これまでの放送

オレたちの青春を取り戻せ!~ロックバンド・スーパー猛毒ちんどん~ 前編

放送日

4月16日(日)夜7:00

再放送4月21日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

スーパー猛毒ちんどん

オレたちの青春を取り戻せ!~ロックバンド・スーパー猛毒ちんどん~ 前編
派手な衣装に身を包み、白塗りの顔で歌うロックバンド「スーパー猛毒ちんどん」。メンバーは知的障害者で、歌詞は全て彼らの実体験。イジメや仲間外れ、失恋や親からの独立など、思いのたけを赤裸々に歌う。福祉事業所が運営するリサイクルショップで働き、仲間たちと自立生活を送る彼らは、障害ゆえに奪われてきた体験を、少しずつ取り戻し、今、ちょっと遅めの「青春」を謳歌している。彼らのユニークで豊かな日常を、2週にわたってお届けする。

内容

出演者

  • 「スーパー猛毒ちんどん」(知的障害者のロックバンド)メンバー

  • 井上正邦(イノウエ)さん    (知的障害・左半身まひ)
  • 小澤光弘(ミツ)さん      (知的障害・てんかん)
  • 市丸敦啓(イチマル)さん    (知的障害・自閉症)
  • 佐藤一成(番長)さん      (「虹の会」副会長)

「スーパー猛毒ちんどん」メンバーたちの素顔

放送内容

♪「1日誰とも話さない~ バカがうつる、って言われた~」知的障害ゆえに差別されたりいじめられたりした体験を赤裸々に歌う「スーパー猛毒ちんどん」。スタジオには、メンバーの中から「ちんどんイチのお調子者」イチマル、「“自称”リーダー」のイノウエ、「自立生活の達人」ミツ、作詞作曲を担当する「番業」こと佐藤さんの4人が登場。
「スーパー猛毒ちんどん」のメンバーは、埼玉県さいたま市の福祉事業所「虹の会」が経営するリサイクルショップ「バカショップ・にじ屋」で働いている。

できないことも多いが、それぞれが自分の得意を生かして仕事を分担し、地域の人に呼び掛けて集めた1万点以上もの商品を売っている。掘り出し物が多いと評判だという。

「仕事を楽しく!」バレンタイン大作戦

放送内容

メンバーたちは、お客さんとのコミュニケーションが苦手。そこで「にじ屋」では、毎月おもしろ企画を実施。2月の企画は「バレンタイン大作戦」!メンバーたちが、なんとお客さんにチョコをねだり、数を競い合うのだ。その中でお客さんとコミュニケーションが生まれ、メンバーが地域に溶け込んでいくきっかけづくりができる。そして何より、単調になりがちな仕事が楽しくなる!

借金してでも遊べ!?

放送内容

「虹の会」の給料日。給料をもらうと食費や家賃、携帯代など小分けにしていくのだが・・・中には、スタッフに借金を返して回る人も!実は「虹の会」には「遊ぶためのお金に限って借りられる」というユニークなルールがあるのだ。そこには、<人生を楽しむには、楽しい時間を経験することが必要。その経験が働く意欲につながっていく>という信念がある。もちろん、借りられるのは返せる額だけ。生活費には手を出さない。メンバーたちは、自分で稼いだ給料と障害者年金を自分で管理し、必要な時は職員にサポートしてもらい、自立生活を楽しんでいる。

親から自立して生活 可能性が広がっていく

放送内容

メンバーの多くが親から自立して、地域で生活している「虹の会」。自閉症のカイは、言葉を話すことはできないが、実家では親が手伝っていた着替えも洗濯も、自分でする。介助者は促すだけで、自分で出来ることは決して手伝わない。できないことだけ、本人の要望で手伝う。「虹の会」の基本理念だ。そして出来ることがどんどん増える。ミツは毎晩夕食と翌日の弁当を自炊する。寝る前にはエッチなビデオを見て、休日は遊びに出かけ、自立生活を謳歌している。

自立生活を始めるまでの苦労

放送内容

そんなメンバーたちだが、自立生活を始めるまでには、それぞれ紆余曲折があった。イチマルは虹の会に来たばかりの頃は、周囲に心を許さず、当たり散らしていた。そこで職員の佐藤が一計を案じた。それはストリップに誘うこと。イチマルは初めて「虹の会」の仲間と一緒に出かけ、親から離れて楽しむ喜びを知った。

中には、親の反対をおしきり家出までして自立した人もいる。彼らは今、親と一緒では味わえない体験をし、時には苦労し、青春を生きている。

放送内容

今回は、そんな彼らの生活を紹介したところで終了。次回は、彼らが始めた新たな挑戦とドタバタにフォーカス。そしていよいよ、ロックバンド「スーパー猛毒ちんどん」のライブもお届けする!相模原で起きた障害者殺傷事件への、彼らの思いを歌にした新曲も披露される。

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「ひとが変わっても同じ質が提供されないといけない」

(作業所で)お金貸すところなんて、たぶん他にはない。それはあかん、というのが基本の考え方。だけど自立のためには外に出て経験を積まなあかんわけやから。その環境があるのがこの「虹の会」。それと、ここは佐藤さんがいるから全体が動いている印象がVTRではあったけど、支援って、好きな言い方じゃないけど“サービス”やから。ひとが変わっても同じ質が提供されないといけない。個別の生活があって共同体ではないから。佐藤さんは今日それを客観視したんと違うかな。佐藤さん自身が話していたけど、「親みたいになるのは違う」と感じたんやと思う。いいとこもある、けど佐藤さんがいなくなったら…? ここが難しいとこやと思う。
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