これまでの放送

バリコレ2017 後編

放送日

11月26日(日)夜7:00

再放送12月1日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

はるな愛 IVANほか

バリコレ2017 後編
京都・平安神宮前で開催したバリアフリー・ファッションショーの後編。東京工業大学とのコラボで先端技術を駆使して「動く服」に挑戦した文化服装学院チーム。華やかな平安神宮を背景に、見たこともない義足で圧巻の美を表現した切断ヴィーナスチーム。フィナーレは、「バリコレ」発案者でもあるはるな愛率いるマイノリティーダンサーチームが登場。「マイノリティーは世界を動かす」をテーマに、ファンタジックなステージを繰り広げる。

内容

出演者

  • はるな愛さん (バリコレ発案者/タレント)
  • IVANさん (モデル・タレント)

  • 【ファッション・チーム】
  • ■最先端技術でコミュニケーション  チーム:~文化服装学院×東京工業大学~
  • モデル: あそどっぐ / 大橋グレース / 高岡 蓮 / 佐藤 宗乃丞
  • ■無限の未来  チーム:~臼井二美男×切断ヴィーナス~
  • モデル: 前田 樹里 / 石川 亜由美 / 湯口 英里菜 / 折茂 昌美 / 須川 まきこ
  • ■マイノリティーは世界を動かす  チーム:~はるな愛×東京モード学園~
  • モデル: はるな愛 / 大前 光市 / 名取 寛人 / 西村 大樹 / 岡本 真希

  • 【パフォーマー】
  • ■Soul Impression×Soul OBOG
  • メンバー: 鹿子澤 拳 / 菊池 勝昭 / 村上 龍平 / 竹田 凪沙 / 佐竹 広希 / emi

最先端技術でコミュニケーション ~文化服装学院×東京工業大学~

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後半戦、まずは、文化服装学院の講師陣と東京工業大学がタッグを組んだチームが登場!マイノリティーならではのユニークなコミュニケーションを、モデルと一緒にファッションで表現することに挑戦した。鍵となるのは、東京工業大学が開発した「人工筋肉」。この秘密兵器を使って、作り出したものとは…!?
シルクハットにタキシード、コメディアンのいでたちで登場したのは、寝たきり芸人・あそどっぐ!脊髄性筋萎縮症のため、顔の筋肉と左手がわずかに動くだけ。そんな、あそどっぐが、人工筋肉を使ってしたかったこととは…、新ネタ!?「3・2・1」のカウントダウンと共に、あそどっぐの動かないはずの両腕が動き、Vの字を作った。「コマネチ!」渾身のパフォーマンスに、会場は笑いに包まれた。
続いて登場したのは、我らが大橋グレース。人工筋肉でスカートがたなびき、エレガントな大人の雰囲気を演出。両脇に東京工業大学のイケメン学生を引き連れ、ブルゾンちえみよろしく「with b」ポーズを決めてご機嫌☆。グレースは、発達障害があり、脳が疲れ過ぎると時々声が出なくなる。このファッションには、そんな彼女のための工夫もバッチリだ。右手の指先でスイッチを押すと、車椅子に取り付けた旗が動く。話しかけないでほしい度合いを赤青黄3色の旗を使い分けて意思表示ができるのだ。「この装置があれば、声が出なくても周囲に意思表示できてうれしい」とグレース。
そして、最後に元気に登場したのは、義足キッズ・蓮くん&宗乃丞くんの2人。蓮くんには聴覚障害もあり、コミニュケーションがとりにくい。そこで今回開発されたのは、人工筋肉を使った動くマント!相手の衣装に付いたボタンを押すと、押された側のマントがピロンと反り返る。言葉を交わさずとも、互いにボタンを押し合って遊ぶことができる。遊び終わった二人は「みんなに見てもらえて嬉しかった」と大満足の様子だった。


