木曜時代劇
「陽炎の辻 ~居眠り磐音 江戸双紙~」

初回放送

2007年7月19日(木)から[連続11回]
毎週木曜 午後8時  総合

ストーリー

陽炎の辻「居眠り磐音 江戸双紙」。佐伯泰英さんの傑作時代小説を山本耕史さん主演でドラマ化。豊後関前藩の中老の跡取り息子・坂崎磐音は、藩政改革を目指すが、親友を上意討ちにせねばならない事件に直面する…。

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各回のあらすじ

第1回 「友よ」
磐音(山本耕史)は、江戸で共に剣術修行に励んだ親友の慎之輔(柏原収史)、琴平(塩谷瞬)と国に戻る。ところが、妻の舞(菊池麻衣子)が不貞を犯したと吹聴された慎之輔が、舞を手討ちにし、舞の兄である琴平が慎之輔を敵討ちにする事件が起こる。磐音は上意により琴平を討ち、いいなずけの奈緒(笛木優子)を残して藩を出奔する。江戸に戻った磐音は両替商の奥女中・おこん(中越典子)と出会い、江戸で浪人暮らしを始める。

第2回 「絆(きずな)」
田沼意次の理想に共鳴した両替商今津屋(渡辺いっけい)は、南鐐(りょう)二朱銀の流通に協力したため、脅迫を受ける。元締めの由蔵(近藤正臣)は、磐音(山本耕史)を用心棒に雇うが、思わぬ襲撃で、磐音は負傷する。けがの手当てをするおこん(中越典子)に、磐音は豊後関前で起こったすべてを語る。一方、金兵衛(小松政夫)たちは磐音の献策で、客に化けて敵対する阿波屋に乗り込み、一万両と南鐐との両替を求める。

第3回 「謎の女」
磐音(山本耕史)は謎の老婆おとく(岩崎ひろみ)の用心棒を頼まれる。竹蔵親分(高橋克実)の調べで、おとくは密告により捕縛・処刑された盗賊の頭の娘で、老婆に扮(ふん)して父のあだ討ちの機会をうかがっていると分かる。一方、磐音は故郷に住むかつてのいいなずけ・奈緒(笛木優子)からの文を受け取る。「いつの日か必ず」と、磐音との再会を信じて待つ奈緒の心情をおとくの気持ちに重ねた磐音は、おとくのために一肌脱ぐ。

第4回 「策謀」
磐音(山本耕史)は由蔵(近藤正臣)のともをして放とうを繰り返す旗本・岡倉恒彰(安藤一夫)の屋敷に行き、いさめて借金を返済させる。磐音は、故郷・関前藩の昔の仲間から、親友の琴平・慎之輔を同士討ちした事件は、藩政改革に敵対する者たちが仕組んだ策謀だと聞かされ、衝撃を受ける。一方、磐音を逆恨みした岡倉は、由蔵と柳次郎(川村陽介)を人質に取り、磐音に「千両を単身で持参せよ」と要求する。

第5回 「戦いの序章」
旗本の弓場雪岳(鈴木ゆうじ)が偽の大判を使い大金をだまし取る事件が続き、与力の笹塚(佐藤B作)が今津屋(渡辺いっけい)に相談を持ちかけてきた。弓場の隠居を画策し、今津屋の番頭に扮(ふん)した磐音(山本耕史)は、詐欺の証拠を押さえ、弓場に引導を渡す。一方、関前藩の江戸屋敷を探っていた磐音の仲間が殺害される。磐音は刀傷から下手人は佐々木道場の先輩・入来為八郎(武智健二)だと直感する。

