土曜ドラマ
「人生はフルコース」

初回放送

2006年7月8日(土)から放送[連続3回]
毎週土曜午後9時  総合

ストーリー

今や世界各国の料理を楽しむことができる日本、この現代日本の豊かな食文化の礎を築いた一人が、昨年亡くなった帝国ホテルの元総料理長・村上信夫氏。
村上氏は、昭和14年に入社し、戦争体験を経て昭和29年にパリ留学、その後バイキングの導入、NHK「きょうの料理」の講師、東京オリンピックの選手村食堂の料理長と、フランス料理を紹介するにとどまらず日本人の食卓に定着させることに、その料理人人生を捧げた。
この昭和史と重なる波乱万丈の村上氏の半生をモデルにして、現代のホテルのコックとその恋人の人生の1コマに照射しながら、数々のフランス料理とともにダイナミックに描く。

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各回のあらすじ

第1回 「銅鍋とレシピとパイナップル」
牧村信太郎(高嶋政伸)は、昭和14年、あこがれの天鴎ホテルのコックになった。しかし最初は毎日鍋洗い、信太郎が家に戻って愚痴を言う相手は、いとこの静代(牧瀬里穂)だった。信太郎は静代に励まされ、同じ洗うのであれば、ちゅう房にある銅鍋を全部ぴかぴかにしようと、休憩時間も惜しみ体を動かす。昭和17年、出征した信太郎が前線で戦っていたある日、重傷を負った兵士が「最後にパイナップルを食べたい」とつぶやく…。

第2回 「留学とバイキングとハンバーグ」
昭和29年、信太郎(高嶋政伸)は人生の転機を迎えた。フランス留学を打診された全員が返事を保留し、9人目の候補だった信太郎が即断してチャンスをつかんだのだ。3年の留学から戻った信太郎を待っていたのは、新館料理長という抜てき人事と部下になった先輩コックのいじめ。そしてレストランの目玉は、スウェーデンの伝統料理・スモーガスボード。一定料金で好きなだけ食べられるという、日本になじみのないものだった…。

第3回 「愛情と工夫と真心」<終>
昭和38年、東京オリンピック選手村食堂の料理長を命じられた信太郎(高嶋政伸)は人材と食材の確保に頭を抱えていたとき、シベリア抑留時代の、素材の味が落ちない解凍の工夫を思い出す。翌年、オリンピック本番中に起こるさまざまな問題の解決に奔走していた信太郎は、己の進む道に悩む。「包丁も鍋も触れなくてコックと言えるのか…」。無事に閉会式を迎え、信太郎は突然コックたちから胴上げをされて自らの天命を悟る…。

キャスト

牧村信太郎(高嶋政伸)
牧村静代(牧瀬里穂)
沢渡光治郎(古谷一行)
飯塚鉄男(神山 繁)
田所 力(東 幹久)
谷中健一(佐藤B作)
高橋修司(松尾敏伸)
生田正一(大滝秀治)
生田寛子(梅沢昌代)
生田亜樹(霧島れいか)

脚本・主題歌など

【脚本】
藤本有紀
【原作】
佐藤陽「人生はフルコース」

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