これまでの放送

東京2020応援企画 障害者×ボランティア

放送日

11月18日(日)夜7:00

再放送11月23日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

IVANほか

東京2020応援企画 障害者×ボランティア
東京2020オリンピック・パラリンピックで11万人のボランティアが募集される。『多様性と調和』をスローガンにぜひ障害者に参加してほしいのだが・・・とバリバラへ相談が。そこで、寝たきり芸人あそどっぐが、どうすれば障害者がボランティアできるか検証!さらに、ボランティアを運営する大会組織委員会へ、障害者がボランティアするときに必要な配慮サポートを受けられるかどうか、話し合いへ!障害があってもなくても当たり前に付き合える、心のバリアフリーが「レガシー=遺産」になることを目指し、みんなで考える。

内容

出演者

  • IVANさん  (モデル・タレント)
  • あそどっぐさん (脊髄性筋萎縮症)
  • 小峰麻耶さん  (先天性多発性関節拘縮症)
  • あべけん太さん (ダウン症)
  • 沢渡一登さん  (日本財団オリパラボランティアサポートセンター事務局長)

東京2020で活躍期待!障害者ボランティア

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スタジオには、ボランティアに興味がある3名が登場。“ダウン症のイケメン”あべけん太さんは「世界中のかわいい人と出会いたい」。車いすユーザーの小峰麻耶さんは「いろんな人と話をしてみたい」。寝たきり芸人・あそどっぐは、「目立ちたがりなので、なんとかして関わりたい!」と動機も様々だ。東京大会のボランティア募集にも携わっている日本財団の沢渡さんによると、2012年のロンドン大会では、ボランティアのうち約3千人が障害者だったという。

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今回募集しているボランティアの活動内容は、大きく分けて9種類。「競技場での観客や関係者の案内」「競技の進行や選手のサポート」「語学力や医療知識などの専門性が必要とされる活動」など。しかし当事者からは「どうやって障害者がボランティアするのかイメージがわきにくい」という声が。そこで、あそどっぐが検証してみることに!

どうすればボランティアできる? あそどっぐが検証

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まずは“案内ボランティア”に挑戦。寝たきりでもボランティアしていると気づいてもらえるよう、4ヶ国語で看板を用意し、拡声器も装着、万全の体制で臨む。まずは母親との待ち合わせ場所がわからないという小学生を道案内。ホテルの場所を尋ねてきた外国人にはカタコトの英語で何とか対応したものの、経路まで伝えることはできず「お役に立てるようにもっと英語を勉強しないと」と反省したあそどっぐ。

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次は“式典ボランティア”。表彰式でメダルを運ぶなどの役割だ。プロのサッカーチーム「ロアッソ熊本」に協力してもらい、模擬表彰式を行った。長野オリンピックの着物姿のボランティアにヒントを得て、白塗り・着物姿で登場したあそどっぐ。困惑気味の選手たちだったが、あそどっぐ流の「お・も・て・な・し」の心は伝わった!?

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VTRを見た小峰さんは「スマホで調べものもできるし道案内はできそう」とイメージがわいた様子。しかし、体温調節が苦手で、夏場の活動に不安も。
実は、今回のボランティアにはこんな条件がある。10日以上の参加、1日8時間程度の活動。活動中は1日千円の交通費が出るが、それ以外は無償。現地までの交通費や滞在費は自己負担。さらに、事前に3回程度の研修にも参加必須。これには「ハードルが高い」と玉木さんは指摘。「障害がない人でも、10日有休をとるのは難しく金銭的な負担も大きい。やりたい気持ちがあってもストップがかかるのでは?」。

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さらに障害者がボランティア活動を行うにあたっては、合理的配慮やサポートが必要になってくる場合も。小峰さんはトイレにいく時、移乗などの介助が必要なため『周りのボランティア仲間に介助をしてもらえたら』。あべけん太さんは、予定外のことが起こると混乱してしまうので『フォローしてくれる人がいれば』。24時間介助が必要なあそどっぐは、以前東京でヘルパーを頼んだ時、人手不足と断られた経験から『ヘルパーの確保を手伝ってもらいたい』。必要な配慮が受けられるのか、大会組織委員会に直接話を聞いてみることにした!

必要な配慮は受けられる?話し合いへ!

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あそどっぐ、小峰さんと共に、ボランティアに興味があるという、強力な助っ人たちも話し合いに合流!バリバラではお馴染み、大久保健一さん(脳性まひ)とTASKEさん(高次脳機能障害・難聴)だ。応じてくれたのは、ボランティア推進部の人たち。さっそく、それぞれが必要な配慮を受けられるかどうか尋ねたところ、推進部としては、ひとりひとり必要な配慮があるという意見は受け止めつつ「具体的な配慮やサポートは、参加が確定してから、個別に検討する」ということだった。

ソフト面のバリアフリーレガシー(=遺産)を残すには

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ゲストのIVANは「ボランティアどうしで協力し合いながら活動ができれば」と話す。沢渡さんも「ボランティアの事前研修に、障害のある方へのサポート方法の講習も盛りこんでいかないと」と前向きな発言。一方で、障害者の側も「自分はどんなボランティア活動ができるかを明確に伝える。その上で、どんな配慮が必要か、運営側と対話を重ねて確認し合うことが大事では」という声も。
「多様性と調和」をかかげる東京オリンピック・パラリンピックで、障害があってもなくてもあたりまえに付き合える「心のバリアフリー」をレガシーとして残せるかーーーボランティア募集は12月上旬まで。

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「ボランティアにも多様性を」

ボランティアといってもいろんな関わり方があるはず。オリンピック・パラリンピックで多様性を目指す、というのならボランティア募集のやり方を根本的に見直さないと。募集項目自体に多様性がないし、もっと幅をもった役割があって、それを障害者が担っていけるなら、結果的に盛り上がりにつながると思う。例えばボランティアは1日だけでもOKという風にしていかないと。もちろん調整は大変になる、けど多様性というのはそういうことも含めてだと思う。収録では言えなかったけど、福祉施設に通っているひとたちが通常の仕事の一環としてオリ・パラに携わってもいいんちゃうかな。東京周辺の施設に限られるとは思うけど。