第6回 「宵待草」
磐音(山本耕史)が住む金兵衛長屋に、お兼(吉野紗香)というあだっぽい女が越してきた。ある夜、襲われているお兼を磐音が助けたため、おきね(原田夏希)や長屋の女房連中の誤解を受けてしまう。また、磐音は関前藩の中居半蔵(鶴見辰吾)に会い、その本心を問いただすと、家老派の専横を収めるため、協力を要請される。一方、お兼を襲った男が傷害事件を起こして江戸所払いになった元亭主だと分かり、再び事件が起こる。
第7回 「指切り」
賭け矢を挑んで大金をせしめる“矢場荒らし”がはやり、磐音(山本耕史)はおきね(原田夏希)が勤める矢場「金的銀的」の用心棒になった。関前藩直目付の中居半蔵(鶴見辰吾)が磐音に「関前に戻って、家老派との対決を」と促していると、矢場荒らしの3人組がやって来た。おきねは賭け矢の勝負を受けるが、負けてしまう。そこで磐音は刀勝負を持ちかけて、店のお金を取り戻す。だが、逆恨みした3人組はある復しゅうを企てる。

第8回 「対決の晩夏」
磐音(山本耕史)は故郷・関前に戻り、直目付の中居半蔵(鶴見辰吾)たちと協力して、家老の宍戸文六(津嘉山正種)の不正を明かす鍵となる人物を突きとめる。そして、磐音の父・正睦(平泉成)の使途不明金のせん議の場で、中居は宍戸の不正の証拠を出して陰謀のすべてを暴露する。磐音は家老派と対決するが、時すでに遅く、いいなずけの奈緒(笛木優子)は、家の借金を返すために身売りして、関前を離れてしまう…。

第9回 「夢まぼろし」
磐音(山本耕史)は千両で吉原に売られた奈緒(笛木優子)を追って、半年ぶりに江戸に戻り、金兵衛長屋の人たちの歓迎を受ける。そのころ、両替商を狙った凶悪な強盗事件が続き、その犯人が吉原に通っていることが分かる。奈緒の行方を探す磐音は捜査に協力。吉原で見張りを続け、ついに犯人と対決する。そして、ようやく奈緒の居場所をつきとめた磐音に、今津屋の吉右衛門(渡辺いっけい)がある申し出をする。

第10回 「とわの契り」
奈緒(笛木優子)が花魁(おいらん)となって吉原入りをするにあたり、お披露目のこし入れ行列が行われることになった。磐音(山本耕史)は吉原の会所の頭である四郎兵衛(綿引勝彦)から道中の警護を頼まれる。その際、故郷・関前藩で参勤交代のための費用が必要なことを知らされ、磐音は藩の借財のために今津屋(渡辺いっけい)に頭を下げる。そして奈緒のお披露目の日、暴漢を収めようとした磐音は、ついに奈緒と対面する。

第11回 「いつの日か」<終>
吉右衛門(渡辺いっけい)とお艶(檀れい)夫婦の大山参りに、磐音(山本耕史)とおこん(中越典子)がお供をすることになった。道中、病状が深刻なお艶が倒れるのだが、「お参りを果たしたい」という強い願いに、磐音は「お艶を背負って大山に登る」と申し出る。無事にお参りを果たしたお艶は、江戸に戻るおこんに「思い続けていれば、心はいつか必ず届く」と言う。そして江戸への帰路、足を痛めたおこんに磐音が背中を差し出す。

キャスト

坂崎磐音(山本耕史)
おこん(中越典子)
品川柳次郎(川村陽介)
奈緒(笛木優子)
おきね(原田夏希)
今津屋吉右衛門(渡辺いっけい)
お艶(檀 れい)
金兵衛(小松政夫)
笹塚孫一(佐藤B作)
竹蔵(高橋克実)
由蔵(近藤正臣)

脚本・主題歌など

【脚本】
尾西兼一
【原作】
佐伯泰英「居眠り磐音 江戸双紙」
【主題歌】
新妻聖子「愛をとめないで~AlwaysLovingYou~」
【音楽】
佐藤直紀
【演出】
西谷真一ほか
【語り】
松本和也アナウンサー

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