ストーリー
日本のみならず世界中で愛されている人気者・ドラえもん。
このドラえもんの性格やしゃべり方が、アニメ開始から少しずつ変化してきたことをご存じだろうか。
初期のドラえもんは一人称が「おれ」であったり、のび太君に乱暴をしたり…。現在のドラえもんとはかけ離れていた。
みんなが知っている強く優しいドラえもんの誕生には、その声を26年間に渡って担当した大山のぶ代さんの並々ならぬ思いがあった。
一人称は「ぼく」に、目上の人には敬語を使う、友達は大切に…と、ドラえもんを通して、子供達に大切なメッセージを送り続けようとしてきたのだ。
そう思うようになった背景には、のぶ代さん自らが経験した辛い出来事があった。
ドラえもんを通して、母なる存在として子供たちに夢と勇気を与えようとした大山のぶ代さん。
ドラえもんや声優仲間たちと歩んだ、26年間の日々を描いていく。