これまでの放送

目指せ!脱「最もズレてる健常者」

放送日

2月26日(日)夜7:00

再放送3月3日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

カンニング竹山 徳井健太(平成ノブシコブシ)ほか

目指せ!脱「最もズレてる健常者」
昨年12月21日、総合テレビで放送した「ココがズレてる健常者~障害者100人がモノ申す!」。スタジオに集まった100人の障害者たちが、それぞれが思う健常者の「ココがズレてる」エピソードをぶつけ、腹を割って話し合った。この番組の中で、MZK(もっともズレてる健常者)に選ばれた、平成ノブシコブシ・徳井がMZKを脱出するべく1日ヘルパー体験に挑戦!ヘルパーとして障害者に接する中で、“ズレ”を埋めることはできるのか!?

内容

出演者

  • カンニング竹山さん(お笑い芸人)
  • 徳井健太さん   (平成ノブシコブシ/お笑いコンビ)
  • 大久保健一さん  (脳性まひ)

放送内容

去年12月に総合テレビで放送した特別番組「ココがズレてる健常者 障害者100人がモノ申す」で、見事(?)初代MZK(最もズレてる健常者)に輝いた、平成ノブシコブシの徳井健太さん。一緒に出演していたカンニング竹山さんの分析によると「障害者への関心がなさそうで態度が冷たく見えた」とのこと。一体彼のどのあたりが“MZK”だったのか、VTRで振り返る。

放送内容

「脳性まひの人を見て、4歳の息子が『どうして車いすに乗っているの?どうして体が曲がっているの?』と聞いてきた。こんな時、どうする?」という質問に対し、徳井さんの答えは「まず、子どもの声のデカさを注意する」というズレ対応。「目の前にいるので本人にも聞こえてるんですけど・・」とつっこまれると「『曲がっている人もいるでしょ?』って・・」としどろもどろの回答、スタジオはさらにざわついた!

一日ヘルパー体験・基礎編

放送内容

ダントツの得票数でMZKに選ばれた徳井さん。障害者との間のズレを少しでも埋めてもらうべく、今回、与えられたミッションが、一日ヘルパー体験だ。徳井さんが障害者と間近に接するのはこれが初めてだというが・・・結末やいかに? まず訪れたのは、障害者の自立生活を支援しているNPO団体。ここでヘルパーの基礎を学ぶ。指導役は研修部長の馬渡健二さんとヘルパーの松倉建次さん。最初に教わったのは、ヘルパーとしての心構えだ。その内容は・・・

「一人一人に興味を抱き、理解する心を持つ」「どんな時もゆとりと対話を心がける」「何事も本人の決定とボード選択を尊重する」これら3項目をしっかり胸に刻んで、次は実習へ。

放送内容

車いすから別のいすへ移乗させる実習では、抱きしめるように体を密着させることがポイント。はじめは力を入れすぎて、相手の体が浮いてしまった。本人とコミュニケーションを取りながら、歩きをサポートするようアドバイスが。2度目の挑戦では、相手のペースで移乗させることに成功。馬渡さんからは「80点」と合格点が出た!

放送内容

ほっとしたのも束の間、続いては食事介助。早速熱々のラーメンを口に入れようとした徳井さんに、「あ!いきなり食べさせようとしてますね」というダメ出しが。ラーメンはそのまま食べるのか、何かふりかけるのか。麺はすすりあげるのか、箸で巻き取って食べるのか。食の好みはまさに十人十色、何事もまず本人に聞くことが大事なのだ。

一日ヘルパー体験・実践編

放送内容

基礎実習で、スタジオレギュラー陣が感心するほどのセンスの良さを見せた徳井さん。しかし本当に通用するかどうかは現場に行ってみないとわからない。というわけで次のステップは、障害者の自宅で実際に介助を行う実践編。向かったのは・・・かつて竹山さんもヘルパーを務めたことのある、脳性まひの大久保健一さん!数々のムチャぶりでこれまで幾人ものヘルパーを泣かしてきた手強い相手だ。

放送内容

まずはヘルパーとして買い物に同行。大量のニンニクも言われたとおりカゴに入れ、あくまでサポート役に徹した。家に帰ると今度は料理。ここでも大久保さんからムチャぶりが!なんと、とうがらしなど15種類もの調味料を入れろというのだ。徳井さんは、疑問を抱きながらも、汗だくになりながらレシピ通りに調理。完成したのは、見た目もカラフルな激辛料理、「スパイシーオリエンタル丼」。これでも大久保さんには味付けが薄かったようだが、おおむね満足してくれたようだった。

放送内容

そして最後に頼まれたのは、大久保さんが大好きなアイドルの写真を壁に貼る作業。ちょっとでも写真が曲がったり、斜めになったりすることは許されない!緊張しながら、できるだけ丁寧に貼ったつもりだったが・・・大久保さんの評価は「アイドルに対する志が足りない」!ヘルパーに対する評価も料理の好みと同じく辛口だった。

MZKを脱出できるか?卒業試験

放送内容

一日ヘルパー体験の締めくくりとして、スタジオでは卒業試験を実施!問題は、「車いす利用者と電車に乗ろうとしたら、駅員から『どの駅まで行きますか?』と聞かれた。こんなときどうする?」。徳井さんの答えは、「どこに行くか車いす利用者に自分から聞く」。しかし模範解答は・・・「駅員に『私はヘルパーだから本人に聞いてください』と促す」というもの。理由は、「ヘルパーにではなく障害者自身に尋ねるべきだった」と駅員自身に気づいてもらうためだ。最後のクイズは惜しくも大正解とはならなかったが、ここまでの努力と成長ぶりはスタジオの出演者たちから高く評価。最後は全員一致で、見事、徳井さんのMZK脱出が認められた!

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「それぞれ歩み寄り、納得いく関係の持ち方を考えていく機会に」

優しい気持ちや、よかれと思ってやっている行動なんかが、いろんな経験とか障害者との出会いによって「ズレているんだ」と気付かされる。そこがちゃんと今回見れたんかなと思う。ちょっと怖いのが、今回の番組も、見ようによっては“障害者に合わせる”みたいな見方をされる。でも、そこは違う、ときっぱり言っておきたい。それぞれが歩み寄っていって、それぞれが納得いく、その関係の持ち方みたいなものを考えていく機会になっていたはず。今回たまたま徳井さんがMZKということで選ばれたけれども、特別変な人ではなくて、至って普通の素直な人。でも、世の中のかなり多い人が彼と同じような状況にあるんじゃないかな。小さいときから共に学び、共に考えて生活をしていれば、今よりはズレが少なくなるはずじゃないかと思う。