かれている。スペインの権威ある美術館での展覧会を皮切りに、フランス、ロンドン、アメリカで、アジア人初の大規模な個展が開かれるのだ。この展覧会に向けて身体を削りながら、100を越える新作を制作する82歳の草間に番組は密着。“天才”の一挙手一投足は、見飽きない!

制作者から

NHKスペシャル シリーズ原発危機
「知られざる放射能汚染~海からの緊急報告~」
2011年1月15日放送 49分

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テレビ部門

選奨

東京電力・福島第一原発の事故によって、大気中に、そして海に放出された大量の放射性物質。今回、専門家チームとともに初めて、原発から20㎞圏内の海の本格的な汚染調査を実施。同時に、山間部の湖から河川もふくめた広範囲の調査も行った。そこからは、次々と新たな放射能汚染の実態が浮かび上がってきた。予想もしない場所で発見されたホットスポット。山奥の湖で、人知れず進行していたワカサギやイワナなど淡水魚の汚染。こうした結果は、これまで事故以来、様々な調査にもとづいて作られてきた日本列島の「放射能汚染地図」を改めて書き換える必要があることを意味している。放射性物質はいかなるメカニズムによって運ばれ、魚介類に濃縮され、私たちの暮らしを脅かしていくのか、その知られざる実態に迫る。

制作者から

ETV特集「花を奉る 石牟礼道子の世界」
2012年2月26日放送 89分

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テレビ部門

選奨

作家・石牟礼道子、84歳。半世紀にわたり文明の病としての水俣病を、代表作「苦海浄土」などで鋭く描き続けてきた。病を得た今も水俣病患者の悲しみや、近代日本が捨て去った人と自然が共にあった豊かな世界を“花を奉る”という気持ちで書きつづっている。水俣病が“最終解決”とされようとしている今、石牟礼さんは初のロングインタビューに応じた。患者たちとの交流や作品の朗読を交えながら、近代化とは何だったのかを問う。

制作者から

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