BS1 7月22日(日) 午後6時00分~6時49分

出張COOL JAPAN in 山口
山口はぶち穴場があふれちょるSP

「出張COOL JAPAN」第5弾は、山口県。外国人に人気の広島やアジアの玄関福岡に挟まれた山口県だが、2017年の外国人宿泊者数は全国で43位と、インバウンドに乗り遅れている。しかし世界遺産に登録された萩やSNSやCMで話題の角島大橋や秋吉台、元乃隅稲荷神社など魅力も多い県。そこで今回も地元在住の外国人8人が集結。住んでいるからこそ分かる世界に伝えたい山口の魅力を持ち寄り、鴻上尚史と徹底討論する。
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ご意見番:
高井 典子 さん(文教大学教授)
出演外国人:
ジョー・ソボルスキ(オーストラリア)、エマ・ヒロ(イギリス)
ショーン・ディーツ(アメリカ) 、ミラグロス・ビルヘス(ペルー)
グランディ・キンシ(インドネシア)、エカテリーナ・ウエダ(ロシア)
ジェイコブ・シンクバ(ウガンダ)、ホ・ジンジエ(中国)

◆山口グルメ「ふぐ」
インドネシアのグランディさんがふぐを初体験。まず、ふぐから毒を取り除く様子を見学。日本一難しいと言われる山口県のふぐ処理師免許をもつ職人の「捌き」を見て、日本で食べるふぐは安全と納得。いよいよ挑戦、下関流にふぐを2~3枚まとめて食べてみてもそのおいしさにはぴんとこなかったが、細ネギを2~3本巻いて食べるとそのおいしさが格段にわかるという。その秘密を探るため、下関の安岡地区だけで作られているネギの農家を訪ねる。100年以上かけて改良を重ね、香りとうまみ成分を増加させてきたネギ。最後に手作業で1本ずつ皮を剥き、味の良い芯だけがふぐ用に出荷されていた。
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出演:グランディ・キンシ(インドネシア)/寺戸 昌尚 さん(ふぐ処理師)/酒井 由美子 さん(ふぐ料亭女将)/大西 猛さん(安岡ねぎ農家)、取材先:酒井商店/JA下関 安岡支所
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[感想トーク]
外国人が口をそろえて言うのは、最初ふぐを食べたときは恐怖だったこと、しかも普通の魚と同じ味だったという人も。ネギに巻き付けたふぐを食べてみると、8人全員がふぐの味が引き立てられ、食感も良くなるのだという。
◆オーストラリア人が提案する新妄想の旅
オーストラリアとの新たな類似点をオーストラリア人が紹介。熱帯雨林にたたずむ古城パロネラパークを連想するという山口市小郡の旧桂ヶ谷貯水池堰堤。有形文化財に登録されている廃墟のダムが、ラピュタの城のようで魅力だという。更にクワッカワラビーの生息地ロットネスト島に似ているのが島の活性化のためにオーストラリアの国鳥エミューを飼育している蓋井島。他に、アデレードの夜景をイメージする周南市の工場夜景を紹介。
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出演:ジョー・ソボルスキ(オーストラリア)/中村 求 さん(蓋井島・エミューを飼育する島民)、取材先:旧桂ヶ谷貯水池堰堤/エミュー牧場/南工場地帯
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[感想トーク]
外国人は、自分の国に似ている場所を見つける旅はとても楽しいことだという。他にもアニメの世界を感じられる場所など、外国人目線で発見した場所は山口へ外国人を呼び込む魅力になるという。他に、外国人がお勧めする観光スポットとして「萩の城下町の白い塀と夏みかん」、赤い鳥居が海へ続く「元乃隅稲成神社」などだった。
◆湯治文化が残る秘境 俵山温泉
1100年の歴史を持つ俵山温泉。鄙びた温泉街がクールだという外国人が見つけたのは、軒先のツバメの巣とホタルの乱舞。俵山温泉は一週間以上滞在して、温泉療養をする湯治場として栄えた場所。自炊できる長期滞在向けの旅館ばかりではなく食事付きの旅館もある。体験した外国人は俵山温泉のレトロな雰囲気に魅了された。
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出演:エマ・ヒロ(イギリス)、取材先:俵山温泉
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[感想トーク]
コンビニやネオンがない鄙びた温泉街は、郷愁を感じ魅力的だという。湯治宿か旅館を選択できるのもいい。温泉の効能については信じる国もあるが、概ね「気にしない」とか「温泉とは社交の場で治療目的ではない」という。また、人前で裸になることに慣れていなかったり、タトゥーがある外国人のための個室があればいいという意見も出た。