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BS1 8月6日(日) 午後6時00分~6時44分

冷たい麺

真夏に食べたいものといえば「冷たい麺」。そうめんや冷やし中華、冷たいそばやうどん、さらには冷やしラーメン…。日本人は冷たい麺が大好きだが、世界を見てみると、あまり食べられていない。麺の本場・中国やイタリアにも冷めたいラーメンやパスタはないのだ。なぜ日本人は冷たい麺にこだわるのか?冷たい食べ物で身体を冷やそうとする文化はなぜ世界にないのか?夏の日本のグルメの定番「冷たい麺」は、クールなのか?
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ご意見番:
中村 伊知哉 教授(慶應義塾大学大学院教授)
出演外国人:
フラビオ・パリージ (イタリア)、ズォン・トラン(ベトナム)
ジョージ・グラインジャー (イギリス)、ジニー・ション(オーストラリア)
ディビッド・パブリナ (アメリカ)、シー・シュエ(中国)
ユーリ・クンヤ・ファウルスティヒ(ブラジル)、パーファン・ジュンサシサクン(タイ)

◆冷たいフォー&パスタを外国人が初体験
ベトナムには冷たいフォーはない。そんなベトナムから来たズォンさんが冷たいフォーを初体験。同じくイタリアには冷たいパスタはないというイタリア人のフラビオさんが冷製パスタを体験。冷たくアレンジされた自国の料理に感動!
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出演:ズォン・トラン(ベトナム)/フラビオ・パリージ(イタリア)、取材先:ヴェトナム アリス 神楽坂(冷やしフォーの店)/オステリア レガーメ 神楽坂(冷やしパスタの店)
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[感想トーク]
イタリア人は新しい試みをしないが冷たいパスタは、美味しかったとのこと。海外の料理をアレンジするのは日本だけではないし、その国の文化にあったものを作れば良いという意見や、レストランで冷たい麺が出てきたらイギリス人はがっかりするとか、中国では冷たい食べ物は体に良くないとされているという意見があった。また、日本人が夏にエアコンで温度を下げるのではなく、冷たいものを食べるのは食文化が豊かだからとアメリカ人が発言した。
◆和泉そうめん
愛知県安城市、250年の伝統を誇るそうめんの産地。家族でそうめん作りをする製麺所を訪ねた。冬に作るそうめんと違い、夏の間に作られる和泉そうめんの特徴は乾燥させた麺に再び湿度を加え半生の状態にすること。半生にすることで熟成が進み、モチモチ感が増す。日本の伝統的なそうめん作りを外国人が調査。
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出演:ジョージ・グラインジャー(イギリス)、取材先:間杉手延製麺所
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[感想トーク]
そうめんという存在は知っていたが実際にどんなものかはわからなかったが、製造過程を観たらクールだとわかったと言う外国人たち。世界にそうめんを発信するには、麺だけでは食べ方がわからないのでラーメンの袋麺のようにスープと一緒に販売しては?といった意見や「流しそうめん」がとっても楽しいからアメリカではウケたとの意見が出た。
◆冷たいカップ麺
群馬県にあるカップ麺メーカー。発売から30年改良を重ねて完成したのが「冷しシリーズ」。お湯で麺を柔らかくし、その後水で冷やして食べる。開発当初は本物の冷やし中華に近づけようとノンフライ麺を使ったが売れず、麺を変更。その後は、具がなくても満足する味にするための試行錯誤を繰り返し絶妙な味つけを探りだした。遂に究極の冷しカップ麺は大ヒットする。その開発秘話を外国人が聞いた。
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出演:ユーリ・クンヤ・ファウルスティヒ(ブラジル)、取材先:大黒食品工業株式会社
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[感想トーク]
スタジオで冷たいカップ麺を試食、麺とスープの相性やさっぱりとした味わいがおいしいと外国人に絶賛された。酸味を上手に使いこなすことや、味を追求するのが日本人らしいという意見もでた。しかし、「アメリカでは冷たい麺の文化がそもそもない」「中国ではインスタント麺は人気でもカップ麺はほとんどない」「オースタラリアでは水が貴重だからウケない」と海外で人気を得るのは難しいようだった。