これまでの放送

バリバラキャンプ ~マイノリティーラプソディー~

放送日

7月8日(日)夜7:00

再放送7月13日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

カンニング竹山ほか

バリバラキャンプ ~マイノリティーラプソディー~
「夏といえばキャンプでしょ!」寝たきり芸人あそどっぐの呼びかけに集まった5人の障害者。脳性まひ、全盲、筋ジストロフィーなど障害も年齢もちがう男たちが1泊2日のキャンプへ!到着と同時に梅雨入りするという波乱のスタートだったが、力を合わせてカレー作り、キャンプファイアなど定番イベントを楽しむ男たち。しかし、あることを巡って思わぬ展開に!バリアだらけのキャンプ場で、彼らは無事夏を楽しめるのか!?

内容

出演者

  • カンニング竹山さん(芸人)
  • あそどっぐさん  (脊髄性筋萎縮症)
  • 古木 隆さん   (筋ジストロフィー)
  • 永野友樹さん   (全盲)
  • 堀井昌也さん   (脳性まひ)
  • 神保圭祐さん   (レッシュナイハン症候群)

夏だ! キャンプだ! 5人の男たちが夏を満喫

バリバラキャンプ ~マイノリティーラプソディー~ 写真1

今回キャンプに参加したのは、発起人のあそどっぐをはじめ、筋ジストロフィーで人工呼吸器が必要な古木隆さん、難病で車いすユーザーの神保圭佑さん、脳性まひで手足が不自由な堀井真哉さん、全盲の永野友樹さんだ。期待に胸を躍らせながらキャンプ場に向かった一行だったが…到着と同時に梅雨入りするという波乱のスタート。テンションが下がり気味のメンバーに、「キャンプはトラブルを楽しむもの!」とあそどっぐ。気持ちを切り替えて、みんなでカレーを作ることに。あそどっぐは火起こし、ご飯を担当するのは永野さんと堀井さん。野菜は、古木さんと神保さんが担当する。

バリバラキャンプ ~マイノリティーラプソディー~ 写真2

今回のキャンプで自立への自信をつけたいと考えていた堀井さん。全盲の永野さんと協力してご飯を炊く。実は堀井さん、普段は親と暮らしていて自炊は初めて。さらに、目が見えない永野さんに、言葉だけで情報を伝えることに四苦八苦。慣れない手つきながらも、何とか飯ごうを網に置くことができた!

バリバラキャンプ ~マイノリティーラプソディー~ 写真3

野菜を担当する神保さんは、ひとりで外出するのは今回が初めて。「夢はひとり暮らし」という神保さん、自立して15年の古木先輩をお手本に、介助者への指示出しに初挑戦。人参を切るだけでも、包丁を入れる向きや大きさなど、具体的に指示を出さなければならない。最初の指示ではどうやら大きすぎたようだが、「一口サイズにカットして」と、古木さんが横から魔法の言葉でアドバイス。なんとかカレーが出来そうだ。

無事1日目が終了…と思いきや?!

バリバラキャンプ ~マイノリティーラプソディー~ 写真4

雨もあがり、今回みんなが一番楽しみにしていたキャンプファイアの時間。火を囲みながら、自分たちで作ったカレーを堪能する。「この雰囲気がいい」と、目が見えない永野さんも大満足だ。お腹も満たされ、宴も終わりにさしかかった時…神保さんの介助者が何やら困っている様子。「ビールが飲みたい」神保さんがそう言ってきたのだ!初めての外泊、初めての介助者。難病の神保さんがビールを飲んでも大丈夫なのか、誰も判断が出来なかった。

そんな中、「自分の意思やったら飲んでもいいかなって思うけど」と古木さん。実は、古木さんが自立生活を始めたのは、神保さんと同じ歳の頃。病院の縛られた生活から抜け出して、自由に生きたいとひとり暮らしを始めた。“自分の体は自分で責任を持つ”そのことを強く自覚しているからこそ出た言葉だった。

バリバラキャンプ ~マイノリティーラプソディー~ 写真5

周りを説得するため、自ら家族に電話することにした神保さん。「自分の責任で飲むから」と母に説明。了承を得て、晴れて仲間と乾杯することができた! この行動に、同じくひとり暮らしを目指す堀井さんも感じるものがあったよう。古木さんも、「僕も初めてみんなとお酒を飲んだ時のことを覚えている。この場に一緒にいられることが嬉しい」と話す。熊本で自立生活を送っているあそどっぐは、「ひとり暮らしをする時も、家族を説得するのは自分だから、何でも自分で決着をつけないといけない」とエールを送る。

みんなにとっても忘れられない夜になったようだ。 2日目も、魚のつかみ取りを自分たちのやり方で満喫し、5人にとって思い出深いキャンプとなった。

「やりたいことをやる」ちょっと自信がついた男たち

バリバラキャンプ ~マイノリティーラプソディー~ 写真6

スタジオには、キャンプに参加した堀井さんと神保さんが登場。日常生活でも失敗することが多く、不安ばかりだったという堀井さんだが、今回の経験を通して“工夫次第で何とかなる”ということが分かり、少しだけ自信がついたという。「次はどんなことにチャレンジしたい?」というシュウさんの質問に、「デートに行きたい!」と神保さんが答え、スタジオは笑いに包まれた。夏にやりたいことは、まだまだありそうだ。

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「経験というものは自分だけがすることじゃない」

キャンプを通しての自立感というか工夫、あと(障害者同士の)相互理解というか。今回はそれらをちゃんと伝えられてたらいいなと思う。経験というものは自分だけがすることじゃなくて、ひとがやってることを横で見ることも経験になるわけやから。例えば今回は「一口サイズ」という便利な言葉が出たけど、自立生活をしたときにヘルパーにどう指示するか? そのための言葉を知ることも自分の経験になっていくはず。それと成功体験というか、呼吸器を付けててもキャンプに行くことができる、という例を見せられたことも重要やったと思う。今度は僕がキャンプ? 行かへん行かへん! まず服が汚れるもん!(笑)