NHKコンクール受賞番組

2017.11.11

「地方の時代」映像祭で受賞しました。

コンクール概要

第37回「地方の時代」映像祭

大阪

NHKスペシャル「沖縄 空白の1年~“基地の島”はこうして生まれた~」
2016年8月20日(49分)

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放送局部門

選奨

5年前の本土復帰までアジアにおけるアメリカ軍の“核拠点”とされてきた沖縄。これまで、その詳細は厚いベールに包まれてきた。しかし、おととし、アメリカ国防総省は「沖縄に核兵器を配備していた事実」を初めて公式に認め、機密を解除。これを受け、いま「沖縄と核」に関する極秘文書の開示が相次ぎ、元兵士たちもようやく重い口を開き始めた。そこから浮かび上がってきたのは、“核の島・沖縄”の衝撃的な実態だ。1300発もの核兵器が置かれ、冷戦下、東西陣営の緊張が高まるたびに、最前線として危機的な状況に置かれていたこと、さらには、「核」の存在こそが、沖縄への米軍基地集中をもたらす要因となっていたという新事実・・・。1950年代から急速に部隊の核武装化を進めようとしたアメリカと、国民の見えない所に「核」を欲した日本、両者の思惑の中、“唯一の被爆国”の番外地として、重すぎる負担を背負うことになった沖縄。新資料と関係者への証言から、沖縄と「核」の知られざる歴史に光をあてる。

制作者から

こころの時代~宗教・人生~「地の底の声 筑豊・炭鉱に生きた女たち」
2016年11月13日(60分)

放送局部門

選奨

炭鉱で働く女性「女坑夫」は、命がけで石炭を掘り、家族を支え、子どもを産み育てた。炭鉱住宅「炭住」での生活は貧しかったが、老いた隣人には手をさしのべ、ときには置き去りにされた他人の子どもの面倒もみた。井手川泰子さんは、小学校6年生のとき、戦争末期の空襲で焼け出され、北九州市から筑豊の鞍手町に疎開した。友だちもおらず、孤独な少女だった井手川さんに声をかけ、受け容れてくれたのが、「炭住に暮らす女坑夫のばあちゃん」だった。彼女たちは、過酷な現実を生きる悲しみの中で、深い慈しみを育んでいた。女性たちへの聞き取りを重ねるうち、井手川さんは、人間存在の根底にある尊きものを、見いだしていく。

制作者から

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