BS1 6月10日(日) 午後6時00分~6時49分

出張COOL JAPAN in 福井
福井は日本一の宝庫なんやざスペシャル

「出張COOL JAPAN」第4弾は、福井県。福井県は外国人宿泊者数が全国46位で、もっとも外国人が来ない県のひとつ。一方で「幸福度ランキング」では2016年に1位を獲得した日本一幸せな県。さらに社長輩出数、病院の数など、様々な日本一を誇る県でもある。今回も地元在住の外国人8人が集結。住んでいるからこそ分かる世界に伝えたい福井の魅力を持ち寄り、鴻上尚史と徹底討論する。
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ご意見番:
荒俣 宏 さん(作家)
出演外国人:
アンドリュー・ボーラ(アメリカ)、ホリー・ハント(アメリカ)
サイモン・ウッドゲット(イギリス)、ザワディ・マッチャ(タンザニア)
チェン・ハオナン(中国)、ニコール・クラスマン(オーストラリア)
ピーター・クラインズ(アイルランド)、ヴィルジニー・ルフェーブル(フランス)

◆油揚げ
消費額が55年連続日本一の福井のソウルフード「油揚げ」。仏教の信仰が厚い福井県で報恩講(親鸞聖人のご恩に感謝する)と言う行事に精進料理として使われてきた歴史があった。中でも人気の竹田の油揚げを生産する老舗の豆腐屋では、専用のお豆腐を1時間100回以上ひっくり返しながら揚げることで大きな油揚げを作っていた。
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出演:サイモン・ウッドゲット(イギリス)/谷口 弘晃 さん(老舗豆腐屋・(有)谷口屋4代目)、取材先:有限会社谷口屋
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[感想トーク]
大きな油揚げは、ジューシーさや食感が好評で、100回もひっくり返すのは日本人の繊細さの象徴だとの感想が聞かれた。揚げは適当な油もあって肉の代わりになるためベジタリアンに最適だという。丁寧な作り方をアピールすればもっと人気が出るという意見もあった。
◆日本一だらけの寺
「大師山清大寺」には日本一がいっぱい。しかし、観光客が少なく門前町はまるで廃墟のよう。日本一の高さを誇る五重の塔、日本一大きな本堂、屋内坐像として日本一大きな大仏は、地元の実業家が故郷への恩返しとして建立したもの。しかし、町おこしとして建てられたお寺に日本人はありがたみを感じず、観光客の足は遠のいたのだ。現在は臨済宗のお寺として再出発。そんな大師山清大寺の魅力に気付いたのは外国人だった。
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出演:アンドリュー・ボーラ(アメリカ)/山川 宗玄 さん(清大寺ご住職)、取材先:大師山 清大寺
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[感想トーク]
日本人は歴史が浅いものには興味を持たないが、外国人は、歴史の始まりなのだと感じ、しかも人が少ないので落ち着くのが魅力だという。
◆越前和紙
手漉きでは日本一の出荷量を誇る越前市の特産、「越前和紙」。紙すきの技を受け継ぐ女性社長の4代目岩野麻貴子さんのもとを外国人が訪ねた。越前和紙には1000年の歴史があり、なかでも、平安時代から続く一子相伝の技「打雲」と呼ばれる紙すきの技を見せてもらう。
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出演:ホリー・ハント(アメリカ)/岩野 麻貴子さん(越前和紙製紙所4代目)、取材先:株式会社岩野平三郎製紙所
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[感想トーク]
日本は、文化や伝統を大事にし、家族のつながりが強く家業に誇りを持っているから、伝統を継承してゆけるのだろうという意見。工芸品は飾るだけでなく実際に使うと愛着が湧くし、新しいデザインや使い方を考えると良いと言う意見も出た。