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BS1 11月19日(日) 午後6時05分~6時49分

トイレ

外国人が驚いたという日本文化で、常に上位にあげられるのが「トイレの美しさ」。シャワートイレをはじめ、取り替え簡単なペーパーホルダーなど、日本人にとっては見慣れた光景も、外国人にとっては新鮮な驚きに満ちている。外国人が驚く日本のトイレの魅力を徹底調査する。
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ご意見番:
荒俣 宏 さん(作家)
出演外国人:
ハイケ・ブロック(ドイツ)、アバン・サフリ(シンガポール)
ヘン・シン(中国)、ユセフ・ブーザート(モロッコ)
ライアン・ゲインズ(アメリカ)、ジニー・ション(オーストラリア)
ディミトリス・コントポウロス(ギリシャ)、リア・スコット(バルバドス)

◆日本の最新“公共”トイレ!!
シンガポールのアバンさんとドイツのハイケさんそれぞれが驚いた公共トイレを紹介。京王百貨店 聖蹟桜ヶ丘店のトイレはパウダールームが人気。テスターのハンドクリームが無料で使えたり、キッズトイレも充実。婦人服や紳士服といったフロアごとの客層に合わせた内装にしている。アバンさんのお薦めは成田空港・出国ロビーにある最新トイレ。男性の「小」も全て個室で、入室時間の長さがランプで外からわかるようになっていた。
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出演:ハイケ・ブロック(ドイツ)/アバン・サフリ(シンガポール)、取材先:京王百貨店 聖蹟桜ヶ丘店/GALLERY TOTO
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[感想トーク]
ハイケさんはデパートのトイレがまるでテーマパークのようだったと感動。他の外国人も、機能性だけじゃなく心地よさを提供しているのがクールという意見。アバンさんは成田空港のハイテクトイレが「日本で最後のおもてなし」として出国ゲートにあることがクールとのこと。一方、成田空港のトイレについている「滞在時間を示すランプ」に対してはプレッシャーになるとか、具合が悪い人の合図にもなるなど賛否が分かれた。
◆洗浄機付きトイレ用トイレットペーパー開発物語
洗浄機付きトイレ普及に伴い、従来のトイレットペーパーでは「破れる」「肌に張り付く」などの問題が噴出。そこで15年前に洗浄機付きトイレ用のトイレットペーパー開発に乗り出した製紙会社を訪ね「水に強く、でも水に溶けやすい」という相反する特性をもったトイレットペーパーの開発の裏話を聞いた。開発のヒントにしたのが、凸凹の2枚の紙で空間を作り水を吸収、しかし破れないというキッチンペーパーの形状。トイレットペーパー用に、様々な空間の形や、はり合わせの強度、紙質を調整、2年に亘る開発だった。
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出演:ライアン・ゲインズ(アメリカ)、取材先:春日製紙工業株式会社
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[感想トーク]
「水に強く、でも水に溶けやすい」という難しい課題に対して諦めずに完成させたのが日本的ですばらしいと言う感想ーパーをゴミ箱に捨てる中国のシンさんなども、このトイレットペーパーにクールを感じていた。また、トイレットペーパーに香りがついていたり色付きなのも海外ではないようだった。日本のトイレのノットクールについては「男性も座って小用をたすこと」「公衆トイレにブラシが備え付けられていないから自分できれいにできない」「家庭のトイレのスリッパの履き替えが難しい」などがあげられた。
◆これCOOLなの? 日本のトイレ掃除
禅寺でトイレ掃除は「不浄なところを清掃することで、煩悩をすすぎ精神を浄化する」と古くから修行に位置付けられているという。長野、小布施の中学校では、教育の一環として生徒がトイレ掃除をしている。12年前に始まったこのトイレ掃除、子供たちは掃除を通して、「小さな変化に気づくようになった」とか「人のことを思いやることができるようになった」などと言う。トイレ掃除で心を磨く日本人はクール?
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取材先:宗保院/小布施町立小布施中学校
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[感想トーク]
海外で生徒はトイレだけでなく教室の掃除もしない。他者への気遣いを学ぶことができる教育的側面を知ったことで、トイレ掃除を良いことだと感じた外国人も多かった。一方で学校ではなく家庭で教えれば良いという意見も出た。