ストーリー
就職活動中の高山峰子(22)は、どこからも内定がもらえず追い詰められていた。そんな時、母・晴江(50)が「憧れだった芸者になる!」と言い出し、高山家に激震が走る。唄、踊り、三味線など必死に稽古を重ねる晴江。浮かれているように見える晴江がどうしても許せない峰子。日に日に綺麗になっていく晴江を見て、急に焦り出す父・謹一。そんな家族を一歩引いて見守る兄・学。
峰子は、小学校の同級生である芸者・梅千代と劇的な再会を果たし、商店街名誉会長・北國三郎太ら地元をこよなく愛する人々とも知り合う。
ついに晴江の芸者デビューが決まり、「八王子まつり」で町の人々にもお披露目されることになった。はたしてお披露目は上手く行くのか…? そして、芸者になると言い出した晴江の本当の狙いとは?