よるドラシリーズ
「ドリーム~90日で1億円~」

初回放送

2004 年3月29日(月)から放送[連続24回]
毎週月~木曜午後11時 総合

ストーリー

最愛の子のために90日で一億円を儲ける!!金と人生で苦労した女が愛のために巻き起こす、史上空前?のマネーゲーム!

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各回のあらすじ

第1週(第1回~第4回) 「子供を返して!」
20年前、勝間田英輔(長塚京三)は、6才の小井戸千春を誘拐し、身代金を要求した。しかし、いくら脅しても千春の両親はお金は無いと言い張り、最後には払える額が8万円と提示するありさまだった。両親に見放された千春に、情が移ってしまった勝間田は、千春をバスに乗せ逃がしてしまう。
そして、2004年の東京。とあるホテルで、海野忠人(陣内孝則)が『90日で一億円』を儲けるというセミナーを開催していた。その受講生の中に、大人なった千春(水野美紀)がいた。千春は、海野に講義内容を実践したいと訴えた。それは、千春の子供・修司が、亡夫・岩淵純一(大浦龍宇一)の両親に奪われ、取り戻す条件に「90日で一億円」を稼ぐ事を約束させられたからだ。それを聞いた海野は、次々とアイディアを提案し、千春はその通りに実践していった。千春の事業は順調に伸び、多くのスタッフが働く事務所まで出来た。三ヶ月後、セミナーの終了日、千春は、海野と受講生たちに一億円の達成と、修司を取り戻したことを報告した。セミナーは、感動の拍手の中終了した。しかし、次の日、千春の事務所は、もぬけの殻だった…。

第2週(第5回~第8回) 「この指とまれ」
千春(水野美紀)の本当の姿は、子供のぬいぐるみショーから、キャバレーのホステスまで、お金のためなら、なんでもこなすフリーターだった。ある日、彼女はデリバリー寿司の配達に出向いた高級マンションで、千春を捨て、修司の父でもある岩淵純一(大浦龍宇一)に会う。セミナーで千春が涙して話す事故死した夫の話はまったくのでたらめで、本当の岩淵は千春が7年前に派遣されていた会社の上司であり、千春とは愛人関係だったのだ。その夜、千春に会うために、修司が施設を抜け出したと施設の理事長・菅原(北村総一朗)から連絡が入るが、東京近郊で見つかった修司を、千春は朝まで迎えには行かなかった。千春は、修司を愛してはいたが、愛し方が判らなかったのだ。次の日、千春は、菅原理事長に自堕落な生活と態度を改めないと、修司を里子に出すと宣告される…。

第3週(第9回~第12回) 「嘘から出たまこと」
海野(陣内孝則)の指示により、千春(水野美紀)は熱海の高級老人ホームにいる大河内しのぶ(南田洋子)を金儲けのドリームチームに引き入れた。アイディアを暖めていたしのぶを中心に、声が聞こえる安眠枕の試作品が出来上がったが、しのぶが急逝してしまう。安眠枕を世の中に出そうと、葬儀の席で誓う千春たちだったが、権利を相続した甥が、しのぶが生前居たメーカーに、枕の権利を渡してしまったことを聞き愕然とする…。
第4週(第13回~第16回) 「油断大敵」
千春(水野美紀)たちはドリームカンパニーを設立したものの、大儲けするには程遠かった。一千万円という値段で、二束三文の土蔵を転売したと喜んだ千春だったが、実はこれも、海野(陣内孝則)の仕掛けだった。一方、一晩、一人息子の修司と過ごしたことで、自分の中の母性を実感した千春は、前にも増して、海野に大きな仕掛けを要求していく。そして海野は盲目的に千春を援助する勝間田(長塚京三)に疑問を持つ…。

第5週(第17回~第20回) 「負けるが勝ち」
千春(水野美紀)の過去を探っていた海野(陣内孝則)は、千春が小学一年生の時に誘拐されたことを知った。千春は居酒屋で知り合った詩人の寺山(実は、勝間田)に、訳ありの物件の処理を持ちかけられ、自分だけの勘を頼りに高額で売ることに成功。海野の力を借りなくても商売が出来た千春は、確実に次のステップへ進み始めていた。一方、海野は、勝間田と千春の資金を全て掏り、その穴埋めに、勝間田を脅迫する計画を立て始めた…。

第6週(第21回~第24回) 「七転び八起き」<終>
海野(陣内孝則)は、勝間田(長塚京三)に、誘拐の示談金として30億円を要求したが、海野の計画に一度は加担した千春の気が変わったことにより計画は失敗した。海野は、千春の行き着けの居酒屋で勝間田と出くわすが、千春は頑なに、誘拐犯ではないと否定する…。

キャスト

小井戸千春(水野美紀)
小井戸修司(市原尚弥)
海野忠人(陣内孝則)
勝間田英輔(長塚京三)
菅原理事長(北村総一朗)
幼少期 千春(土橋 恵)
大河内しのぶ(南田洋子)
山根あかね(筒井真理子)
森 ヒロシ(岡田 圓)

脚本・主題歌など

【脚本】
市川森一
【原案】
「お金持ちになれる1分間の魔法」より
ロバート・アレン/マーク・ヴィクター・ハンセン共著
【主題歌】
「明日へ架ける橋」倉木麻衣
【音楽】
沢田 完
【演出】
石橋 冠

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