特集ドラマ
「クロスロード」

初回放送

2016年2月25日から放送[連続6回]
毎週木曜 夜9時  BSプレミアム

ストーリー

デカの意地、ブンヤの魂…
25年前の事件<ヤマ>が男達を引き寄せる


かつてはそれぞれの職場で持論を通し、とがっていた2人。その間には、長年にわたる因縁があった。25年前、「ある事件」を担当した警察官・尾関辰郎(舘ひろし)の捜査を新聞記者・板垣公平(神田正輝)が記事にした。尾関はその記事がもとで現場を離れる。一方、板垣は大新聞社会部の中心に立ち、ジャーナリズム精神を発揮していたが、政治家・大企業からは、にらまれ、恨まれてきた。時代のすう勢、年齢と共に前線を離れ、西東京にやって来た2人が再会するところからドラマはスタートする。

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各回のあらすじ

第1話「再会」
青梅中央署警務課の尾関辰郎(舘ひろし)は駅前でストーカーにおそわれた友美(大浦千佳)を助けるが、被害者の家族から逆に責められる。徳枝(中村玉緒)が経営する地元新聞社の記者・板垣公平(神田正輝)は今も取材にまい進し、娘・泉(北乃きい)や妻・恭子(高島礼子)たち家族とは疎遠。管内から白骨死体が発見され署長・殿村(徳重聡)と管理官・貝谷(西村雅彦)らは捜査本部を設置する。取材に来た公平は辰郎にでくわす。

第2話「裏切り」
青梅中央署警務課の尾関辰郎(舘ひろし)は出所した山中(ダンカン)に遺品整理会社の仕事を世話する。孤独死した老人のアパートで遺品を処分していた山中は釣りざおらしきものを入手する。記者・板垣公平(神田正輝)は白骨死体事件を追い、元刑事の太田(小野武彦)と知り合う。山中は妻・麻奈美(芳本美代子)を探して夜の街をはいかいする。麻奈美はスナックのオーナーと恋仲になっていて、その仲間たちに山中は襲われる。

第3話「疑惑」
青梅中央署警務課の尾関辰郎(舘ひろし)は管内で起きた餓死事件の現場へ急行する。なぜか警務課の尾関に武蔵会が再集結すると言う謎の密告電話がかかってくる。かつて逮捕を逃れた西村勇人(萩野崇)を中心にした残党が最近資金源を手に入れたらしい。板垣(神田正輝)は15年前の多岐川事件の関係者・間島千鶴(大後寿々花)を追っていたが、徳枝(中村玉緒)から貧困問題をテーマに河原彩(東風万智子)を取材するよう言われる

第4話「追憶」
刑事課の応援で傷害事件を捜査していた辰郎(舘ひろし)は、加害者の男がタクシーの車内で大金入りのバックを盗まれたことを知らされ、次に乗ったエリート商社マン松川(羽場裕一)の動向を調べる。公平(神田正輝)は多岐川事件の被害者遺族・千鶴(大後寿々花)から話を聞こうと仕事場を訪ね、直接取材交渉をする。徳枝(中村玉緒)は恭子(高島礼子)のいる公平の家に乗り込み、多岐川事件の取材をやめるよう公平に話す。

第5話「再燃」
辰郎(舘ひろし)は元刑事・太田(小野武彦)から受け取った証拠品を捜査本部に提出するが、管理官・貝谷(西村雅彦)や署長・殿村(徳重聡)たち幹部の間で激論になる。多岐川事件にこだわる記者・公平(神田正輝)はオーナーの徳枝(中村玉緒)に辞表を出し、妻の恭子(高島礼子)は公平を思いやる。公平の娘・泉(北乃きい)を事件の生存者・千鶴(大後寿々花)が訪ねる。辰郎の捜査によって事件のキーマンがついに判明する。

第6話[終]「25年」
多岐川事件が急展開し捜査本部はキーマン・衛藤の行方を追う。辰郎(舘ひろし)は西多摩の同級生に聞き込みをする。公平(神田正輝)の記事について出版社から方向転換するよう連絡が入る。太田(小野武彦)の話を聞いた辰郎は地道に捜査を重ね、貝谷(西村雅彦)の単独犯説が揺らぐ。徳枝(中村玉緒)と話した公平は、泉(北乃きい)と智(山口翔悟)に向き合う。板垣の妻・恭子(高島礼子)は辰郎に幸子(古村比呂)のことを話す。

キャスト

尾関辰郎(舘ひろし)
板垣公平(神田正輝)
板垣泉(北乃きい)
野々山徳枝(中村玉緒)
板垣恭子(高島礼子)
殿村隆宏(徳重聡)
貝谷洋三(西村雅彦)
太田巌(小野武彦)
木戸昭吾(平泉成)

脚本・主題歌など

【作】金子成人 大川俊道 高橋美幸
【音楽】中野雅子
【主題歌】リフレクト リフレイン 「愛は止められない」

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