BS1 2月3日(日) 午後6時00分~6時44分

2.5次元

アニメや漫画、ゲーム原作のものが実写化され、現実世界とつながり、2次元と3次元の間の新しいエンターテインメント「2.5次元」。そこに夢中になる若者が急増。2.5次元モノはなぜ若者の心を捉えるのか?外国人の目から見て、クールなのか?その魅力を探る。
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ご意見番:
中村 伊知哉 さん(慶應義塾大学 教授)
出演外国人:
ジニー・ション(オーストラリア)、ジュン・ソン(韓国)
ミルタ・コラル(ペルー)、ペター・ウェイレンマン・ヒガシ(スウェーデン)
リア・スコット(バルバドス)、デイビッド・パブリナ(アメリカ)
シニパー・ピンムアン(タイ)、マリウシュ・コジェウ(ポーランド)

◆2.5次元ミュージカル
マンガ、アニメ、ゲームなどの2次元作品を舞台化した「2.5次元舞台」。全国各地で毎日のように公演が行われている。外国人が見にいったのは男子バレーをテーマにした青春マンガが原作の「ハイキュー」。原作のイメージを壊さないように、衣装や髪色にこだわった出演者、マンガの迫力を限られた舞台で再現するため、映像や音にこだわった演出に感動。去年秋にはセーラームーンの2.5次元舞台がフランスに進出。今、世界から注目を集める2.5次元舞台はクール?
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出演:ジニー・ション(オーストラリア)、取材先:梅田芸術劇場/一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会
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[感想トーク]
見に行ったジニーさんは、「今まで見たこともない一番クールな舞台だった、ほとんどの人が結末を知っているのに、泣いたり目を輝かせて見ていたりしたことに感動した」という。また、役者がキャラクターに似ていることがクール。日本人はどこまでも追求することが好きだから2.5次元舞台にハマるのではないか、などの意見もあった。ペルーでは、セーラームーンやテニスの王子様など「2.5次元舞台」は人気で、インターネットで見ている。ポーランドでは、日本から来たものはなんでも成功するので「2.5次元舞台」が来たらヒットするそうだ。
◆聖地巡礼
アニメの舞台となった場所を訪ねる「聖地巡礼」。今や専門のガイドブックも発売されるほど人気の観光。今回やってきたのは茨城県大洗町。2012年「ガールズ&パンツァー」(通称ガルパン)という戦車アニメの舞台になった。ファンの案内でガルパンの舞台を散策。すると、日本の若者のみならず海外からも・・・中には移住する人まで!アニメの舞台である現実世界を訪ねる2.5次元観光「聖地巡礼」は、クール?
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出演:ペター・ウェイレンマン・ヒガシ(スウェーデン)、取材先:大洗町役場 商工観光課 商工観光係/大洗磯前神社/肴屋本店/ヴィンテージ・クラブ むらいMURAI/江口又新堂/一般社団法人アニメツーリズム協会
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[感想トーク]
実際に行ったペターさんは、ストーリーやキャラクターと深くつながることができるのがいい、大洗でないと体験できないからとてもクールだと言う。町の人がフレンドリーで、移住者が多いのもうなずけるという。漫画やアニメで日本の地方都市を知ったと言う外国人もいた。
◆eスポーツ
世界的に人気の「eスポーツ」。eスポーツのプロを育てる学校を訪ね、その授業を取材。世界で勝つための選手の育成やマネージメント、大会運営等。授業の中で日本独特なのが実況キャスターを育てるコース。日本と海外の実況の違いはクール?
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出演:デイビッド・パブリナ(アメリカ)、取材先:東京アニメ・声優専門学校
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[感想トーク]
実際に行ったディビットさんは、ホワイトボードに書いたりノートをとったりなどのアナログな方法で、デジタルを勉強しているのが日本的だと言う。スウェーデン、韓国には、高校などでeスポーツを学べる学校があるという。アメリカでの実況はチームを組んで説明役、盛り上げ役に別れて実況するそうだが、日本の実況は戦略に詳しくない観客もひきこまれる、などクールだという意見が多かった。