土曜ドラマ
「こんにちは、母さん」

初回放送

2007年5月26日(土)から[連続4回]
毎週土曜午後9時
 総合

ストーリー

東京の下町。2年ぶりに実家に帰った50代の息子は、70歳を過ぎた母の変化に驚かされることになる。母は、ボランティアに精を出し、恋もしていた。一方、息子はリストラの危機と家庭崩壊の危機を抱えていた。互いに歳を重ねてあらためて一緒に暮らすことで垣間見えるそれぞれの世代の本音がそこにはある。そして、母と息子、母の恋人との奇妙な共同生活が始まった。身近なはずの人ほど、意外にもその素顔に気付かず過ごしていることがある。現代人の風景を巧みに切り取り、軽妙なセリフに市井の人々の中に潜む悪意や善意、弱さや勇気、人の心の機微を浮かび上がらせる作家、永井愛が自ら脚色する、初めて素顔で向かいあった母と息子の姿を描く、身近で新しい感動のホームドラマです。

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各回のあらすじ

第1回 「母の恋」
東京下町、二年ぶりに実家を訪れた神崎昭夫(平田満)は一人暮らしの母・福江(加藤治子)の変化に驚かされる。茶髪に若々しい服装で、外国人留学生に下宿先を紹介するボランティアに精を出す。そしてカルチャースクールで源氏物語を読み、恋人の荻生直文(児玉清)まで現われた。溌剌とした母に昭夫は面白くない。無愛想な息子がリストラされたのではと福江は気を揉むが、昭夫は何も答えず寝てしまう。福江の息子の突然の出現に直文は早々に家に帰るが、嫁の康子(竹下景子)の仕事に理解を示さない息子の文彦(益岡徹)ともうまく言葉を交わせない。翌朝福江の家には、ボランティア仲間で近所に住む琴子(いしだあゆみ)と小百合(渡辺えり子)が訪ねてきて昭夫を囲むが、昭夫は不機嫌なままだ。そんな時、昭夫の同僚と名乗る男がいきなり…。

第2回 「悪魔の家」
福江(加藤治子)の家に土足で乗り込んだ木部(段田安則)はやけに寛いだ態度でひとしきり嘆いて出て行った。その後をボランティア仲間の琴子(いしだあゆみ)は追って慰める。数日後息子の昭夫(平田満)がまたやって来た。福江は留守のようだが、隣の琴子のアパートに木部が訪ねて来ているのに驚く。会社に通い続ける木部は自分も関わっていた会議に乗り込み押し合いの末勢いで閉めたドアで常務の指を骨折させ、懲戒解雇を言い渡されていた。昭夫は複雑な思いを抱えて自室に寝転がる。そこへ福江が直文(児玉清)と帰ってきた。直文の家に初めて招かれたのだが、冷ややかな息子の文彦(益岡徹)の態度に、直文は取り繕うばかりで結婚したいと言い出せなかった…。

第3回 「最後の電話」<終>
昭夫(平田満)と同じ日に福江(加藤治子)の家にやって来た直文(児玉清)もまた家出をして来ていた。そこへ嫁の康子(竹下景子)が追ってきたが、直文は「人の顔色ばかり気にして生きてきたがもう後悔はしたくない」と言い出す。居間に取り残された昭夫と康子は、直文の持参しためんこをしながら、互いの家庭の危機を話す。福江、昭夫、直文三人の思いがけない同居が始まったある日、福江の部屋から亡くなった夫の幸吉が仕事場で聞いていたカセットテープが出てきた。そのテープをかけながら二人は物干しでラジオ体操を始めるが、その音に不機嫌な昭夫は階下に避難する。するとラジオ体操がビートルズの歌に変わった。ラジオから流れてきたビートルズを録音したらしい。ビートルズの落書きに怒って昭夫を殴った幸吉がビートルズを聞いていた。直文はその事を昭夫に告げる…。

キャスト

神崎福江(加藤治子)
神崎昭夫(平田 満)
萩生直文(児玉 清)
萩生康子(竹下景子)
木部富幸(段田安則)
番場小百合(渡辺えり子)
琴子・アンデション(いしだあゆみ)
萩生文彦(益岡 徹)
神埼幸吉(きたろう)

脚本・主題歌など

【作】
永井愛
【音楽】
大島ミチル

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