これまでの放送

キャンパスライフ応援企画

放送日

2月19日(日)夜7:00

再放送2月24日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

スマイルほか

キャンパスライフ応援企画
障害のある大学生の数は年々増え続け、全国で2万人以上、この10年で約4倍になった。一方で、「通学や学内でヘルパーを使えない」「教室内に階段がある」「授業で配布される資料が読めない」など、入学後に様々なバリアにぶつかっているという悩みも。講義や研究、バイトや恋愛、サークル活動など、行動範囲も関心の範囲も大きく広がる大学時代。障害のある学生たちは、はたしてキャンパス生活を謳歌できているのか!?豊かなキャンパスライフの実現をめざし、問題解決の道を探る。

内容

出演者

  • スマイル   (お笑い芸人)
  • 竹保遥さん  (全盲/大学2年生)
  • 吉岡知章さん (知的障害/大学2年生)
  • 酒井麻椰さん (脊髄性筋萎縮症/大学2年生)
  • 殿岡翼さん  (脳性まひ/「全国障害学生支援センター」代表)
  • 万次郎さん  (トランスジェンダー/お笑い芸人)

放送内容

スタジオには、現役大学生やかつての大学生が大集合!「高校まではおとなしくしとったけど、大学に行った瞬間バチーン!と弾けた」という玉木さん。勉強、サークル活動、恋愛・・・キャンパスライフには様々な楽しみがある。障害のある大学生の数は年々増え続け、この10年で約4倍に。一方で、番組あてにキャンパスライフに関する悩みもたくさん寄せられている。

授業の準備が大変で、キャンパスライフが楽しめない

放送内容

全盲の尾崎栞さんは、古典文学を研究する大学4年生。絵や文字の線を立体的に浮かび上がらせるできる専用の印刷機を使って絵巻物を触って読み解く。大学生になって世界が広がる喜びを感じているという。尾崎さんの大学では、あらかじめ授業で使う資料を点字化してくれるシステムになっている。しかし外部のボランティアに委託しているため、授業の2週間前までに教員が大学側に資料を送ることが条件。間に合わない場合は、自分で点字化の作業を行わなくてはならないが、1つの授業の準備に4時間以上かかることもあるという。お昼ご飯も満足に取れない毎日。憧れて入った合唱部も1年で休まざるを得なくなった。

放送内容

もう一つの心残りは、学食。セルフサービスのため、1人で利用することがなかなか難しいのだ。点字ブロックは設置されているものの途中で途切れていたり、券売機に点字がなかったり。卒業を目前にひかえた尾崎さん。「本当はもっと友達と仲よくしたかったし、思い出づくりもしたかったんですけど、現実はちょっと違ったなと思います」

現行制度では、通学や学内でヘルパー制度が利用できない

放送内容

全国の障害学生から色々な相談を受けている殿岡さんによると、学習面のサポートの問題のほか、通学や大学内でのトイレ・食事介助など、生活面での様々なサポートが受けられないといった深刻な問題もあるという。現在の障害者総合支援法では、通学や通勤といった長期、通年にわたる支援にはヘルパー制度を使えないことになっているのだ。このため、せっかく大学に合格しても、生活支援が受けられないために退学する、入学を辞退する、というケースも後を絶たないという。

放送内容

北九州市立大学1年生の岩岡美咲さん。頸髄損傷のため首から下が動かない。呼吸器が欠かせず、常に介助が必要な状態だ。しかし、現行の制度では通学にヘルパーをつけることができず、大学側との入学前の話し合いでは、「お母さんと来たら?」と言われたという。「自立をめざして大学に行きたい、と言っているのに・・・」と言う岩岡さん。そうしたところ、厚生労働省が今年度、通学や大学内でのヘルパー費用を負担するモデル事業を開始。対象に選ばれ、晴れて大学に通えることになった。しかしこの事業の期限は今年度いっぱい。今後どうなるのか、不安を抱えながら、大学や市と話し合いを続けている。

放送内容

岩岡さんと電話をつないで話を聞いた。

シュウ
「大学生活はいかがですか」
岩岡
「興味があることを勉強できたり、車椅子ソフトボールに参加できたり、大学に通えたからできている経験がたくさんあって楽しいです。」
シュウ
「気になる男性はいましたか?」
岩岡
「そこらへんはまだ・・・(笑)グレースさんにアドバイスを・・」

「友達ができない」知的障害のある大学生のお悩み

放送内容

続いてのお悩み相談は、「友達ができない」という大学1年生の吉岡知章さん。そこで、おなじみ万次郎が登場!知的障害があり、なかなか自分から話しかけることができないという吉岡さんに、友達づくりのためのアドバイスを行った。スタジオでも様々な意見が。

シュウ
「どうしたらいいですかね?」
竹保
「私も大学に入るときすごい不安だったんですよ。でも1000人もいれば、必ず自分のことを理解してくれる人いるんですよね。だからいろんなところに参加してみてもいいのかな、って」
シュウ
「どう思いますか?」
吉岡
「心打たれるぐらい、いいコメントいただいたと思います」
シュウ
「惚れてまうやろ、みたいな顔してるやん!」
一同
(笑)

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「大学も社会の縮図、お互いに気づくことも大切」

今日は核心に触れていったね。収録でシュウさんも言ってたけど、見えてこない問題、「そんなことがあるんや!?」っていうことを知らせることができたと思う。今日のポイントは、障害が重度であればあるほど高等教育が受けにくい、っていうこと。例えば、ホーキング博士みたいなひともいるわけで、勉強したいと思ってるひとが勉強できるような形を作っていかなあかん。でも、それは制度だけの問題ではなくて、大学も社会の縮図やから、その中で生きていけるように、お互いに気づくことも大切。大学でヘルパーが使えたら、すぐにキャンパスライフが楽しくなるのか?っていうこと。だから、じつはこれ、深い問題やと思う。