無限の未来 ~臼井二美男×切断ヴィーナス~

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日本の義肢装具士の第一人者・臼井二美男が、5人の義足のモデル“切断ヴィーナス”たちと“世界でここだけにしかない義足”を創り出した。 ピアノの美しい旋律とともに、しっとりとランウェイに登場したのは石川亜由美。2年前、初めてスポーツ義足に出会い、世界が一変したという石川。臼井は彼女に、機能性を追求した究極の美、スポーツ義足を用意した。軽やかに舞うショートドレスは、ウエディングドレスに使われる石川県中能登町産の織物で作られている。
2人目のヴィーナスは、湯口英理菜。2020東京パラリンピックを目指す、両足義足の陸上選手だ。そんな彼女に臼井が用意したのは、金沢の金粉で彩った義足。「未来の金メダリストになってほしい」そんな願いが込められている。朱色の平安神宮と、金色に輝く義足のコントラストが美しい。
観客をアッと驚かせる装いで登場したのは、折茂昌美。ミュージシャンである彼女の足に取り付けられたのは、“マシンガン”!「武器よさらば」という願いと共に、臼井がこの義足に込めた思いは「義足はファッション。本人がかっこいいと思うなら、どんなものも義足になる」そんな自由な未来が来てほしいという期待だ。
4人目のヴィーナスは、177センチの長身の美女、前田樹里。女子ソフトボール元日本代表だ。シンプルに光る銀の義足が、彼女の美しさを最大限に引き出す。メタルフィルムとポリエステルを特殊な加工で合わせた衣装は、観客を異世界へワープさせるかのような不思議な魅力を放っていた。
最後を飾ったのは、チームの衣装デザインを担当した、義足のアーティスト須川まきこ。透明感のある彼女に合わせた透明な義足は、まるでアート作品のよう。未来を指し示す胸元の矢印が、まっすぐな須川の眼差しと重なり、明るい未来の訪れを伝えていた。 臼井が思い描く義足の無限の可能性と、創造性豊かな未来が存分に表現された。



マイノリティーは世界を動かす ~はるな愛×東京モード学園~

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エンディングを飾るのは、はるな愛率いるスペシャルチーム。 テーマは「Move the world」(=世界を動かす)。使われなくなったおもちゃたちが、目覚めて突然動き出す物語に、マイノリティーが生き生きと活躍する未来を表現した。ファッションとダンスとエンターテイメントが融合した、壮大なステージだ。
人形に扮するのは、マイノリティーのダンサーたち。ニューヨークのトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団で活躍した、名取寛人。若手ストリートダンサーとして活躍が期待される西村大樹。去年のリオ・パラリンピック閉会式で、世界の脚光を浴びた大前光市。そこに、バリバラレギュラーで四肢欠損の岡本真希が加わり、人形たちを目覚めさせる大事な役割を担う。役どころにあわせた衣装を作ったのは、東京モード学園の学生たちだ。
最初にスポットライトに照らされたのは、両手両足のある姿の岡本。目覚めた彼女は大きく体を振る。「こんなものいらないんだぞ」とばかりに。するとパラっと手足がはずれ、本来の岡本の姿になる。彼女は笑顔で歩き出し、魔法の杖でフランス人形のはるな愛を目覚めさせる。そして人形たちに次々命を吹き込んでいく。個性豊かにそれぞれ得意のダンスを踊り出す人形たち。クライマックスには、大きな“地球”が現れ、みんなで力強く回す。生き生きと、笑顔で。「マイノリティーは世界を動かす」というメッセージが会場いっぱいに伝わった。
「偏ったバランスかもしれないけど、その表現が人に伝える最高のメッセージになる」自身もステージに立った、はるな愛が興奮気味に語った。



パフォーマンス


Soul Impression×Soul OBOG

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メンバー全員が聴覚障害のダンスチーム「Soul Impression」が登場! ダンスナンバーは「バリコレ特別バージョン」!音が聞こえにくい彼らならではの発想で、音楽をピタリと止めたり、全員で音の振動を表現したり、ユニークな表現でキレッキレのダンス。会場中に熱いビートが伝わった。





総勢40人を超える、モデル、デザイナー、パフォーマーたちが紡ぎだした「咲き誇る未来」。最後は、番組テーマ曲「夢を運んだアヒルの子」の、♪みんな違ってよいよいよい~に合わせて全員でランウェイを闊歩。
「バリコレ2017」ー 今年も、色とりどりの個性が花開いた。


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