OnAir

ニュースやスポーツ中継のため放送日時が変更になることがあります

BS1 6月18日(日) 午後6時00分~6時44分

盆栽

いま、日本の盆栽は「BONSAI」として世界で人気!一方、日本の盆栽人口は減る一方。外国人を魅了するその魅力とは?徹底討論する!
--------------------------------------
ご意見番:
小林康夫 さん(青山学院大学教授)
出演外国人:
アーロン・ドッズ(ニュージーランド)、メリアム・ヴィジェガス(フィリピン)
ニコラ・セラファン(フランス)、シー・シュエ(中国)
パトリック・ベフフマ(コンゴ民主共和国)、ヘザー・マクリーシュ(アメリカ)
ユーリ・クンヤ・ファウルスティヒ(ブラジル)、ヴァレリア・ファラオネ(イタリア)

◆世界盆栽大会
埼玉県さいたま市で開催された世界盆栽大会。4年に一度開催される大会で、今回で8回目。日本での開催は28年ぶり。延べ4万5千人の来場者の内、外国人は41か国から760人。なぜ、彼らは盆栽に惹かれるのか?日本人も知らない「BONSAI」の魅力を、大会に押し寄せる外国人を通して再発見する。
----------------------------
出演:ニコラ・セラファン(フランス)、取材先:さいたまスーパーアリーナ
----------------------------
[感想トーク]
出演の外国人は全員、日本に来る前から盆栽を知っていた。外国人の意見には、「樹齢600年の盆栽などはブラジルの建国より長く生きているのが、凄い。」「ニュージーランドで盆栽は、「芸者」「トヨタ」「神風」「腹切り」と同じように有名だ。」「日本人は自然のモノの美しさを引き出すのが上手く、小さいものを愛でるのが好きだから盆栽文化が続いたのだと思う。」等があり、10年前のクールジャパンでは、「盆栽は根を切ったり、針金などで曲げるので木がかわいそうだ」という意見があったが、今では殆どの外国人が美しい形を保つには必要なことだし、女性が美のためにハイヒールを履くのと同じで可哀想そうとは思わないと盆栽に理解を示した。
◆盆栽ガールズプロジェクト
盆栽用の松の日本一の産地、香川県では「盆栽」の人気復活のために香川大学の女子学生がBonsai★Girls Projectを立ち上げた。メンバーは盆栽園で知識を蓄え、ワークショップを各地で開催している。岡山で開催したイベントに参加した彼女たちに同行し、若者や未体験者に「カワイイ」「オシャレ」なミニ盆栽の魅力を伝える様子を伝える。
----------------------------
出演:メリアム・ヴィジェガス(フィリピン)、取材先:香川大学 盆栽ガールズプロジェクト・花澤明春園・岡山県宇野港
----------------------------
[感想トーク]
伝統を大切にして欲しいと思う外国人に、可愛い盆栽はあまり受け入れられなかったが、若い人に興味を持ってもらい盆栽文化を絶やさないためにはいいと思う、という人もいた。ミニ盆栽は海外で流行るか?という問いには、ブラジルで盆栽は禅のイメージなので流行らないとか、イタリアでは日本のインテリアがおしゃれで人気なので受け入れられると思うなどの意見が。日本で盆栽に興味を持つ人が少なくなっているのは、日本が欧米化してしまったからで、反対に欧米はアジアに目を向けて自然とのつながりを取り戻そうとしているから人気があるのだという意見もあった。
◆盆栽用ジョウロ
世界の盆栽愛好家から注文が殺到し、納品まで1年待ちという盆栽専用ジョウロ。日本で唯一の如雨露(じょうろ)専門メーカー・根岸産業の「銅製竿長如雨露」。雨のように柔らかく、また勢いのある水は盆栽の苔を傷つけず、根に十分な酸素を送り込む。盆栽という芸術を生み出すために、芸術的な道具も生み出す日本。物作りに懸ける熱い思いを探る。
----------------------------
出演:ユーリ・クンヤ・ファウルスティヒ(ブラジル)、取材先:根岸産業有限会社・春花園盆栽美術館
----------------------------
[感想トーク]
1個2万5千円するジョウロ。しかし盆栽に良いジョウロであれば値段は高くないという意見が多かった。改めて盆栽の魅力を聞くと小さな自然を描いていたり、形を変えながらも長く生きられる姿、自然とアートが融合した美しいものというすばらしさがあるそうだ。