時代劇シリーズ
「ちいさこべ」

初回放送

2006年9月7日(木)から[連続5回]
毎週木曜午後8時  総合

ストーリー

山本周五郎の名作「ちいさこべ」を原作に、人の心が置き去りにされてしまいがちな現代に、「日本人の心」を見つめます…。

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各回のあらすじ

第1回 「大工魂」
茂次(小澤征悦)は江戸のしにせ大工屋「大留」の若棟りょう。出先の普請場で仕事に精を出す。そこに江戸から「大火で大留が焼けた!」との急報があり、父・留造(蟹江敬三)、母・しげ(平淑恵)を失う。見渡す限りの焼け野原となった江戸に戻ったのは1か月後。焼け残った質屋・福田屋久兵衛(平泉成)の一人娘で茂次の許婚(いいなずけ)・ゆう(奥菜恵)と大留の下女・りつ(上原多香子)、9人の孤児たちが茂次を待っていた。

第2回 「大吉」
「この子たちは俺が立派に育てる」と義憤にかられ、町役たちの前で啖呵(たんか)を切った茂次(小澤征悦)だったが、もめ事は絶えない。年長の菊二(鈴木達也)と富、たねの3人が家出をしたのだ。りつ(上原多香子)と茂次は3人の行方を必死に捜す。一方、大留再建の道も一筋縄では行かない。大店相手の仕事をもっぱらとしていた大留ゆえ、再建を後押しする施主も多かったが、先代の兄弟弟子や親せき筋からの横やりが入る。

第3回 「願い事」
居酒屋でヤケ酒をあおる茂次(小澤征悦)。そこに子連れの浪人客がいる。沖石主殿(火野正平)は鶴之助(塩野魁土)に何も食べさせず自分だけ酒を飲む。見かねた茂次と沖石のけんかが始まる。ある日「大留」に鶴之助が来る。沖石は仕官するまで鶴之助を預かってくれと手紙を持たせていた。身勝手に憤りつつ鶴之助を預かる茂次。普請中の魚屋が焼失し、以来菊二(鈴木達也)の態度がおかしい。後を追う茂次が見たものは…。
第4回 「絆(きずな)」
茂次(小澤征悦)は誓いを破り「大留」の看板を担保に久兵衛(平泉成)から借金をする。弟子の四十九日供養をする茂次にりつ(上原多香子)は「ご両親の供養を」と詰め寄る。茂次は「どうしても死んだとは思えねえ」と初めて心情を告白する。鶴之助(塩野魁土)の父沖石主殿(火野正平)が再び現れ仕官がかない鶴之助を引き取ると言うが拒む茂次。沖石は鶴之助が自分を許さなければ自害する覚悟だった。そこに鶴之助が現れて…。

第5回 「明日への夢」<終>
大火から2か月が過ぎ、茂次(小澤征悦)、りつ(上原多香子)と九人の子どもたちは大きな局面を迎える。それは、ゆう(奥菜恵)にとっても同じことだった。りつは子どもたちとの距離が縮まるほどに、本当の母親でないことの重さを感じ、ゆうは許婚(いいなずけ)でありながら茂次、りつ、子どもたちの世界と、自分との間に横たわる深い溝を自覚する。りつは失そうし、ゆうは別離を茂次に告げる。そして、ついに茂次が動きだし…。

キャスト

茂次(小澤征悦)
りつ(上原多香子)
ゆう(奥菜 恵)
大六(益岡 徹)
勘助(西田 健)
留造(蟹江敬三)
しげ(平 淑恵)
のぶ(江波杏子)
沖石主殿(火野正平)
商家の旦那(長門裕之)
福田屋久兵衛(平泉 成)

脚本・主題歌など

【脚本】
佐伯俊道
【原作】
山本周五郎 「ちいさこべ」
【音楽】
篠原敬介
【演出】
井上昭

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