これまでの放送

【生放送】障害者はテレビを救う

放送日

8月26日(日)夜7:00

再放送8月31日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

関根勤 すみれ チャラン・ポ・ランタンほか

【生放送】障害者はテレビを救う
来たで~!夏の生放送!テーマは「視聴者としての障害者」。目が見えなくてもテレビを見たい!聞こえなくても音楽番組を楽しみたい!そんな人のための字幕や音声解説、手話放送だが、つかない番組もまだ多く、「置いてきぼりだ」と悲しむ声が・・・。なぜか障害者が1年で最も注目されるこの日、バリバラ・ファンへの感謝企画で、障害がある人もない人も楽しめる演出を追求!誰も置き去りにしない、テレビの未来像を探る実験企画を放送する!

内容

出演者

  • 【スタジオ】
  • 関根勤さん   (タレント)
  • すみれさん   (俳優)
  • 「チャラン・ポ・ランタン」 小春&もも (姉妹音楽ユニット)
  • あそどっぐ   (脊髄性筋萎縮症)

  • 〈手話のお兄さん〉
  • 岡崎伸彦さん/中川綾二さん  (手話エンターテイメント発信団oioi ・聴覚障害)
  • 〈手話通訳〉
  • 杉本暁史さん/森田麻衣子さん/犬塚直志さん/山田智子さん/志村治能さん(VTR中)

  • 【中継先】
  • 児童発達支援・放課後等デイサービス「パレット」のみなさん(聴覚障害・名古屋)
  • 竹内 一さん  (視覚障害・大阪)
  • 田嵜ハヅキさん (知的障害・熊本)
  • 住吉健司さん  (発達障害・神奈川)
  • 住吉友美さん  (発達障害・神奈川)

  • 〈手話通訳〉
  • キム・ナムユンさん/東畑佳子さん/木下剛さん/大塚和子さん
“ふりがな”つきのサマリーはこちらから

夏だ! 生放送だ!

障害者はテレビを救う 写真1

バリバラのテーマ曲を歌うチャラン・ポ・ランタンの生演奏で番組スタート!ゲストは、関根勤さんとすみれさん。全国のテレビの前にいる障害者4組と中継をつなぎ、さらにスタジオには手話通訳や音声解説をする出演者もたくさん!このにぎやかなメンバーでお送りするテーマは、“障害者がテレビを楽しむためにはどうすればいいか”。生放送でいろいろな方法を試す!

「テレビを楽しめない」はいろんな問題につながる!? めざせ! 脱・おいてけぼり

障害者はテレビを救う 写真2

きっかけは、4月に放送した『テレビのバリアフリー』。「ニュースがわからない」(知的障害)、「フィギュアスケートは音楽がなっているだけ…」(視覚障害)など、テレビを見るときに困るという不満の声が、障害者からたくさん出てきた。今回も、さまざまな障害者に話を聞いた。竹内一さん(視覚障害・全盲)は、ふだん音声解説を副音声で聞いてテレビを見ている。しかし解説つきの番組はまだまだ少なく、「たとえばオリンピックの体操。金メダルでみんなが盛り上がっているときも、音声解説がないのでどんな技かわからない」と悲しそう。

また住吉健司さん・友美さん夫婦(ともにADHD)は、「耳から情報を聞きとれない、聞きとれても整理しきれない」という理由で、いつも字幕付きでテレビを見ている。しかし「深夜のアニメには字幕がない!」と残念そうだ…。

障害者はテレビを救う 写真3

そして聴覚障害者からは、「字幕と手話、両方つけてほしい」という声があがった。名古屋に住むろう者に話を聞くと、日本語と手話は別の言語であるため、「日本語の字幕だけではわかりづらいことも多い」という。また小学3年生のケントくんは、「漢字が多く消えるのも早い」という理由で、字幕を最後まで読み切れず、内容がわからないという。「聞こえる子とくらべて、物事を知る機会が限られてしまうのではないか」とお母さんは心配している。ちなみに、手話放送は、最も多いNHKのEテレでも1日30分ほどしかない…。

障害者はテレビを救う 写真4

テレビから情報を得られない・楽しめないことで、社会とつながる機会が少なくなるという問題も!玉木さんも、「こうした見えづらい問題が大人になったときの格差につながる」と指摘した。どんな障害のある人も“おいてけぼり”にしないテレビを考えよう!ということで、“脱・おいてけぼり”を宣言!

実験その1 笑いのバリアフリーに挑戦!

障害者はテレビを救う 写真5

今回はまず、誰もが楽しめる「お笑い」に挑戦。ネタを披露するのは、寝たきり芸人のあそどっぐ。笑いのバリアフリーを実現するため、いろいろな方法をためした!まずは「手話のお兄さん」。字幕だけでは伝わらない表情、そして笑いをさそうために大切な“間”“テンション”を手話で伝えるのだ。さらに、わかりやすい日本語について研究する団体が、ツイッターの投稿画面を使って「やさしい日本語の字幕」を出す試みも。

障害者はテレビを救う 写真6

また、全盲の落語家・桂福点さんの疑問にアナウンサーが答える副音声で、見えない人にあそどっぐがどんな格好をしているかを伝えてみた。結果は…?聴覚障害のある子どもからは、なんとか“合格”をもらうことができた。一方、全盲の竹内さんは笑うことができなかったようだ。

実験その2 歌のバリアフリーに挑戦!

障害者はテレビを救う 写真7

2つめの企画は、「歌」のバリアフリー。「歌は好きだけど、歌番組を楽しめない…」という聴覚障害者の声にこたえるための方法を、番組のテーマ曲「夢を運んだアヒルの子」で実験だ!チャラン・ポ・ランタンの生演奏をベースに、「手話のお兄さん」が歌詞の世界や、曲の雰囲気を手話で伝え、さらに歌詞と楽譜をあわせた“字幕”も出してみた。この曲に込められたメッセージ「みんなちがって よい」という歌詞の部分は、関根さん・すみれさんも手話で参加。障害がある人もない人も、番組テーマ曲の世界を楽しむことができたかな…?

障害者はテレビを救う 写真8

あっという間の30分。今回は、いろいろな方法を試すもりだくさんの内容だった。“おいてけぼり”になってしまった障害者はいなかったか?今後もバリアフリーなテレビについて考えていく必要がありそうだ!

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「今日は反省」

生放送やから仕方ないところもあるけど、今日はポイントを押さえる時間がなかった。分かりやすく伝えよう、と言いながら結果的に分かりにくくなってたところがあったんちゃうかな。例えば、発達障害のひとにとっては今日は情報がたくさんありすぎて、よく分からなくなってたかもしれない。手話の分からない聴覚障害のひとための字幕、知的障害のひとのための字幕とか、ほんまはその多様性も必要だと言わないといけなかった。いろんなひとがいる、と言いながら、いろんなひとに届けられていたか? 障害のないひとにも届けられていたか? ツイッターにも触れる時間がなかったし双方向になってなかった。今日は反省。