これまでの放送

「どきどきコテージ」前編 ~ぎこちない出会いの巻~

放送日

1月21日(日)夜7:00

再放送1月26日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

桂文福 吉木りさほか

「どきどきコテージ」前編 ~ぎこちない出会いの巻~
ある海沿いの町に不思議な力をもつ宿がある。その名も「どきどきコテージ」。ここに8人の男女が集い、2日間をともに過ごす。彼らは、吃音(きつおん)や場面緘黙(かんもく)のため、修学旅行で輪に入れなかったり、恋愛に一歩を踏み出せなかったり、“コミュ障”のレッテルを貼られた経験を持つ若者たちだ。彼らに共通する参加動機は、人と前向きに関われるようになりたい、ということ。沈黙が続くぎこちない出会い・・・果たしてどんな交流が生まれるのか?2回シリーズでお届けする。

内容

出演者

  • 桂文福さん  (落語家/吃音)
  • 吉木りささん (タレント)

  • 【どきどきコテージ参加者】

  • トモヒロ / マサト / キョウヘイ / ヒロキ(吃音)
  • エリ / サナ / マイ / ユリエ(場面緘黙)

「どきどきコテージ」前編 ~ぎこちない出会いの巻~写真1

1日目の朝、全国から集まった8人の男女が初めて顔を合わせた。男性陣はいずれも吃音(どもり)があり、言葉を発しようとするとき、音が出なかったり、同じ音が連続して出てしまう。苦しい様子を見せながらもなんとか自己紹介。

「どきどきコテージ」前編 ~ぎこちない出会いの巻~写真2

だが、場面緘黙のある女性たちは、うつむいたまま。場面緘黙は不安障害の一つで、家族などとは普通に話せるのに、学校や職場など特定の状況になると、会話や行動が難しくなってしまう。ささやくような小さな声で名前を言うのがやっとだった。

トモヒロの「都道府県トリビア」作戦

「どきどきコテージ」前編 ~ぎこちない出会いの巻~写真2

重苦しい空気を打ち破るべく、トモヒロがある提案をする。「都道府県トリビア」作戦。トモヒロは、日本各地の歴史や地理に深い関心があり、全国津々浦々を自分の足で巡ってきた経験もつ。他の参加者の出身地にまつわるトリビアを披露することで打ち解けようという狙いだ。いい作戦だと思われたが、トモヒロのマニアっぷりに押され、参加者うなずくばかり。残念!いまいち距離は縮まらず。

エリの「写真撮影会」作戦&キョウヘイの「横並び魚釣り」作戦

「どきどきコテージ」前編 ~ぎこちない出会いの巻~写真3

8人は、二手に分かれて遊びにでかけることに。一組めは、エリの提案による『写真撮影会』。廃校になった学校(一般には立ち入り禁止)のグラウンドにそびえる立派なイチョウの木を撮影しながら仲良くなろうという算段であった。もう一組は、英虞湾名物筏釣り。会場に設置された木造の浮島の上で釣り糸を垂らす、マリンスポーツが好きな、キョウヘイの提案であった。ところが、写真撮影も、釣りも、ひとりで完結できてしまう行為であるという弱点があった。みんな自分の世界に没頭し、会話がうまれない。暗雲立ちこめる展開となった。

家族以外とは話せないエリ その心の奥

「どきどきコテージ」前編 ~ぎこちない出会いの巻~写真4

マサトは、まいが、目立つイチョウの木ではなく、足元の落ち葉や雑草を撮影していたことに気付く。足元にこそ綺麗なものが隠れている。そんな美的感覚を共有することで、わずかだが会話と笑顔が生まれた。
一方、ヒロキは、依然悩んでいた。家族以外とは話せず、表情もほとんど変わらないエリとどう接していいのか、手がかりをつかめない。「人と接したくないのだろうか」と悩むヒロキ。ところが、エリの気持ちは違った。気持ちを表情や声に表せないだけで、実は、参加者との撮影会を心から楽しんでいたのだ。

カレイが縮めたふたりの距離

「どきどきコテージ」前編 ~ぎこちない出会いの巻~写真5

一方の、釣りチーム。キョウヘイが、自分は釣りをせずメンバーの手伝いに徹する。献身的な努力の甲斐あって、ユリエやサナに、魚がヒット。糸をまくサナの手伝いをすると見せかけて、手を握るといったどきどきの場面も!初めてさなの顔から笑みがこぼれる。その笑みの意味は、魚を初めてつったことのうれしさか、あるいは参加者と少し親しくなれたことへのうれしさか。

一見超まじめなゆりえの奇策

「どきどきコテージ」前編 ~ぎこちない出会いの巻~写真6

夕食。一日の交流を終え、すこしは話も盛り上がるかと思いきや、相変わらずの沈黙。実は、場面緘黙のある人は、大勢での食事を苦手とすることが多い。食べられるところを人に見られるのが辛いのだそうだ。気まずい空気に耐えかねたのか、ゆりえがひとり席を離れてしまう。
1分後、戻ってきたユリエ。その頭には・・・なんと、フラミンゴのかぶりものが!ユリエいわく、「見た目は地味ですが、実は人が笑うようなひょうきんなことが好きです。」ユリエなりに場を盛り上げようとしたのだった。この作戦が功を奏し、空気がなごやかになってきたところで、参加者は、ぽつぽつと日常かかえてる悩みを吐露しはじめた。

マイは、ギブアップ?

「どきどきコテージ」前編 ~ぎこちない出会いの巻~写真5

夜中、緊張と興奮で寝付けないのか、リビングに集まる参加者たち。楽しそうにババ抜きに興じるが、そこにいるはずの一人がいない。マイだ。
「私は特に変われたことないかも、自分が参加するって言ったけど、帰りたかった」とマイ。
マイは、このままリタイヤしてしまうのか!? 気になる顛末は後編で!

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「気をつけなあかんのは自分軸だけで考えてしまうこと」

今回出てくれたみんなは、前提として、「出たい」と言ってくれたひとたち。その前提の決意があったから、しんどくても最後まで逃げなかったんやと思う。そこには「相手のことを知りたい」「自分にことを伝えたい」、そんな思いがあったんやと思う。今回はそこをしっかり抑えとかないと誤解が生まれるかもしれない。それに重要だったのは、彼らにとっては喋らなくても筆談などのコミュニケーションがあるということ。それは伝わったと思う。相手の分のかぶりものまでを持って来てたわけやから。考えたらすごいやん? コミュニケーションで気をつけなあかんのは、健常者目線や自分軸だけで考えてしまうことやと思う。