コラボレーション企画

バリバラ×セサミストリート


今回は、友達とのコミュニケーションがうまくいかないことに悩む、小学5年の女の子が主人公。相手の言葉から思惑を読み取るのが苦手なため、みんなの会話の流れを止めてしまうことが続き、自信を失っている。そこでバリバラは、アメリカの子ども番組『セサミストリート』とコラボレーション。エルモと、発達障害のある新キャラクター・ジュリアが、女の子の思いや特性をクラスの子たちに表現する手伝いをしながら、互いを理解するきっかけを作っていく。多様な子どもが共に生きる、クラスづくりのヒントを考える。


セサミストリートって?

バリバラ×セサミストリート

およそ50年続く、アメリカの子ども番組(2018年現在、米HBOと公共放送PBSで放送中)』。これまで、障害のある子、移民の子、HIV陽性の子…などを、パペット(人形キャラクター)として取り入れ、多様性や、マイノリティーの思いに光を当ててきました。2017年からは新たに、発達障害のひとつである自閉症のパペット『ジュリア』が仲間入り!多様な子どもたちが共に生きていくことの大切さを伝えます。

バリバラ×セサミストリート 登場人物


  • バリバラ×セサミストリート

    エルモ
    みんなのおなじみ、明るく元気なモンスター。コミュニケーションが苦手なジュリアをサポートしてきた。
    好物はワサビ。苦手なものは芽キャベツ。

  • バリバラ×セサミストリート

    ジュリア
    自閉症の女の子。絵を描くことと、歌うことが大好き。話しかけられていることに気づきにくかったり、返事をするまでに時間がかかったりと、コミュニケーションの面ではすれ違うこともあるが、仲間たちに理解されて楽しく過ごしている。

  • バリバラ×セサミストリート

    主人公の女の子
    友達とのコミュニケーションがうまくいかずに悩む、小学5年生。相手の言葉の奥にある意図や思惑を読み取るのが苦手で、会話の流れを止めてしまうことが続き、自信を失っている。



バリバラ×セサミストリート 概要


  • バリバラ×セサミストリート

    悩める女の子のもとに、セサミストリートから助っ人が参上!

  • バリバラ×セサミストリート

    「会話が苦手なら、○○を使おう」!自分の気持ちを表現する、とっておきの手段とは?

  • バリバラ×セサミストリート

    スタジオでは栗原類さん(モデル・俳優/発達障害を公表)が、子どもたちとともに学校での悩みを語り合います。



バリバラ×セサミストリート 伝える工夫

悩める女の子のもとに、セサミストリートから助っ人が参上!

バリバラ×セサミストリート

これまでは「自分みたいな子はほかにいない」と言っていた、主人公のゆりちゃん。
でも、コミュニケーションが苦手なジュリアと出会い、ジュリアが周りから理解されながら楽しく過ごしている姿を見て、自分はひとりじゃないこと、そして、クラスのみんなと仲良く過ごしたいという気持ちに、気づきました。

「会話が苦手なら、○○を使おう」!自分の気持ちを表現する、とっておきの手段とは?

バリバラ×セサミストリート

会話が苦手なゆりちゃん。それなら、別の手段で気持ちを伝えよう!
絵で描く、字で書く、先生にお願いする、ジェスチャーで表現する…方法はたくさん。ゆりちゃんが選んだのは?

得意の絵を生かして、気持ちを伝える絵カードを作りました!

  • バリバラ×セサミストリート

    気持ちを伝える絵カード1

  • バリバラ×セサミストリート

    気持ちを伝える絵カード2

  • バリバラ×セサミストリート

    気持ちを伝える絵カード
    「次、なにするの?」

  • バリバラ×セサミストリート

    気持ちを伝える絵カード
    「しょうぎやらない?」

クラスの子どもたちに向けて、コミニュケーションの課題や工夫を考えるワークショップを展開!

バリバラ×セサミストリート

クラスの子どもたちに向けて、コミュニケーションの課題や工夫を考えるワークショップを展開!クラスのみんなは、エルモとジュリアの間に起こったコミュニケーションのすれ違いを見ることで、伝える側の課題に気づいていきました。
【場面:音楽発表会で、ジュリアに立つ位置を教えようとするエルモ。でもジュリアは、なかなかその位置につかない。どうしてだろう?】

みんなからは、たくさんの意見や行動目標が寄せられました。

ワークショップではいろんな意見が出た

  • バリバラ×セサミストリート

    エルモとジュリアは、どうしてすれ違ってしまったのだろう?

  • バリバラ×セサミストリート

    コミュニケーションをよくするためには、どんな工夫ができるだろう?

スタジオでは、友達とのコミュニケーションに悩む子どもたちが、気持ちを伝えるための工夫を考えました。

バリバラ×セサミストリート

クラスの友達や先生に伝えたいことって、たくさんあるはず。そんなとき、口ではうまく言葉にできなくても、伝える方法はきっとある!そこで、スタジオに来てくれた子どもたちも、自分の特性や思いをクラスの友達や周りの人に伝えるお助けアイテムを、披露しました。

  • バリバラ×セサミストリート

    ◆小さなホワイトボード

    「今、そっとしておいて」「ひとりになれるスペースがほしいな」。友達や先生に、自分の気持ちやコンディションを伝えるためのホワイトボード。みんなの前だと言えないことも、これに書けば、伝えたい相手だけに伝えることができるんだそう。

  • バリバラ×セサミストリート

    ◆自分についての取り扱い説明書

    「自分が苦手なこと」を、親しくなった人に伝えてより深く理解してもらうための、“取扱説明書”。これを見せたら、先生が、事前にやることを書いたメモをくれるなど、工夫してくれるようになったそう。



番組内容はこちらから

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「あの授業は全国の学校で意識的にやるべき」

今回のゆりちゃんの授業、ちょっとやっただけでクラスの子どもたち、みんなが理解していた。その理解がすごい早かった。あんなふうにできるのなら全国の学校であの授業をやればいいし、意識的にしないといけない。これは道徳の時間なんかで必須でやるべきやと思う。教科書を使わなくても、自分たちのクラスにとって身近な問題があるなら、それを子どもたちと話し合って解決することが大切。今回は小学5年生やったけど、ほんまは1年生くらいからちょっとずつやっていかなあかん。一過性の理解じゃなくて、反復することも大切。その年齢なりの思考で考えてみるやん? もちろん大人になっても考えないといけないわけで。あと、その授業をおこなう前には必ず、当事者の子どもと親、先生とがよく話し合って、どんなことをどこまでどう伝えたいかをしっかり共有しておくことが大切やと思う。