これまでの放送

2人の怒れる男

放送日

6月24日(日)夜7:00

再放送6月29日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

井上裕介(NON STYLE) 晋平太ほか

2人の怒れる男
今回は“怒れる子どもたち”が主人公。ちょっとしたことで怒りが爆発してしまうため、学校でうまくいかず悩んでいる。本人たちは怒った後で自己嫌悪に陥っているが、その葛藤はなかなか知られることなく、理解は得づらいままだ。そこで番組では、“ポジティブ芸人”井上裕介(NON STYLE)と、ラッパーの晋平太が、スペシャル講師として子どもたちを訪問!感情をコントロールして怒りをまろやかにする方法をともに実践する。

内容

出演者

  • たくとくん (小学6年生)
  • けいたくん (小学4年生)
  • 高山恵子さん(アンガーマネージメント専門家)
  • 井上裕介さん(NON STYLE・芸人)
  • 晋平太さん (ラッパー)

怒りがとまらない!? 2人の小学生を救え!

2人の怒れる男 写真1

今回は、怒りをコントロールすることが苦手な2人が主人公。学校でちょっとしたきっかけで激怒してしまうので、友達との関係が悪くなることもしばしばだという。どうしてこんなに怒ってしまうのか、自分でも分からず困っている2人。そこで、怒れる男子たちを救うべく、スペシャルな講師たちが立ち上がった!

ポジティブ変換術で怒りを消そう! ケイタfeat.ノンスタイル井上

2人の怒れる男 写真2

小学4年生のケイタは、幼いころから感情のコントロールが苦手で、よくかんしゃくを起こしてきた。ある日も、学校で上級生がうるさかったことにイライラ。直後に体育のリレーで1位になったうれしい記憶も、そのイライラにかき消されてしまっていた。相手の言葉を悪いほうに受け止めてしまうことも多く、つい友達や弟に手をあげてしまうことも。最近では、レストランでケイタが注文したパフェが溶けてきたため、気にかけた弟が「ドロドロやで!」と教えたところ、バカにされたと感じて大激怒。

手当たりしだいに物を投げ、店を飛び出してしまった。お母さんによれば、すぐに怒ってしまう自分を本人はすごく悩んでいて、夜中に「ごめんね」と言いながら泣いていることもあるそう。ケイタ本人も「なんでやっちゃったんだろうって思う」と話す。

2人の怒れる男 写真3

そんなケイタを救おうと、ひとはだ脱いだのは、お笑いコンビNON STYLEの井上裕介。物事をネガティブに受け止めやすいケイタを、井上得意のポジティブな発想で変えていく!レクチャー当日。用意したのは、井上のSNSに書き込まれた「この前の番組での井上マジでキモい」などのネガティブなメッセージ。普通なら怒ってしまいそうな内容だが、井上は「ってことは、番組見てくれたんだ。ありがとう!」と返したという。

2人の怒れる男 写真4

悪口そのものではなく、それまで見てくれていたという事実に着目した井上の返信に、書き込んだ人も、もう悪口を言えなくなったという。ケイタも「“ありがとう”にはびっくり。がまんせずにスッキリさせているのがすごい!」と目からウロコ。そこで井上は、「嫌なことを正面から受けるのではなく、違う角度から見てみて」とアドバイス。そこで、過去のレストランでの一件(弟の「ドロドロやで」にキレてしまった)を例に、実践してみることに。「“気にしてくれたんだ”…って返せばいいかな?」と、自分の食べ物よりもケイタの食べ物を気にかけてくれた弟の気持ちを考えた返事ができた。

スタジオでは、井上のポジティブ変換法を現在も続けているというケイタが登場。「まだ練習中の段階やけど、ちょっと怒りが減った感じ」と、表情もさわやかだ。ゲストでアンガーマネージメント専門家の高山恵子先生は、「怒りはみんなが持っている自然な感情。その表現の仕方を工夫することが大切」と語った。

ラップで怒りの理由を知ろう! タクトfeat.晋平太

2人の怒れる男 写真5

次にユニークな怒りのコントロールの方法を学ぶのは、ヒップホップが大好きな小学6年生のタクト。ささいなことで怒ってしまうという彼を救うのは、自身も子どものころはキレまくっていたという、ラッパーの晋平太。ラップの歌詞作りを通して、怒りの理由を見つけ出そうという作戦だ!
レクチャー当日。晋平太は、タクトから最近あった一番むしゃくしゃしたことを聞き出していく。すると、国語のグループワークで、自分の考えとは違う意見に決まり、怒りで机を叩いてキレてしまったという。その状況をラップの歌詞に変えて、整理していく2人。

2人の怒れる男 写真6

肝心なのは、ここから! 「どうして怒りを抑えられなかったのか考えてみよう」と提案する晋平太。自分の怒りの“理由”を理解し、それを周囲に伝えることができれば、自分のことを理解してくれる人がもっと増えると考えたからだ。怒りの奥にあった気持ちを掘り下げていくと、自分の意見をきちんと受け止めてもらえなかった“もどかしさ”があったことにタクトは気づいた。
高山先生によると、怒りは、二番目に湧いてくる感情。その怒りの元となっている、不安や期待などの「第一感情」を知ることが大切だという。

ラップにすることで、「第一感情に気づき、本当の気持ちを表現することができる」と、その効果を評価した。

2人の怒れる男 写真7

完成したラップをスタジオで披露したタクト。自分の本当の気持ちを伝えられたこと、ケイタのように同じ悩みを持つ人を見つけられたことがうれしい!と、表情は明るい。こうして、怒れる2人の男たちは、自分の怒りとうまくつきあうための第一歩を踏み出した!
晋平太&小学生による、怒りを見つめるラップソング! 「怒りのカミナリ」はこちらから

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「自己理解をして、“怒り方”を考えることが大切」

僕もよう昔は怒ってたけど、最近では怒りって感情は減った気がする。相談員っていう仕事もしてる分、自分を客観視するってことが大事っていうのが分かってきたから。でも、怒ったらあかんとは思わへん。誰にでも怒るっていう性質はあるんやから、それも含めて自己理解をしていかなあかん。怒らんでええとこまで怒ったらお互いしんどくなるから、どうやったら怒らんで済むかっていうことを工夫していく。怒り方を考えよう、ってことが大事やなって今日は思ったな。同時に、本人たちだけじゃなくて、周りの人たちも工夫して、お互いがちゃんと気持ちよくすごせるような環境づくりも大切やと思う。