これまでの放送

福田萌子×障害者カップル バリバラブストーリー結婚編

放送日

1月21日(木)夜8:00

再放送1月24日(日)0:00(土曜深夜)

出演者

福田萌子ほか

福田萌子×障害者カップル バリバラブストーリー結婚編
福田萌子が“真実の愛”を探しにバリバラへ!愛とは、結婚とは何か、2組の障害者カップルと語りあかす。▼1組目は結婚を決めた全盲のカップル。「さわることが命」と話す2人が、この時代だからこそチャレンジしたい「さわれる結婚式」とは?▼2組目は脳性まひ×知的障害のカップル。障害の違いや周囲の目が気になって、結婚を決めきれない男性に、萌子さんから愛の喝!と思いきや突然泣き出す萌子さん!涙のわけは一体…?

内容

目が見えない2人の“ふれあう愛”

バリバラブストーリー結婚編

大阪市内で暮らす、まさひろさん・はるかさんカップル。2人とも目がまったく見えない。2人が愛を確かめ合うために欠かせないのが、“ふれあう”こと。はるかさん「触るっていうのはコミュニケーションとして大事。触ることで、きょう元気ないな、とか。肌質悪いからきょう元気ないな、とか」。

見える人も見えない人も楽しめる結婚式をあげたい

バリバラブストーリー結婚編

入籍して1年半、2人が夢見ていたのが結婚式だ。式には目の見えない友人たちも招待、点字を貼った特製ウェルカムボードも用意した。めざすのは、見える人も見えない人も楽しめる結婚式だ。そのために、式でも“触れること”を重視。しかし心配なのが新型コロナだ。そこで出席者全員分の手袋を購入。式当日は、紙粘土で作られたケーキを出席者に配り、それに直接触れることでケーキの形を確かめるなどの演出を施した。出席者からは、2人の門出に惜しみない拍手が・・・。

式の最後には、はるかさんから両親にこんなメッセージが読み上げられた。「お父さんは私が小さなころ“見えんのも含めて、はるかじゃ”と言ってくれました。このことばで私のすべてが受け入れられ、大切にされていると感じました。お母さんは私の元気がないときはすぐに見抜き、大丈夫? 頑張れ、とすぐに応援してくれました。そんな優しくて器用になんでもできるお母さんを尊敬しています。これからはお父さんとお母さんがそうであったように、私もまさはるさんと明るい家庭を築いていきます」。

“触る”ことは諦めきれなかった

バリバラブストーリー結婚編

この結婚式を見て「幸せな気持ちになりました」と涙を浮かべる福田萌子さん。コロナ禍で結婚式を決断したことについて、まさひろさんはこう話す。「私たちが迷っているような状態では式はやらないほうがいいと思ったんですね。でも、やると決めたからには自信を持ってお迎えしようと。できる限りの対策をして、式を執り行おうっていうふうに決めたんです」。

自分たちにとって“触れる”ことが大事だという、はるかさんはこう話してくれた。「みんな見ただけできれいとか言うけれど、何がきれいなのか? 私たちにはことばだけじゃ伝わらない。だから“触る”ことが代替手段。さわることも、直接ではなく、手袋を使ったり、ちょっと工夫をするだけでできるようになるんじゃないかな、という視点で。だから結婚式で“触る”ことは諦めきれなかったんです」。

続けて「家族を安心させることが永遠のテーマで、私の自立にもなる」と話す、はるかさん。このことばを受け、福田萌子さんがこう語った。「安心させてあげたいって、愛じゃないですか、親に対する。それってみんな思ってることじゃないですか。だから永遠のテーマということばがグっと刺さりました。それは結婚っていう形だけでもないと思うんですよ。結婚かもしれないし、出産かもしれないし、一人で生きていても私自身楽しんでるよってことが安心させることだし、それにはいろんな方法があると思います」。

愛し合うけど・・・すれ違う2人

バリバラブストーリー結婚編

続いて登場するカップルは脳性まひのゆうきさんと知的障害のあるひろみさん。お互いのペースを尊重し、心地よい暮らしの形を探してはいるが、周囲からは心配も声もある。同棲から1年、結婚に向けてまだ一歩を踏み出せていないという。

手足に障害があるゆうきさん。毎朝2時間、ヘルパーが家に訪問し着替えや入浴の介助を受けている。しかしヘルパーが家にいる間、ひろみさんは自分の部屋からほとんど出てこない。ひろみさんには、知らない人とコミュニケーションをとるのが苦手という特性があるからだ。

結婚にふみきれない・・・

バリバラブストーリー結婚編

夢は結婚と話すひろみさんだが「このままで結婚生活を送れるのか?」と心配する家族や支援者の声に、ゆうきさんはずっと引っかかっている。ゆうきさんいわく「朝のやりとりも全然コミュニケーションとれてないし、このままでは成り立たないんじゃないか?っていう意見がすごく多くて」。

すれ違う2人だが、ここ1年、それを解消するために取り組んできた試みがある。それは「ごはん会議」。一週間分の夕食を2人で決め、買い物の予算やリストを作る。そして2人で一緒に毎日の夕食を作るというもの。バラバラな部分と合わせる部分、この「ごはん会議」をきっかけに2人にとって心地良い生活のリズムが生まれてきた。しかし、ゆうきさんは、結婚となるとまだ慎重になってしまうらしい。

“助け”を求めてきっとやっていける!

バリバラブストーリー結婚編

ゆうきさんが結婚に慎重になる理由は、周りの目や障害特性の違い、そして過去、勢いのみで一人暮らしを始めたため、家族との関係が悪くなり、支援者も離れてしまったことがあったからだと言う。いわく「ヘルパーさんも家族同然やと思ってて。祝福されたいですし、チームとしてうまく生活を回したいと思うが故にいろんな意見を聞いてしまうんですよ。」たとえばこんなことが心配なんだとか・・・「彼女は電話とかが苦手なんです。たとえば僕が救急車を呼ぶとか、緊急時どうすんの?ってある支援者に突っ込まれたとき、彼女は電話難しいよね?って言われてそこで返せることばが僕の中でなかったんです。」

萌子さんは、ゆうきさんのことばにこう返した。「愛する2人が結婚って形を決めて、そこが1つの幸せの通過点であるなら、そこを避けなくてもいいのかなって。電話ができないかもしれないけど、そうなったときに電話ダイヤルだけ押しますってしておくとか、緊急ボタンもあるかもしれない。そうなったら自分につながるようにしてって言ってサポートしてくれる周りが絶対いると思うし、そういうサポートを頼むだけでいいんじゃないかなって思う。」

玉木さんもこう続ける。「萌子さんの言うとおりやで。各自治体には緊急のとき連絡がつくボタンもあるし、そんなもん使ったらやっていけるよ。」

じつはプロポーズしてた?なんやねん!

バリバラブストーリー結婚編

結婚に対し、少し前向きになり始めたゆうきさんだが、じつはこの収録の直前、ひろみさんにプロポーズしていたことが発覚! 驚いた萌子さんは「ものすごく熱く語ったのに、プロポーズ終わってたんかい!(笑)。なんだもう。なんて素敵なの? もう・・・」。玉木「よかったけど、この時間、俺らがしゃべってきたことはなんやったんやろ(笑)」。