BS1 12月10日(日) 午後6時00分~6時44分

近年、海外で人気なのがニッポンの「芋」。外国人が驚くのは日本の芋の多様さ。じゃがいもにさつまいも、里芋、長芋など、芋の種類の豊富さは海外では見られないという。また芋の利用法・加工法も多彩。欧米では「芋は野菜」と考えられているため、石焼き芋やスイートポテトのように「芋をスイーツにする」文化は少ないという。世界から注目を集め始めている日本の芋は外国人から見てクール?
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ご意見番:
荒俣 宏 さん(作家)
出演外国人:
シャミタ・モレ(インド)、ジニー・ション(オーストラリア)
ジェニー・ソトマヨール(ペルー)、ジィ・ヤン(中国)
ピーター・メーシー(アメリカ)、フラビオ・パリージ(イタリア)
ユラ・イェフィメンコ(ロシア)、オマル・イスハグ(スーダン)

◆デパ地下の芋スイーツ
日本の芋の食べ方で欧米と決定的に違うのが「芋をスイーツにして食べる」こと。そこで外国人がデパ地下でさつま芋のスイーツを探した。定番の芋ようかんやスイートポテトから洋菓子まで様々なイモスイーツを約80店舗中、20店で販売していた。さらにさつまいものミュージアムへ行くと、様々なさつまいもの商品は勿論、歴史展示や、大学芋の製造の様子も見学できた。
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出演:ジェニー・ソトマヨール(ペルー)/フラビオ・パリージ(イタリア)、取材先:西武池袋本店/なめがたファーマーズヴィレッジ内 焼き芋ファクトリーミュージアム
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[感想トーク]
外国人は、さつまいもの甘さを利用し様々なおやつとして利用されていることに驚いていた。インドではさつまいものスイーツは、家で作るもので売ってはいないという。アメリカではさつまいもは感謝祭に食べるだけで他の季節には食べないという。
◆究極の自然薯掘りに密着
芋を生で食べる「とろろ」。日本に来てその味を好きになった外国人が、天然の自然薯堀を体験。自然薯掘り名人、鴇田さんに収穫のコツを教えてもらった。
・ハート型の葉を見つけて、ツルの長いもの(成長したもの)を選ぶ
・芋を折らないように、自然薯に沿ってその手前だけを掘り、笹で自然薯を固定しながら掘り進む
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出演:シャミタ・モレ(インド)/自然薯掘り名人・鴇田さん、取材先:みんなの農村ネットワーク
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[感想トーク]
自然薯掘りには「狩りのよう」「芸術品みたい」と興味を持った外国人達だったが、とろろの見た目や食感が腐ったものを想像したりして、飲み込めないという。日本人がネバネバの食感を楽しむ理由には、生卵や生魚を食べるのでいろいろな食感を楽しむのではないかという意見が出た。
◆鴻上尚史のこれクールでしょ! こんにゃく麺で海外へ
日本の芋の中で近年注目を集めている加工品が「こんにゃく」。国内での販売が頭打ちになってきた2002年、新たな販路を求めて世界進出に乗り出した福岡県大牟田市のこんにゃくメーカーがある。海外のフードショーに参加、試食をしてもらった。しかしアジア人には受けても欧米人にはその匂いと食感や色のせいでまるで受け入れられなかった。そこで匂いを抑え、穀物や野菜を混ぜた赤・黄・緑・白のこんにゃくを考案。さらにこんにゃくヌードルとして形状も工夫し、売り出した。今やカロリーゼロ、グルテンフリーを売りにして20か国と取り引きをしている。
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取材先:石橋屋
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[感想トーク]
こんにゃくが好きだという外国人と嫌いだという外国人は半々。嫌いな理由は食感と匂い。そこで、こんにゃくヌードルを使ったラーメンを試食してもらった。多くの外国人が気に入り、カロリーゼロである点も含め、海外でこんにゃくヌードルが流行るかもしれないという声が多かった。