これまでの放送

特別企画 脱・MZK! (最もズレてる健常者)

放送日

11月5日(日)夜7:00

再放送11月8日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

岩井勇気(ハライチ) 菊地亜美ほか

特別企画 脱・MZK! (最もズレてる健常者)
自分の障害が無くなる代わりに、ほかの誰かが障害者になるとしたら?―」「ココがズレてる健常者2」で、100人の障害者を前にこの質問を放ってスタジオをザワつかせ、MZK(最もズレてる健常者)に選ばれたハライチ岩井。あの場にいた障害者たちは、岩井の発言をどう感じたのか?本音を聞く旅に出る。彼らの生き方に触れ、岩井は何を思うのか。

内容

出演者

  • 岩井勇気さん  (ハライチ・芸人)
  • 菊地亜美さん  (タレント)

MZK(最もズレてる健常者)=ハライチ・岩井

MZK(最もズレてる健常者)写真1

「ココがズレてる健常者2」で最もズレてる健常者=MZKに選ばれてしまったハライチ・岩井勇気。MZKとなった要因は、岩井の発した“究極の”質問、「自分の障害が無くなる代わりに、他の誰かが障害者になるとしたら」だった。しかし岩井自身は、障害者に対して「自分と関わりがなく、イメージも特にない」と言い、結局「何を持ってズレているのかがわからなかった」と納得していないよう。まずは、収録に参加してくれた障害者たちがあの質問をどう感じたのか、じっくり聞いてみることに。

“究極の”質問、障害者たちはどう受け止めた?

MZK(最もズレてる健常者)写真2

障害者たちが中心となって運営しているリサイクルショップ「にじ屋」を訪れた岩井。この質問を障害者のスタッフたちにぶつけてみる。「わからない」、「普通の人になるわけだよね。なりたい」、「生まれ変わって夢だったことをやりたい気持ちがある」という意見があった。「わからない」は、障害が生まつきある人はそもそも“障害がない”という状況が「わからない」という意味だったとしたら・・・?岩井は考え始める。

MZK(最もズレてる健常者)写真3

次に地域で暮らす障害者の羽富さんを訪ねる。岩井をMZKに選んだひとりである羽富さんは岩井の質問に「障害も含めて自分」だと語る。16年間過ごした病院を出て、2年前に一人暮らしをスタート。現在は24時間交代制で介助者が付き、コーヒーの淹れ方など羽富さんの意思を尊重し生活をサポートしている。介助者をつけることであたりまえの自由な生活を手に入れた羽富さん。「一人暮らししてよかったですか?」という岩井の問いに対し、こう答えた。「一人暮らしを始めてようやく、”生きてる“って感じがしますね。これまでは、“生かされている“という感じだった」

障害を障害にしてきたものとは?

MZK(最もズレてる健常者)写真4

今回の体験を経て、岩井は「健常者と障害者って分けてますけど、健常者と変わらない」と語る。続けて、羽富さんの介助者のサポートは、指示する羽富さんの行動の一部である、という関係性に「ハッとさせられた」、とも。羽富さんと同様、過去に管理される入院生活を送っていたグレースは「障害があるから苦しくなる道のりなのかな、っていうのは違うんじゃないかなと思ってて。その人が“こうしたい”って思ったらできる世の中になれば、障害者だけじゃなくておじいちゃん、おばあちゃん、子どもだって生きやすい世の中になる」と話した。

菊地亜美ドッキリ企画「健常者と障害者、どちらを優先?」

MZK(最もズレてる健常者)写真4

実は岩井に続き2番目にMZKの得票数が多かった菊地亜美。トークバトルでの「テーマパークで有名キャラクターと一緒に写真を撮ろうと並んでいたら、キャラクターが障害者を優先して撮り始めた。どうする?」という問いに、菊地は「障害者を優先した上で健常者にこっそり(拝む仕草で)謝る」と答え、障害者たちからブーイングが起きたのだった。そんな彼女に、問いと同じ状況のドッキリを敢行! カフェに一人いる菊地に、ファンだという女子大生たちが話しかけてくる。

そこに車椅子の女性が割り込み「大ファンなんです」と握手を求めるという設定だ。握手に応じた菊地、女子大生を押しのけたまま、車椅子の女性と喋り続ける。すると、女子大生たちが「抜かさないで」と怒り始め、車椅子の女性と口論に。菊地は「みんなで一緒に話そう!」と提案するが事態は収まらない。最終的に、菊地は女子大生たちと車椅子の女性に対し、なぜか自分の方から一緒に「写真撮ろう? 撮りたい!私が」とお願いする、という謎の状況になったところで、ネタばらし。「めちゃくちゃあせった!変な対応しちゃった」と菊地。「いっぱいおるよ、亜美ちゃんみたいに困る人。どうしたらええんかな、って」とMCの山本シュウ。障害者と接点がなかったという2人、MZKをきっかけに、障害者と直接かかわることで色々感じたことがあったようだ。

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「個人の問題か、社会の問題か。これはごっつい深い問題」

収録でも話したけど、障害者のことを理解する上で、(岩井さんが言っていた)「直接関わる機会があれば・・・」っていう言葉が気になる。取り方によっては(障害者と)話さなかったら眼中にないのか?と。それは社会の問題で、岩井さんが悪いわけじゃないし、特殊な例じゃない。ちょっとずつ歩み寄るやりとりが出来ていけばいい。お互いちょっとずつ門戸を開いて、僕ら(障害者)もそこに入っていかなあかんし。それと、「障害のしんどさは個人の問題か、社会の問題か」、それをみんなが整理できるかという問題。今回は、番組を通して考えたけど、普段の生活の中で考えることができるか、が大事。これは、ごっつい深い問題やで。