時代劇シリーズ
「陽炎の辻2」

初回放送

2008年9月6日(土)から放送[連続12回]
毎週土曜午後7時30分  総合

ストーリー

どんな敵の豪剣も、日向で居眠りをする猫のように柔らかく受け流し、根負けした相手を打ち倒す天才剣士・坂崎磐音。

心に深い傷を負いながら、爽やかに生き、困っている人には優しく温かく、正義を貫く。

せつない恋と冒険、温かい人情とユーモア、スピーディーなアクション…大好評を博した前作から1年余、現代感覚あふれる「陽炎の辻」の第2シリーズを、全12回でお届けします。

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各回のあらすじ

第1回「再びの夏」
金兵衛長屋に武左衛門(宇梶剛士)の一家が越してくる。呉服屋が盗賊「黒頭巾」に襲われ、磐音(山本耕史)は前に出会った吉祥天の親方(寺島進)が関係していると推測する。親方はかつて黒頭巾を統率していたが、手下が暴走して凶悪な盗賊になったのを抑えられず、磐音の手を借りようとしていたのだ。磐音と親方は黒頭巾がねらいをつけている店の近くで待ち構え、盗賊と対決し、一味を与力の笹塚孫一(佐藤B作)に引き渡す。

第2回「姉妹」
磐音(山本耕史)は由蔵(近藤正臣)に頼まれ、吉右衛門(渡辺いっけい)の後妻候補の香奈(森ほさち)と鎌倉で会う。しかし、香奈は恋人の大塚左門(河野安郎)と姿をくらます。磐音は香奈の妹の佐紀(北川弘美)と二人を追い、香奈に横恋慕する吉村(市瀬秀和)に襲われているところを助け、二人を駆け落ちさせる。香奈が逃げて狼狽(ろうばい)する由蔵に磐音は「機転のきく佐紀こそ今津屋の内儀にふさわしい」と進言する。

第3回 「心残り」
磐音(山本耕史)が昔世話になった鶴吉(賀集利樹)は、三味線職人の次男坊で、腕前は長男に勝っていた。兄弟でほれていたお銀(国分佐智子)が長太郎(かなやす慶行)に襲われ、鶴吉が長太郎を刺した。長太郎のけがは軽く、長男がお銀と所帯を持って跡を継ぎ、鶴吉は旅に出た。しかしお銀は長男を捨てて長太郎になびき、それをとがめた鶴吉の父が長太郎に殺された。敵を討つべく、鶴吉は磐音と長太郎の賭場に乗り込む。

第4回 「白鶴の宴」
磐音(山本耕史)は四郎兵衛(綿引勝彦)から、吉原一の花魁(おいらん)となった白鶴(笛木優子)が深見屋(赤井英和)の月見に招かれたが、脅されているので守ってほしいと頼まれる。川辺で開かれている宴(うたげ)を大口屋(花王おさむ)が用心棒を連れて襲うが、磐音と柳次郎(川村陽介)、武左衛門(宇梶剛士)が撃退。深見屋の舟から礼をいう白鶴の清らかな声が届き、磐音の手には花魁の内掛けが残されていた。

第5回 「おそめ危うし」
磐音(山本耕史)は関前藩主・実高(中村梅雀)に会い、「藩の物産事業を妨害する人物が江戸屋敷にいる」と告げる。中居半蔵(鶴見辰吾)と帰る途中、刺客に襲われ、磐音が撃退。長屋に戻ると、おそめ(瓜生美咲)と父・徳三(深沢敦)が誘拐され、旗本の中間部屋で開帳している賭場に閉じ込められていると分かる。笹塚(佐藤B作)にそそのかされ、磐音、武左衛門(宇梶剛士)、柳次郎(川村陽介)が賭場荒らしとなって乗り込む。

