土曜ドラマ
「勉強していたい!」

初回放送

2007年8月18日(土)から放送[連続3回]
毎週土曜午後9時 総合

ストーリー

名古屋の高校教師・橋口順平(32)は、ある日突然、養護学校への異動を命じられる。かつて陸上短距離のオリンピック候補にまでなった運動エリートで、「やれば出来る!」がモットー。だが、赴任先で命じられたのは「病院訪問教育」。いままでとは勝手が違う現場で、いたみを抱えた子どもたちを相手に、順平の新たな挑戦の日々がはじまる。

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各回のあらすじ

第1話「出前教師、橋口順平です!」
順平が最初に担当することになった益田洋二(7)は、交通事故で下半身不随。励ましながら授業を行うが、何気ない気持ちで発した言葉が洋二を傷つけてしまう。心を閉ざす洋二。そんなとき、順平は辻本未来(10)を訪ねる。未来は、重い病気にもめげず元気で学習意欲も高い。未来に渡されたウサギのぬいぐるみを使って、順平はなんとか洋二の心を開く…

第2話「信じる気持ち」
順平の新しい教え子、杉原友美恵(14)は、優等生で、母の栄子(41)は著名な料理研究家。一見理想の母子だが、友美恵は、摂食障害を抱えていた。順平は、気分転換のため友美恵を焼き物工房に連れ出すが、突然症状が悪化。責任を問われ、友美恵の担当をはずされる。しかし学級日誌をきっかけに、順平は友美恵の心情を聞きだす…。

第3話「未来からの贈り物」
辻本未来の症状が急変する。残された時間はあとわずか。限られた時間で何を教えられるのか、順平は苦悩する。同じ頃、順平たちは、校長と対立していた。問題は、退院後に学校になじめず不登校になった子どもへの対応。「出前教師」たちは、訪問授業の延長を要請するが、校長は認めない。夏休み直前、未来が静かに息を引き取る。初めて直面する子どもの死。深い悲しみと無力感。葬儀の数日後、未来の母親を訪れた順平は…。

キャスト

橋口順平(長野 博)
橋口京子(紺野まひる)
九鬼 勝(西村雅彦)
林田岩松(森本レオ)
白井拓司(田山涼成)
岩城光子(宮崎美子)
角間平吉(宝田 明)
辻本真紀子(麻木久仁子)
杉原栄子(かとうかず子)
井手幸作(大友康平)

脚本・主題歌など

【脚本】
岩村匡子
【脚本協力】
金子成人
【原案】
山本純士「授業の出前、いらんかね。」「15メートルの通学路」
【エンディングテーマ】
「We're All Alone」

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