NHKコンクール受賞番組

2017.12.27

文化庁芸術祭で受賞しました。

コンクール概要

第72回 文化庁芸術祭

東京

特集ドラマ「眩(くらら)~北斎の娘~」
2017年9月18日(73分)

テレビ・ドラマ部門

大賞

圧倒的な画力で世界を驚嘆させた天才絵師・葛飾北斎。その生涯を支え共同制作者でもあった娘・お栄は、父の背を追いながら、やがて独自の画風を切り開いてゆく。親子の情と絵師としての業、揺れ動くお栄の心情を細やかにつづる。本年、大英博物館でも展覧会が催されるなど日本文化の象徴として注目される北斎と娘・お栄の関係を通して、文化繚乱の江戸末期を瑞々しく描く感動の物語。

制作者から

土曜ドラマ 夏目漱石の妻
2017年9月24日~10月15日(各73分)

テレビ・ドラマ部門

優秀賞

2016年は、日本を代表する文豪・夏目漱石没後100年の年。漱石の「坊っちゃん」「吾輩は猫である」「こころ」などは、今なお人々読み継がれている名作。実は、その多くは、妻・鏡子と歩んだ夫婦生活を下敷きに描かれている。頭脳明晰で几帳面、諧謔精神に富むが、とんでもなく気難し屋の漱石。一方大らかで、自分の考えをすぐ口にするタイプの鏡子。正反対の二人は、時にぶつかり合い、時に支え合いながらも、やがて、かけがえのない家庭を築いていく。時代は明治。大家族制が崩れ始め、都市型核家族が出現し、個の時代が始まっていた。漱石と鏡子は、その個の時代の体現者と言える。教員だった漱石は、英国留学を経てやがて小説家としてデビュー、数々の名作を描き名声を得る。明治という激動の時代を駆け抜け、夫婦として成長していく二人の姿を、妻・鏡子の視点から、生き生きとユーモアを交えながら描いていく。

制作者から

NHKスペシャル 戦慄の記録 インパール
2017年8月15日(73分)

テレビ・ドキュメンタリー部門

優秀賞

太平洋戦争史上最も無謀と言われる「インパール作戦」。戦死・戦病死が3万にも及んだ凄惨な戦いの実態はどのようなものだったのか。インドとミャンマーの国境地帯が戦後長く未踏の地だったたが、今回、両政府との長年の交渉の末に現地取材が可能となった。さらに作戦を指揮した将官の肉声テープなど多くの一次資料も入手した。数々の新資料、新証言からなる「インパール作戦」の全記録は、決して忘却してはならない惨禍の記憶を、未来へと継承していく。

制作者から

ラジオ特集 「ドキュメント・原爆ドーム前」
2017年8月6日(50分)

ラジオ部門(ドキュメンタリー)

優秀賞

広島市の平和公園にある原爆ドーム前では、今、これまで見られなかった光景が日常化している。様々な国の外国人が人だかりとなり、数時間、原爆ドーム前に居続け、対話を重ねているのだ。去年のアメリカのオバマ大統領訪問をきっかけに外国人が急増する広島。そこには、外国人と向き合い、一人一人と原爆について対話を重ねる胎内被爆者・三登浩成さん(71)の存在がある。被爆72年の夏、原爆ドーム前で繰り広げられる三登さんと様々な国の人々との出会いややり取りを追い、今、世界に何が発信されようとしているのか見つめる。

制作者から

FMシアター 「冬の曳航」
2017年1月14日(50分)

ラジオ部門(ドラマ)

優秀賞

僧が生きたまま、海の彼方にある浄土まで目指すという捨て身行補陀落渡海(ふだらくとかい)。渡海船を曳いていく若者と、渡海僧として海上を曳かれていく二人が心の師と弟子ともいえる関係になる一日を、日本古来の音色のみで描く。

制作者から

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