月曜ドラマシリーズ
「緋色の記憶」

初回放送

2003年1月6日(月)から放送[連続5回]
1回目のみ午後8時・2回目以降毎週月曜午後9時15分  総合

ストーリー

米ミステリーの最高峰・1997年アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作
トマス・H・クック【緋色の記憶】のドラマ化!
自由に生きたいと強く願った女性教師は、その純愛ゆえ、愛と運命に翻弄されていく。
昭和38年夏、とある田舎町に美貌の美術教師が赴任してくる。厳格な教育者の父の元で、「自由」を剥奪され鬱屈とした日々を送っていた画家志望の少年は、その奔放なまでの美術教師の「自由」な生き方に魅せられていった。
 そんな彼女に心奪われたのは、少年ばかりではなかった。事態はやがて静かな田舎町を巻き込んでの「壮絶な殺人劇」へと変貌していく…。

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各回のあらすじ

第1回「追憶」
弁護士の濱田直行(夏八木薫)は、精神を病んだ幼なじみ・野坂奈々(銀粉蝶)が引き起こした殺人事件の弁護を引き受ける。これをきっかけに、彼自身の記憶の中にあった、ひとつの事件が蘇る。
昭和38年。とある田舎町の学園に、鮮やかな緋色のワンピースが似合う美術教師・吉住薫(鈴木京香)が赴任してきた。長年ヨーロッパで本物の芸術に接し、洗練された薫の存在は、静かな町に波紋を投げかける。そんな中、薫が住む湖畔のコテージの対岸にある同僚教員・藤枝(國村隼)の家から、藤枝の妻・粧子(室井滋)の悲鳴が聞こえてきた。

第2回「密会」
夜。薫(鈴木京香)は湖上に浮かぶ藤枝(國村隼)のボートを見ていた。ある日、薫は藤枝宅に招待され、粧子(室井滋)から手塩にかけた料理でもてなされる。しかし、その行為とは裏腹に、粧子はわき上がる嫉妬を押し殺していたのだ。
一方、直行(市原隼人)は藤枝が外洋に漕ぎ出すべくボートを修繕している事を聞き、手伝いを申し出る。薫の存在が少なからず、この地の人々の暮らしにさざ波を与えていく。そんな夜、薫と藤枝は湖上での密会を始めた…。

第3回「疑心」
薫(鈴木京香)と藤枝(國村隼)の密会は、ますます親密度を増していった。藤枝とともにヨット修理に夢中になった直行(市原隼人)は、二人がこのヨットで外洋に出て、幸せに結ばれることを願うようになる。ところが、そのボートが粧子(室井滋)によって破壊される。そして藤枝自身も薫との関係に悩み苦しんでいた。
そんな夜、どうしても薫への思いを断ち切れない藤枝は、歩いて薫のコテージへと向かう。しかし、彼の後ろには、二人の関係を疑う粧子と、何も知らない幼い娘の奈々(中原知南)の姿があった。

第4回「凶行」
薫(鈴木京香)は学園を去る決意をし、藤枝(國村隼)がコテージを訪ねても門前払いをする。ようやく修理を終え完成したヨットは、薫を乗せることなく処女航海を迎えた。少年・直行(市原隼人)の純真な思いとは別の次元で、薫と藤枝の関係は終息していった。
そんな中、直行の一言から粧子(室井滋)に殺意が生まれる。二人が駆け落ちをすると思いこんだ粧子は、車で薫をひき殺そうと暴走、殺人を実行に移す。しかし、そこに居合わせたのは…。

第5回「原罪」
粧子(室井滋)は車ごと湖に転落、溺死。はねられた舞子(秋定里穂)は病院で息を引き取る。そして藤枝(國村隼)も海上で自らの命を絶ち、薫(鈴木京香)はこの地を去った。
4年後、病で死期の迫った薫の病室を訪ねた直行(市原隼人)は、そこで大人の恋の一部始終を理解する。そして現在、直行(夏八木勲)は心神喪失状態となった藤枝夫妻の子供・奈々(銀粉蝶)を前に、過去の行為を懺悔するのだった…。

キャスト

吉住薫(鈴木京香)
濱田直行(夏八木勲)
濱田直行(少年時代)(市原隼人)
浅井舞子(秋定里穂)
藤枝粧子(室井 滋)
藤枝利樹(國村 隼)
野坂奈々(銀粉蝶)
濱田徳士(岸部一徳)
濱田睦子(倍賞美津子)

脚本・主題歌など

【脚本】
野沢尚
【原作】
トマス・H・クック
【テーマ曲】
「Sacred Color」
【音楽】
岩代太郎
【演出】
渡邊孝好
【翻訳】
鴻巣友季子

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