特集ドラマ
「最後の贈り物」

初回放送

2016年5月3日(火・祝)夜10時  総合

ストーリー

ネットワークゲーム会社『ネオ・ジェネシス社』のプログラマー藤木沙奈(田中麗奈)は、最先端の人工知能(=AI)を使った“ヴァーチャル人間育成ゲーム”の研究を続けている。沙奈の見つめる画面にはCGで作成された“シミュレーション胎児”が眠っている。その成長のスピードは、人間の7倍の速さだ。沙奈は、開発チーム室長の清武満夫(板尾創路)と後輩プログラマー水島もえみ(足立梨花)と一緒に、シミュレーション胎児に膨大なデータを入力、急速に成長させ、架空の人格を生み出そうというのだ。
開発の主要メンバーである道尾遥貴(速水もこみち)は沙奈の婚約者で間もなく挙式をあげる予定だ。沙奈と遥貴は共に幼い頃、両親と家族を失うという辛い過去の境遇もあり意気投合、将来を誓い合っていた。ある日、沙奈は遥貴との愛の結晶が宿っているのを知る。幸せの頂点にあった沙奈。ところが、結婚式当日、結婚指輪を交換しようとしたその瞬間、遥貴は崩れ落ちる。急性心筋梗塞で遥貴は帰らぬ人となった。幸せの絶頂から沙奈は突き落とされ自殺を決意するが、育ての親である叔母の君恵(南野陽子)に発見され命を取り留めた。
10ヵ月後、立ち直った沙奈は男の子を無事出産「遥斗」と名付けた。沙奈の休職中、チームの頑張りで“シミュレーション胎児”は、人間で言えば6才11カ月に成長していた。それを目にした沙奈。脳裏に決して実行してはならない考えがよぎる。沙奈は、密かにデータをコピーし自宅に持ち帰った。自宅にあるディスプレイの中で無邪気に動く男の子。沙奈は、その子に亡き夫、遥貴に関するあらゆる情報をデータ化し入力していく。遥貴が遺した日記や思い出の写真、ビデオ…。それは、今は亡き遥貴をヴァーチャル世界で再生させ、遥貴そっくりの性格や感情を持つAIを作り出すことに他ならなかった。
沙奈は本当の子育てよりも、入力作業に没頭していく。しかし、成長するにつれ、それが遥貴の実物とは違うことに気付いていく沙奈。そして、ついに沙奈はある決断をする。それが、思いもよらない結果を生み出すと知らずに…。

キャスト

藤木沙奈(田中麗奈)
道尾遥貴(速水もこみち)
君恵(南野陽子)
清武満夫(板尾創路)
水島もえみ(足立梨花)
藤木沙奈[20年前] (鈴木梨央)
藤木京子[20年前] (石田ひかり)

脚本・主題歌など

【脚本・演出】落合正幸
【音楽】沢田完

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