よるドラシリーズ
「ダイヤモンドの恋」

初回放送

2005年8月22日(月)から放送[連続24回]
毎週月~木曜午後11時 総合

ストーリー

東京の大手ジュエリーメーカー「三咲ジュエリー」の看板デザイナーである沢渡麗子(浅野温子)・41歳。多忙な日々を送る一方で、会社の後輩・孝司(金子昇)とも交際中。別れた頼りない夫・圭一(山下真司)が時々やってきては、勝手に家に上がるのが玉にキズだが、一人娘・志帆(石田未来)との暮らしは順調そのもの。麗子は、キャリアウーマンとして、前途洋々たる未来を信じて疑わなかった。ところが、麗子は最近、時々襲ってくるめまいに悩まされていた。仕事で度々ミスを犯すようになり、大事な新作発表会では、激しいめまいから多くの面前で倒れてしまう。休暇を取らされた麗子は、志帆の手引きで、考古学者・柏原量平(吉田栄作)が教えるカルチャースクールに通うはめになる…。

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各回のあらすじ

第1週(第1回~第4回) 「めまいと出会い」
東京の大手ジュエリーメーカー「三咲ジュエリー」の看板デザイナーである沢渡麗子(浅野温子)・41歳。多忙な日々を送る一方で、会社の後輩・孝司(金子昇)とも交際中。別れた頼りない夫・圭一(山下真司)が時々やってきては、勝手に家に上がるのが玉にキズだが、一人娘・志帆(石田未来)との暮らしは順調そのもの。麗子は、キャリアウーマンとして、前途洋々たる未来を信じて疑わなかった。ところが、麗子は最近、時々襲ってくるめまいに悩まされていた。仕事で度々ミスを犯すようになり、大事な新作発表会では、激しいめまいから多くの面前で倒れてしまう。休暇を取らされた麗子は、志帆の手引きで、考古学者・柏原量平(吉田栄作)が教えるカルチャースクールに通うはめになる…。

第2週(第5回~第8回) 「私、更年期!?」
久しぶりに故郷に戻った麗子は、父・廉太郎(宍戸錠)はもちろん、発掘調査員の平田(苅谷俊介)や旅館従業員のハツエ(紅萬子)の懐かしい面々からも歓迎される。しかし麗子は、皆に会社を辞めたことを隠していた。そして、デザイナーとして復活するために、フランスのコンペへの出展作品を、実家で仕上げるつもりだったのだ。新しいデザインを発想するために、三輪大社を訪れた麗子は、桜井の古墳調査に来ていた量平(吉田栄作)と再会する。

第3週(第9回~第12回) 「こんにちは更年期」
麗子(浅野温子)は、会社を辞めたことを廉太郎(宍戸錠)に明かす。廉太郎たちはとがめることもなく温かく受け入れる。また量平(吉田栄作)も麗子を気遣い、何かの張り合いにと発掘調査の資料整理の手伝いを依頼し、麗子も快く引き受ける。麗子は、少しずつ量平を男として意識し始めていた。一方、今の年齢での更年期など認めたくない麗子は、松浦医院に通いながらも登紀子(加賀まりこ)の診断に抵抗を示すが、女性としての先輩でもある登紀子の毅然とした物言いに、まったく歯が立たない。そんなある日、別れた夫・圭一(山下真司)が、突然田端旅館に現れる。
第4週(第13回~第16回) 「突然の訪問者」
夏の暑さと更年期のなか、なんとか発掘作業を続ける麗子(浅野温子)。麗子は量平(吉田栄作)のことを、少しずつ男として意識し始めていた。そんな中、量平の婚約相手と名乗る発掘の助手・恵里(松尾れい子)が東京からやってきた。麗子と恵里は、恋のライバルとして互いを意識するが、当の量平は純粋すぎて、そのことに気づかない。そんなある日、麗子は…。

第5週(第17回~第20回) 「卑弥呼と宝石」
麗子(浅野温子)の掘りあげた土器によって、量平(吉田栄作)や平田(苅谷俊介)の調査は一気に加速する。そんな時、海外に留学していた志帆(石田未来)が、慣れない生活から逃げ帰るようにやってきた。麗子は叱咤するが、志帆も母の発掘姿に失望する。やがて、麗子は古代装飾品の展示会のデザインを任される…。

第6週(第21回~第24回) 「新しい私」<終>
麗子(浅野温子)と量平(吉田栄作)は、互いにはっきりとその恋心を意識し始めていた。そして、自ら新しい出発をしようとする麗子は、宝飾デザイナーとして再びスケッチブックを広げる。一方、量平は発掘が環境の破壊に結びつきかねないことに悩んでいたが、発掘を愛する人々の支えによって乗り越える。そして二人は…。

キャスト

沢渡麗子(浅野温子)
柏原量平(吉田栄作)
田端廉太郎(宍戸 錠)
松浦登紀子(加賀まりこ)
沢渡圭一(山下真司)
沢渡志帆(石田未来)
平田 肇(苅谷俊介)
野上ハツエ(紅萬子)

脚本・主題歌など

【脚本】
田渕久美子
【主題歌】
川江美奈子「しあわせ」
【音楽】
武部聡志
【演出】
本木一博

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