よるドラシリーズ
「アイ'ムホーム」

初回放送

2004年11月15日(月)から放送[連続24回]
毎週月~木曜午後11時 総合

ストーリー

事故によって過去5年間の記憶を失ってしまった主人公。どうやら自分はその間に、前の妻と別れ、新しい妻と再婚。子供もいるらしい…!?

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各回のあらすじ

第1週(第1回~4回)「仮面家族」
火事で頭に怪我を負い5年間の記憶を無くしてしまった家路久(時任三郎)。彼は4年前に以前の妻カオル(紺野美沙子)と別れて別の女性と結婚していたのだが、その記憶がないためついついカオルの家に「帰宅」してしまう。前妻との間に生まれた娘のスバル(星井七瀬)も呆れ顔だ。そればかりか、久には新しい妻ヨシコ(戸田菜穂)の顔が、仮面に見えるのだった。いったい自分は、本当にこの女性を愛して結婚したのだろうか?5年前の荷物を整理していた久は、そこに離婚届を見つけてしまう…。

第2週(第5回~8回)「オレは誰?」
荷物の中に借りっぱなしのビデオを見つける久(時任三郎)。その監督の名前から記憶の断片をたどって大学時代の旧友・山野辺(陣内孝則)と再会した久は、妻のヨシコ(戸田菜穂)がかつて山野辺の恋人だったこと、そして自分が旧友から彼女を奪ったことを知る。過去の自分の評判の悪さに圧倒される久。手帳に書かれていたメモに従って法事に出席すると、そこは先妻カオル(紺野美沙子)の父の七回忌。カオルの妹・祥子(千堂あきほ)が気付いて久を連れ出して事なきを得るが、祥子も久には冷たい。いったい自分は本当はどんな人間だったのか。思い余った久は、以前不倫関係にあった同僚の杏子(佐藤仁美)と共に、自分が事故に遭った青森まで記憶をたぐる旅に出る…。

第3週(第9回~12回)「夫婦の距離」
愛情を感じられないながらも、「これが俺の家族なんだ」と思いこもうとする久(時任三郎)。だがヨシコ(戸田菜穂)との距離はなかなか縮まらない。鬱屈としていた 久は、飲みに行った店で先妻カオル(紺野美沙子)の新しい夫、健児(石田靖)と偶然会う。しかし、健児は女連れであった。そのことをカオルに話すべきかどうか悩む久。だが実は娘のスバル(星井七瀬)も健児の浮気に気付いて悩んでいた…。
第4週(第13回~16回)「二人の妻」
久(時任三郎)のもとに娘のスバル(星井七瀬)から、前妻のカオル(紺野美沙子) が入院したという電話が入った。検査の結果、カオルは胃ガンだと判る。不安にかられるスバルを優しく慰める久。同じころ久は、妻ヨシコ(戸田菜穂)の父に銀行を辞めて自分の会社に来るように誘われるが、「人に勝ちたいという気持ちがなくなった」とそれを断ってしまう。ヨシコとの距離がますます開いていくように感じた久は、誕生日のプレゼントを買うため息子のヨシオと一緒にデパートに出かけるが…。

第5週(第17回~20回)「記憶の糸」
知らせを受けて病院に駆けつける久(時任三郎)とスバル(星井七瀬)。手術に向かうカオル(紺野美沙子)に、久はこれまでのことを深々と詫びる。手術室の前で、健児(石田靖)は「ずっとあなたに引け目を感じていた」と告白する。互いの胸の内にあったものを吐き出して和解する一同。手術を終えたカオルも、久に「あなたを許します」と言う。これまで大事に持っていた清原家の鍵を捨て、妻ヨシコ(戸田菜穂)の元へ帰る久。しかしヨシコは家を出ていた…。

キャスト

家路 久(時任三郎)
清原カオル(紺野美沙子)
家路ヨシコ(戸田菜穂)
清原スバル(星井七瀬)
岡田杏子(佐藤仁美)
清原健児(石田 靖)
高木亮一(内場勝則)
竹田社長(ぼんちおさむ)
祥子(千堂あきほ)
山野辺俊(陣内孝則)

脚本・主題歌など

【脚本】
浅野妙子
【原作】
石坂啓
【音楽】
吉俣 良
【演出】
真鍋 斎

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