第6回 「闇討ち」
笹塚(佐藤B作)が旗本の逸見筑前守(大高洋夫)の屋敷に行った帰りに襲われ、磐音(山本耕史)が駆けつける。逸見の屋敷内で賭博が開かれ、そこでおそめ親子が誘拐された。逸見は高利貸しも行っており、笹塚は探索に出向いたのだ。ひん死の重傷を負った笹塚は、回復すると「逸見をこらしめたい」と磐音に告げる。磐音は逸見と面会して切腹を迫る。逸見は家来たちと暴れ回るが、磐音にたたき伏せられる。
第7回 「親子」
幸吉(田中碧海)が「うなぎ屋になりたい」と鉄五郎(河西健司)に頼み、出前持ちとして雇われる。ところが、幸吉は定九郎(赤塚篤紀)の釣り銭詐欺にあってしまう。定九郎はほかでも釣り銭詐欺を働いて、被害者が自殺する。幸吉は、定九郎を探すために家出する。磐音(山本耕史)たちが探し回り、定九郎に始末される寸前の幸吉を助ける。磐音は、父親の磯次(中本賢)がどれほど心配しているか考えてもみよと、幸吉を一喝する。

第8回 「雷鳴」
金兵衛(小松政夫)がおこん(中越典子)にないしょで見合いを進めていると知り、磐音(山本耕史)は心中穏やかではない。しかし、おこんは見合いを断り、磐音はホッとする。磐音の父の正睦(平泉成)が江戸に出てくることになり、磐音はおこんと2人で正睦を出迎える。関前藩江戸家老の福坂利高(デビット伊東)が、藩の公金を横領している疑いが明白になり、磐音は利高と対決するため、父とともに立ち上がる日が近いと感じる。

第9回 「決断」
正睦(平泉成)と磐音(山本耕史)は、金兵衛(小松政夫)とおこん(中越典子)を屋形船に招く。正睦は「おこんを嫁にもらえないか」と金兵衛にいう。磐音も「おこんに誠心誠意を尽くす」と誓い、金兵衛とおこんは感激する。帰り道、正睦と磐音を江戸家老の福坂利高(デビット伊東)と尾口(嵐広也)が襲うが、磐音が2人を倒す。藩主・福坂実高(中村梅雀)は謀反を企てていた利高一派に厳しい処断を下し、お家騒動の禍根を断つ。

第10回「夫婦」
吉右衛門(渡辺いっけい)の後妻となるお佐紀(北川弘美)が磐音(山本耕史)に、大塚左門(河野安郎)と駆け落ちした姉のお香奈(森ほさち)が、面倒に巻き込まれていると相談する。磐音はお香奈夫婦を訪ね、左門の元同僚の吉村作太郎(市瀬秀和)に脅されているのを知り、勇気を出して吉村と対決するように促す。お香奈夫婦は覚悟を決め、金をせびりに来た吉村一味を相手に必死に戦い、磐音も加勢する。

第11回 「夢はるか」
白鶴花魁(おいらん)となった奈緒(笛木優子)が、出羽の大尽に身請けされることになった。それをねたんだ遊女が、大口屋(花王おさむ)と組んで白鶴の命をねらう。磐音(山本耕史)は吉原の会所に頼まれ、奈緒が無事に江戸を出られるまで守ることを請け負う。そして白鶴の抱え主である彦屋の女将(おかみ)が人質になるが、磐音が救い出す。彦屋が磐音を茶屋の一室に招くと、ふすまの向こうからなつかしい奈緒の声が聞こえる。

第12回<終> 「旅立ち」
磐音(山本耕史)と奈緒(笛木優子)はようやく会う機会に恵まれたが、磐音は部屋に入ってこようとする奈緒を押しとどめる。前田屋に身請けされ自由の身となった奈緒は、前田屋と2人で江戸を去る。一方、おこん(中越典子)はうつ気味になり、磐音は由蔵(近藤正臣)や、武左衛門(宇梶剛士)の助言を受けて、おこんと2人で湯治場に行くことに。金兵衛(小松政夫)をはじめ長屋の人々に見送られ、磐音とおこんは湯治の旅に出る。

キャスト

坂崎磐音(山本耕史)
おこん(中越典子)
金兵衛(小松政夫)
竹村武左衛門(宇梶剛士)
品川柳次郎(川村陽介)
今津屋吉右衛門(渡辺いっけい)
奈緒(笛木優子)
お佐紀(北川弘美)
笹塚孫一(佐藤B作)
竹蔵(山西 惇)
坂崎正睦(平泉 成)
由蔵(近藤正臣)

脚本・主題歌など

【脚本】
尾西兼一
【原作】
佐伯泰英「居眠り磐音 江戸双紙」
【主題歌】
新妻聖子「愛をとめないで~AlwaysLovingYou~」
【音楽】
佐藤直紀
【演出】
清水一彦 (NHKエンタープライズ)ほか
【語り】
松本和也アナウンサー

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