BS1 6月3日(日) 午後6時00分~6時44分

ギョーザ

ギョーザの発祥は中国。しかし、今焼きギョーザが「日本の食べ物」として世界で人気を集めている。フランスには行列の出来るギョーザ・バーが出現し、本場中国でも日本のチェーン店の焼きギョーザが「日本式」と大人気。スタイリッシュな進化系にご当地ギョーザなど日々進化を続ける日本のギョーザ。外国人をも魅了する日本式ギョーザの人気の秘密に迫る。
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ご意見番:
中村 伊知哉 さん(慶應義塾大学教授)
出演外国人:
サスィウィモン・キサナヨティン(タイ)、チェン・ボーウェン(中国)
ジェニー・ソトマヨール(ペルー)、ピーター・メーシー(アメリカ)
ジニー・ション(オーストラリア)、フラビオ・パリージ(イタリア)
ステファニー・コロイン(フランス)、パトリック・ベフフマ(コンゴ民主共和国)

◆フランス、中国にギョーザが進出
中国発祥のギョーザは、主に水餃子で、主食として食べられている。しかし今、日本の焼きギョーザが「日本式」と呼ばれ人気。上海に進出したラーメン・チェーンを訪ねると、そこにはラーメンとギョーザを一緒に食べる人々の姿が。焼きギョーザは皮が薄くて味が濃いため、ラーメンと一緒に食べても美味しいという声。中国でも日本の焼きギョーザが食べ方と共に、広がっているようだ。パリにもおしゃれなギョーザ・バーが開店。パリッ子達がワインと共に楽しんでいた。新しいギョーザの食べ方が広がっていた。
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出演:ヴィンセント・トゥレーヌ(フランス)、取材先:GYOZA BAR
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[感想トーク]
日本の料理とも言える焼きギョーザだが、海外では中国料理だと思われているようだった。外国人にとって野菜が多く入っている焼きギョーザは、水餃子と比べヘルシーで食べやすく、海外でも「ギョーザ」とよばれて、ラーメンのサイドメニューとして人気だそうだ。人気の理由として、形がカワイイ、小麦粉で包んで食べるものは海外にもあるので親しみやすいなどの意見が出た。
◆ギョーザフェス
大阪で行われた全国から20店が参加したギョーザフェスを取材。初出店する鴨肉ギョーザのお店は、5日間の会期用に6万個、1万2千食分を用意。フェスは5月2日(水)からの5日間、初日は雨にもかかわらず、合計16万人を超える客が訪れ、創意工夫を凝らしたギョーザを楽しんでいた。
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出演:チェン・ボーウェン(中国)/ステファニー・コロイン(フランス)、取材先:オペレッタ52/餃子フェス OSAKA2018
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[感想トーク]
外国人は、雨にもかかわらず大勢の人が訪れたことに驚いていた。日本ではどんどん新しいものを作ろうとする点がクールで、中国の水餃子は肉の種類は多いが、見た目は同じだという。また、日本全国で様々な料理フェスがあるのは、地方によって個性ある料理があるからで、一箇所で色々食べられるのは、楽しいという意見が出た。
◆ギョーザ焼き器開発物語
ギョーザを焼くのは難しい、火が均一に通らず焼きむらができてしまうのだ。そんな厨房の悩みを解決したギョーザ焼き器の開発物語。油をひいて餃子をのせるだけで、タイミングを計って適量の水が出て、美しい焼き目のギョーザができ、掃除も簡単なギョーザ焼き器だ。その開発に要した時間は1年半。最も苦労したのが熱伝導のいい鉄の上にどれくらいの厚みのステンレス鋼を組み合わせるかだった。
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取材先:ジンホア 京華小吃 恵比寿店/ニチワ電機株式会社
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[感想トーク]
ギョーザ焼き器は、客の待ち時間が減るので、注文の多い店には必要で、海外でも人気になるだろうという意見が出た一方で、機械を買うより人件費の方が安いと言う国もあるようだ。焼きギョーザが今後世界でヒットするかについては、「メインの料理ではないためラーメンや寿司にはおよばない」とか「お酒のつまみとして人気が出る」のでは、という意見が出た。