NHKコンクール受賞番組

2017.6.8

放送文化基金賞で受賞しました。

コンクール概要

第43回 放送文化基金賞

東京

NHKスペシャル「ある文民警察官の死 ~カンボジアPKO 23年目の告白~」
2016年8月13日放送(49分)

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テレビドキュメンタリー番組部門

最優秀賞

1993年5月。タイ国境に近いカンボジア北西部で、UNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)に参加していた日本人警察官5人が、武装ゲリラに襲撃され、1人が死亡、4人が重傷を負った。番組では、様々な角度からカンボジアPKOで起きた銃撃事件を検証。戦後日本の安全保障政策が大きく転換した今、そこには、私たちが目を背けてはならない多くの現実があった。

制作者から

ETV特集「水俣病 魂の声を聞く~公式確認から60年~」
2016年5月28日放送(58分)

テレビドキュメンタリー番組部門

奨励賞

水俣病は今年5月1日、公式確認から60年を迎えた。これまで表立って語ることがなかった患者や家族の証言を記録した録音テープが残されている。40年間に500人以上の証言を集め、去年、全6巻の「水俣病の民衆史」にまとめたのは、岡本達明さん(81)。加害企業・チッソの社員で労働組合の活動をしながら聞書を始めた。録音された肉声と新たな証言で60年を辿り、今も終わることのない水俣病被害者の心の叫びを聞く。

制作者から

NHKスペシャル「決断なき原爆投下~米大統領 71年目の真実~」
2016年8月6日放送(54分)

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テレビドキュメンタリー番組部門

奨励賞

1945年8月6日と9日、人類の上に投下された原子爆弾。広島と長崎では、その年だけで21万人の命が奪われた。アメリカで原爆投下は、「多くの命を救うために必要だった」としてトルーマン大統領が決断したという定説が戦後ずっと続いてきた。しかし、今、その定説が揺らぎ始めている。大統領は市民の上への原爆投下を実は望んでおらず、投下の意思決定は、終始、軍が主導で行い大統領は追随する他なかった事実が見えてきたのだ。今回、私たちは原爆開発の指揮官の肉声を録音したテープや、膨大な元軍人の証言、政権中枢の極秘文書を独自に入手し読み解いた。「トルーマン大統領は、何も決断していなかった―」。多くの歴史家も声にし始めた新事実に迫る。

制作者から

土曜ドラマ「トットてれび」
2016年4月30日~(各29分・28分)

テレビドラマ番組部門

最優秀賞

黒柳徹子さんの自伝的エッセイ「トットひとり」「トットチャンネル」を原作に、テレビの歴史とともに歩んできた黒柳さんの半生を描く。前半(第1回~第4回)は「青春編」。昭和28年、NHK専属女優第1号となった徹子が、生放送ばかりのテレビの現場で悪戦苦闘しながらお茶の間の人気者になり、やがてNHKを辞めフリーとなって活躍し始めるまでの奮闘ぶりを軸に、テレビ草創期の熱気を描く。後半(第5回~最終回)は「友情編」。向田邦子、渥美清、森繁久彌など、徹子がテレビの仕事を通じて出会った、かけがえのない人たちとの出会いから別れまでの交流を描く。各回のエンディングでは、出演者たちが当時のヒット曲やドラマに関わりの深い曲を歌い踊るなど、バラエティータッチの演出で描いていく。

制作者から

土曜ドラマ「夏目漱石の妻」
2016年9月24日~(各73分)

テレビドラマ番組部門

優秀賞

2016年は、日本を代表する文豪・夏目漱石没後100年の年。漱石の「坊っちゃん」「吾輩は猫である」「こころ」などは、今なお人々読み継がれている名作。実は、その多くは、妻・鏡子と歩んだ夫婦生活を下敷きに描かれている。頭脳明晰で几帳面、諧謔精神に富むが、とんでもなく気難し屋の漱石。一方大らかで、自分の考えをすぐ口にするタイプの鏡子。正反対の二人は、時にぶつかり合い、時に支え合いながらも、やがて、かけがえのない家庭を築いていく。時代は明治。大家族制が崩れ始め、都市型核家族が出現し、個の時代が始まっていた。漱石と鏡子は、その個の時代の体現者と言える。教員だった漱石は、英国留学を経てやがて小説家としてデビュー、数々の名作を描き名声を得る。明治という激動の時代を駆け抜け、夫婦として成長していく二人の姿を、妻・鏡子の視点から、生き生きとユーモアを交えながら描いていく。

制作者から

NHKスペシャル「File.5 ロッキード事件 実録ドラマ 第1部・第2部」
2016年7月23日放送(73分・58分)

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テレビドラマ番組部門

奨励賞

日本中に大きな衝撃を与えながらも「迷宮」入りしてしまった数々の事件。戦後のエポックとなりながら、いまなお真相は未解明のまま、時代の病理となった難事件。NHKスペシャル・シリーズ「未解決事件」は、日本に大きな衝撃を与え、今も生々しい記憶を残す未解決事件を徹底検証し、未来へつながる教訓を探る番組として2011年にスタート。「グリコ・森永事件」「オウム真理教」「尼崎殺人死体遺棄事件」などの真相に迫ってきた。取材した事実に基づく「実録ドラマ」と、証言や資料の発掘によって、新たな真実を提示する「ドキュメンタリー」を組み合わせ、事件を立体的にとらえる試みを続けている。今回は戦後最大の疑獄「ロッキード事件」。第1部・第2部では、東京地検特捜部の極秘資料や元検事の証言に基づいて、事件の舞台裏を実録ドラマで描いた。

制作者から

ザ・プレミアム 寅さん、何考えていたの?渥美清・心の旅路
2016年7月30日放送(89分)

テレビエンターテインメント番組部門

最優秀賞

今も“寅さん”と慕われる渥美清が亡くなって20年。その心のうちを知る手がかりが残されている。それは風天(フーテン)の俳号で詠んだ200を越える俳句。「お遍路が一列に行く虹の中」「花道に降る春雨や音もなく」…番組では「男はつらいよ」の名場面を楽しみながら俳句に込められた心を読み解く。出演は、倍賞千恵子、浅丘ルリ子、黒柳徹子、山田洋次、早坂暁。“マドンナ”として共演した吉永小百合の語りでお届けする。

制作者から

天空のお花畑 大雪山“小さな賢者”の物語
2016年10月10日放送(59分)

テレビエンターテインメント番組部門

奨励賞

制作者から

ETV特集「15歳 私たちが見つけたもの ~熊本地震 3年3組の 半年~」
2016年12月10日放送(59分)

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テレビエンターテインメント番組部門

奨励賞

多感な15歳の子どもたちは、大地震で何を感じ、どう生きていくのか。震度7の大地震が2度襲った熊本県益城町立木山中学校3年3組の半年を見つめた。震源のまちにある木山中学校268人の生徒に犠牲者は出なかったが、半数以上の子どもの自宅が破壊された。不自由な車中泊、避難所暮らし、壊滅したまち。先が見えない日々が続いた。しかしそんな情況にあっても、子どもたちは部活動を続け、体育大会を開き、合唱コンクールに励む。死に直面した体験を抱えながら互いに支え合い、たくましく生きていた。災害をバネに自らを問い直しながら歩む、さまざまな15歳の青春を記録した。

制作者から

震災ラジオ特集「3.11 若者たちは、いま」
2017年3月11日放送(123分)

ラジオ番組部門

優秀賞

制作者から

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