ストーリー
今回の「ちゅらさん」のテーマは「親子」。一風館の何組かの夫婦に子どもが誕生、沖縄では、恵文が定年退職の日を迎え、そして訪問看護師として成長した恵里と、患者となった母子との交流を通じて「親子」を見つめます。
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各回のあらすじ
第1回 「御祝(うゆ)えーがいっぱい」
恵里(国仲涼子)は文也(小橋賢児)・和也(鈴木翔吾)とともに東京の一風館に住み、訪問看護の仕事を続けている。このところ一風館はちょっとしたベビーブーム。恵里の弟の恵達(山田孝之)・祥子(山口あゆみ)夫婦にも赤ちゃん誕生の兆しが。そんな中、恵里は訪問看護の患者・美帆子(奥貫薫)のことが気がかりだった。祥子を迎えに沖縄からおばぁ(平良とみ)たちが来てパーティーが開かれるが、恵達が…。
第2回 「親子(うやっくゎ)の思(うむ)い」
恵里(国仲涼子)は、音楽に悩み、父親になる不安に震えていた恵達(山田孝之)の気持ちを初めて知る。祥子(山口あゆみ)は恵達の帰りを信じ、出産のため沖縄へ旅立つ。恵里が美帆子(奥貫薫)のもとへ訪問看護に行くと、娘の愛子(寉岡萌希)が学校を早退し帰って来てしまう。美帆子は、自分がいなくなっても一人で強く生きていく子になってほしいから、娘を預かってくれる所はないか尋ねる。悩んだ末に恵里は…。
第3回 「太陽(てぃだ)を心に」
恵里(国仲涼子)は愛子(寉岡萌希)を一風館へ連れて来た。和気あいあいの一同に迎えられるが、食事中、愛子は涙を流し突然飛び出す。一人でいる病気の母・美帆子(奥貫薫)のことを思い出したのだ。落ち込む恵里に美帆子(奥貫薫)はある提案をする。迷う恵里は、静子(真野響子)の「母親が子供のために考えに考えた答えなら、それは正しい」という言葉に心を決める。そして、恵里は愛子を連れて…。
第4回 「かりゆしの笑顔」
那覇に着いた恵里(国仲涼子)と愛子(寉岡萌希)を古波蔵家の人々は温かく迎える。だが夜、愛子は家を飛び出す。母のことが心配になったのだ。そんな愛子に恵里は「お母さんが見たいのは、元気な愛子ちゃんの笑顔なんだよ」と諭す。愛子は恵文(堺正章)に「沖縄の踊りを教えてほしい」という。恵里の琉(りゅう)舞が心に残っていて、母に踊って見せたいと思ったのだ。東京に戻った恵里に、小浜島に出かけた愛子から電話が入る。
第5回 「美(ちゅ)ら海がくれた命」<終>
娘の愛子(寉岡萌希)が小浜島にいることを恵里(国仲涼子)に聞いた美帆子(奥貫薫)は、自分も行きたいと願う。担当医の遙(小西真奈美)の許可を得て、美帆子は恵里と小浜へ向かう。母娘は久しぶりに再会。琉(りゅう)舞を舞う娘の姿に、美帆子は幸せの涙をこぼす。那覇では祥子(山口あゆみ)のお産が近づき、恵里たちも駆けつける。失そう中の恵達(山田孝之)だったが、子が産まれた瞬間に何かを感じて祝いの席に現れる。