BS1 1月6日(日) 午後6時00分~6時44分

縁起

生まれてから、もしくは生まれる前から、一生を全うするまでの間、毎年のように縁起にまつわる行事を行い、日頃ふとしたことで運の良さを感じたりと、ゲン担ぎが大好きな日本人。その文化を、外国人はどう思うのか?伝統的なものからイマドキのものまで、日本の縁起を掘り下げる。
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ご意見番:
小林 康夫 さん(青山学院大学教授)
出演外国人:
ナタリー・ロブエ(スイス)、ピーター・メーシー(アメリカ)
ナイラ・サワヤ(レバノン)、オマル・イスハグ(スーダン)
ジー・ヤン(中国)、カイル・トール・ギールマン・カブレラ(ベネズエラ)
クリスティアン・ブリュー(イギリス)、アーロン・ドッズ(ニュージーランド)

◆日本のパワースポット
日本には「パワースポット」と呼ばれる場所が多い。代表格は由緒正しい神社。お参りだけでなく「ハート」の形を探したり、ご神木の写真を待ち受けにしたりと、縁起担ぎはバリエーション豊富。一方で、多くの人に来てほしいと「開運輪投げ」、健康運UPの「足つぼ参道」など、ユニークな参拝法を宮司さんが考えた神社も。ナタリーさんとピーターさんがそれぞれの神社を訪れ、パワースポットのCOOLを探る。
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出演:ナタリー・ロブエ(スイス)/ピーター・メーシー(アメリカ)、取材先:東京大神宮/川越熊野神社/宝くじ売り場:西銀座チャンスセンター
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[感想トーク]
外国人は、何かラッキーだと感じたら信じる、日本人の柔軟性が素敵だという。勝手に幸運スポットに見立てた場所は、中国にはなかったが、レバノンでは聖母マリアに見える場所は病気が治ると言われているそう。また、スーダンでは宗教心が強いと幸運になれるそう。輪投げの運試しについては、厳格な神社がやっていることが面白いという意見や、輪が入らなかったら希望を失うのでは?と言う意見が出た。日本人が幸運スポットを作るのが好きなのは、無宗教なので精神的なよりどころを求めている人が多いのではないかという意見が出た。
◆日本人の縁起人生
外国人が、千葉県の山﨑さん一家のお宅にお邪魔した。行われていたのは、満一歳の誕生日を迎えた息子・貴彦くんの一升餅のお祝い。お餅の丸い形は“一生円満”という願いが込められていてお餅をしょって歩けたら、力強く人生を歩むことを暗示。1歳までに、お七夜やお宮参りなど、すでにたくさんの縁起行事を通ってきた貴彦くん。縁起行事がいっぱいの日本人の人生はCOOL?
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出演:クリスティアン・ブリュー(イギリス)
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[感想トーク]
クリスティアンさんは、技術が発達した現代でも伝統を続けているところに感動したという。子供の幸運を願う行事、海外では、ベネズエラ…赤ちゃんにアサバチェという石がついた赤いリボンを腰に結ぶ。中国…赤ちゃんの髪を切って筆を作る儀式。その筆は使わないでとっておく。生後100日の祝いもある。また外国人が実践している日本の縁起は、招き猫を集めたり、勝負事の前にカツ丼を食べたり、「いいご縁」にかけて五円玉を財布の中に入れたりしている人がいた。
◆必ず「茶柱」が立つお茶
最近見かけなくなった「茶柱」が「必ず立つ」という商品の開発物語。茶の粉を固め茎の形にして、一方を焼いて軽くし浮かぶようにするのに5年もの歳月をかけた。
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取材先:かさの家/縁起茶本舗/兼八産業株式会社
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[感想トーク]
必ず「茶柱」が立つお茶について、ニセモノの幸運だという否定的な意見が多く出たが、人工的に作られていても幸運を分かち合えるのは素敵、皆が幸せになれるという意見もあった。また、細部までこだわり、忍耐強く試作を重ねた開発者を称賛する声もあった。「これCOOLでしょ!」ジャッジでは3人がCOOL札を上げた。