これまでの放送

アッと驚く!アートの世界 アンコール

放送日

1月8日(日)夜7:00

再放送1月13日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

松村邦洋ほか

アッと驚く!アートの世界
アート特集!独創的な作品を次々と生み、世界の注目を集める滋賀県の「やまなみ工房」。77名の障害者たちが、寝転びながら、歌いながら、思い思いのスタイルで創作している。美術と無縁だった彼らをアートに向かわせたのは、“健常者に近づく(普通である)ことからの解放”だった。個性あふれるアートの現場の魅力に迫る。プラス、統合失調症への理解を深める不思議なテイストの新コーナー「妄想リアル」も初登場。

内容

出演者

  • 松村邦洋さん(タレント)
  • 山下完和さん(福祉事業所「やまなみ工房」施設長)
  • 「やまなみ工房」のみなさん

アッと驚くアート作品 創作の現場に密着!

放送内容

バリバラのスタジオがまるで美術館に!レギュラー陣とゲストの松村邦洋さんが、「やまなみ工房」のアーティストたちの作品を鑑賞。不思議な焼き物、カラフルな人物画、驚きの細密画・・・黒い点々が描かれているように見えたものが、虫眼鏡でよーく見ると一つ一つが人の顔だったり・・・繊細かつ独創性に富んだ作品ばかり。何を隠そう、番組冒頭のVTRやスタジオセットに登場するカラフルなシンボルキャラクターも、この「やまなみ工房」のアーティストが描いたもの。世界の注目を集めるこうしたアート作品はどのように生み出されたのか。

放送内容

滋賀県甲賀市。福祉事業所「やまなみ工房」には自閉症や知的障害などがある77人のアーティストたちが通う。制作のスタイルはとにかく自由。時間も場所もやり方も全て本人次第。スタッフは、サポートはするが指導はしない。

放送内容

寝転んで肩肘を付きながら割り箸に墨をつけ描くという独特のスタイルを貫く岡元俊雄さん。工房に来て10年ほどは、とにかく集団にいるとイライラし、パニックをおこすという日々が続いていた。そんなある日、トラックに強いこだわりをみせる岡元さんの姿を目撃した施設長の山下さんが何気なく「トラックを描いてみたら」と勧めたところ、寝転びながら堰を切ったように次々と絵を描き始めた。

放送内容

お昼休み、誰もいなくなる30分間だけアトリエに来て制作をするという人もいる。山際正己さん。作るのはカッパのようなお地蔵さんと決まっている。20年間で作った数は4万個を超える。 「やまなみ工房」では、時間や管理の呪縛から解放されることで、次々と独創性あふれるアートが生み出されているのだ。

そもそもアートって何?

放送内容

「やまなみ工房」のアーティストたちの多くは、「アート作品をつくっている」という感覚はまるでない。
井村ももかさんの場合。大量のボタンを布に縫い付け、丸めて閉じた「ボタンの玉」を次々と作っている。歌を歌いながら楽しげに創作に励んでいるが、以前通った作業所では、作業中に歌うことは禁止されていたそう。今、井村さんは、大好きな歌のお姉さんになりきり、「ボタンの玉」を作り続ける。

放送内容

酒井美穂子さんは、ラーメンの袋を見つめて20年になる。工房では、彼女にさまざまな作業を当ててみたが、ラーメンの袋を手放そうとはしなかった。そこでスタッフは、一日中触り続けて、シワシワになったラーメンの袋を、彼女の表現と捉え、それを保管している。
つまり、ここ「やまなみ工房」では、作品を作ることが目的ではなく、自分らしく生きることこそ「アート」と考えているのだ。

放送内容

スタジオでもラーメンの袋をずっと持って見ている酒井さん。

山下
「ラーメンを持って過ごすことっていうのは、無駄に見えたり、無用なことだって感じてたんですけども。彼女ほど『私はこれして過ごしたいんだ!』って・・・この場でも持っていられる酒井さんをかっこいいなと思いますね」
松村
「なんか、僕らが思ってるのが正解じゃないんですよね。なんか型にみんなはめ込もうとするけど、どこに正解があるかわからないですよね」

コーナー企画

妄想リアル

統合失調症の方々に、日々体験している妄想や幻聴を発表していただくコーナー。周囲からなかなか理解されない彼らの体験を知ることで、偏見をなくし、バリアフリーにつなげようという試み。
司会は、月乃光司さん(「こわれ者の祭典」代表)と岡本真希さん。
第1回は、お茶室で3人の妄想をじっくり味わいます。

バニーボーイ
「バニーガール 便器を開けると 現れる」
茶ボーズ
「寝ていたら 裁判はじまり 死刑判決」
のんちゃん
「アナウンサー 朝 目覚めると 柴犬に」

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「本人が落ち着く、打ち込めることを大事に」

今回は「やまなみ工房の、それぞれの個性を活かす取り組みには賛成。でも一方で、酒井さんのラーメンについては、あのこだわりを解き放てる支援が必要なのでは」という見方もあると思う。そこが微妙なところやと思う。なぜ、ラーメンにあそこまでこだわるようになったのか? そこは出てなかったところやけど、「やまなみ工房」では、本人が落ち着くとか、打ち込めるということを大事にしてる、というところはとても重要。 番組としては、次の段階は(障害者のアートが)わざわざアールブリュットとか、くくられていることはどうなの?というところやと思う。まだそこは伝えきれてないと思う。

情報メモ

「やまなみ工房」のアーティストたちの作品は、工房に併設されている「ギャラリーgufguf」に展示されています。
「やまなみ工房」 滋賀県甲賀市甲南町葛木872番地(ハートヘルスパーク甲南内)
開館日:月曜~金曜、10:00~17:00 ※入場無料
問い合わせは、「やまなみ工房」 TEL 0748-86-0334