これまでの放送

<にしくんプレゼンツ> 世界のマイノリティーツアー【後編】

放送日

9月30日(日)夜7:00

再放送10月5日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

サヘル・ローズほか

<にしくんプレゼンツ> 世界のマイノリティーツアー【後編】
バリバラ世界進出第二弾!プロデューサーにしくんが世界のマイノリティーを紹介!インドでは、男でも女でもない「第三の性」、キンネルのコミュニティーを取材。厳しい戒律の下で暮らし、自由のない人たち。コミュニティーを外れると生きていくのも困難なのが現実だが、最近では権利を求めて声を上げる人も現れつつある。ウガンダでは、にしくんが「ウガンダで一番醜い男」セバビを訪ねる!セバビ率いる障害者コメディー集団とにしくんがコントでコラボ!壮絶な過去を笑いに変える、その生き様に迫る。

内容

出演者

  • サヘル・ローズさん (俳優・タレント)
  • にしくん      (ムコ多糖症)
  • 大久保健一さん   (脳性まひ)

インド “第3の性”キンネルと出会う

世界のマイノリティーツアー【後編】 写真1

まずは、南インドの不思議なお祭りに潜入!続々と集まってくるのは、美しい衣装で着飾った1万もの人々。そのほとんどが男性器を切除した人たち。男でも女でもない第3の性、「キンネル」と呼ばれる。祭りは、年に一度の「神さまとの結婚式」、神の花嫁となるキンネルが主役だ。ヒジュラという呼称もあるが、取材を受けた人たちの多くが、差別的に使用されてきたとして、自らをキンネルと称した。キンネルたちは、日常どのような暮らしをしているのか?共同生活を送るサンディアさんとビジュリさんを取材した。

世界のマイノリティーツアー【後編】 写真2

2人の仕事は、男の子が生まれた家に出向き、歌とダンスで誕生を祝福すること。キンネルは子どもを産めない性だからこそ、誕生を祝福する力を持つとされる。子どもの母親は、「伝統の歌と踊りで祝福してもらえて幸せ」と話す。
多くのキンネルは、サンディアさんとビジュリさんのように祝福を授けた家族から祝儀をもらい、生計を立てている。一方で、キンネルには、長い間、差別や迫害を受け続けてきたという歴史もある。

世界のマイノリティーツアー【後編】 写真3

いまでも多くが、「グル」と呼ばれるリーダーに率いられたコミュニティーで、肉や酒が禁止されるなど、厳しい戒律を守りながら集団で暮らしている。若いキンネルに話を聞くと、トランスジェンダーだったことで両親から虐待を受けて育ったが、ここに来て平和な暮らしを手に入れたと言う。一方で厳しい戒律になじめず、集団を去る者も少なくない。都市の街頭では、集団から離れ、物乞いや売春で生計を立てるほか生きるすべを持たないキンネルたちと出会う。

変わりつつあるキンネルの暮らし

世界のマイノリティーツアー【後編】 写真4

職業や教育の場で差別を受け、自由を奪われてきたキンネルだが、当事者たちによる長年の運動が実を結び、2014年にトランスジェンダーが「第3の性」として法律で認められた。これにより、キンネルが安心して働ける環境が増えてきた。当事者が声を上げることが、社会の差別や偏見を少しずつなくしていくことにつながっている。

ウガンダのスーパースターに会いたい!

世界のマイノリティーツアー【後編】 写真5

にしくんのウガンダ旅・後編は、障害者のスーパースターに会いに行く!骨が変形する難病のセバビさん(53)は、ウガンダで開催される「醜い顔コンテスト」で優勝し、一躍有名に。今では、誰もが知る人気コメディアンだ。靴修理の仕事をしながら、コメディアンとしての活動を行っているという。
にしくんは、セバビさんから、一緒に活動するコメディー集団「アマルーラ・ファミリー」のメンバーを紹介された。メンバーの一人、フルストップさん。子どもの頃、ポリオにかかり身長は85センチ。

にしくんより20センチも小さい!恋にも積極的なフルストップさんは、粘り強いアタックで今の奥さんをゲット、息子にも恵まれたという。

世界のマイノリティーツアー【後編】 写真6

もっとセバビさんのことを知りたい!そう考えたにしくんは、妻と6人の子どもたちが待つ、セバビさんの故郷へ。妻・ケイトさんに「“国で一番醜い男”と結婚したいと思ったきっかけは?」と尋ねると、ごく自然に「彼を愛しているからよ」という答えが返ってきた!今はこうして幸せな生活を送るセバビさんだが、子どもの頃は酷いいじめや虐待を受けて育ち、一時は、ひきこもっていたという。しかし、「変わらない顔を嘆くよりも、自分の力で生活がしたい」と、外へ出て生きる道を選んだ。

世界のマイノリティーツアー【後編】 写真7

そんなセバビさんを、世に知らしめることになったコメディーのステージに、にしくんも参加させてもらうことに!身長105センチのフルストップさんと双子の役で、ブラックユーモアが効いた内容。ステージは大成功し、セバビさんの、逆境を笑い飛ばす強いパワーを体感した、にしくんだった。
スタジオでは、旅先で出会った人たちが、始めからポジティブに生きられていたわけではないという点に注目。当事者だけが頑張ろうとするのではなく、周囲の人たちや環境、社会の仕組みがその人を変えてく大切さを確認し合った。

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「過去のいじめが現在のポジティブな姿に、そこが大切」

ウガンダのセバビさんは人気者だけど、過去にいじめや虐待があったことが背景にあるということが大切。例えば、バリバラに出ているのは特別な障害者だ、とか言われることがあるけど、僕もいじめにあって何回も飛び降りようかと考えたことがある。それで、みんなが仲良く生きていける社会を作ることが僕の目標になったからテレビにも出ている。もちろん障害者だからといって、みんなが僕と同じことをせなあかんわけじゃないし、社会や親など周りから、そんなに頑張らんでもいい!っていう空気感や声かけがあれば、ほんとは気張らんでも生きていける。これは障害者だけに限った話じゃない。今回はいろんな面で語れる、深いテーマやったと思う。