ドラマ
「洞窟おじさん 完全版」

初回放送

2015年7月20日から放送 [連続4回] BSプレミアム

ストーリー

衝撃の実話をドラマ化。わずか13歳で家出をし、その後、山奥の洞窟に隠れ住み、43年後に発見された男の人生を描く。自力でイノシシを狩ることを覚えた少年は、成長とともに山菜やランを売って金を稼ぐ知恵を身につけ、ホームレスから文字を学び、50歳を過ぎて初恋を経験する。壮絶な人生にもかかわらず、どこかほほ笑ましくてどこか泣ける男の心温まる物語。

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各回のあらすじ

第1話
親の虐待に耐えかねた加山一馬(13)は、家出をし、愛犬のシロとともに山奥の洞窟に隠れ住む。ヘビや木の実で食いつなぎ、自力でイノシシを狩ることを覚え、たくましく生き抜く。だが、助け合いながら生きてきたシロの死によって、住み慣れた洞窟を後にする。そして数年後…。

第2話
山奥の洞窟を転々とする加山一馬は、親切な農家の夫婦と出会うが、人間が怖くて、その愛情を受け入れられない。ある日、一馬は花の商人と知り合い、山に自生するランを売って金を稼ぐことを覚える。ようやく人を信じられるようになった一馬だったが、実は男にだまされていることを知ってしまう。

第3話
平成15年、加山一馬はとある川べりで魚を釣って暮らしていた。ホームレスから文字を習い、ストリップにも出かけた。ある日、一馬は酔っ払いにからまれる女性を助ける。50歳過ぎにしての初恋だった。だが、漁業組合から魚釣りを禁じられてしまう。生活の糧を奪われた一馬は…。

最終話
裁判で執行猶予の判決を受けた加山一馬は、障害者支援施設に雇われる。だが、派遣された工事現場での扱いに嫌気がさし、脱走を繰り返す。そのたびごとに施設の女性職員・軽部が後を追い、引き戻してくれた。軽部の献身によって次第に心を開いてゆく一馬。やがて施設で働き始めた一馬は、施設内にブルーベリー畑を作ると言い出し、皆を驚かせる。

キャスト

加山一馬=中年時代(リリー・フランキー)
加山一馬=青年時代(中村蒼)
加山一馬=少年時代(富田海人)
砂川義夫(井上順)
砂川雅代(木内みどり)
宅間剛(浅利陽介)
白石真佐子(坂井真紀)
軽部久美(尾野真千子)
丹波惣一郎(小野武彦)
桃園幸作(生瀬勝久)

脚本・主題歌など

【原作】加村一馬「洞窟オジさん 荒野の43年」
【脚本】児島秀樹・吉田照幸

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